社会保険労務士法人THINK ACT
代表社員/社会保険労務士
志賀 弘幸氏
愛知県出身。
関西大学卒業後、メーカー、大学職員、コンサルティング会社勤務などを経て、独立。社会保険労務士、社会福祉士の資格を生かし、福祉介護業界に特化した人材育成、人事考課制度(キャリアパス制度)、労務管理を顧問先で実践。キャリアパス研修の指導講師として全国各地を飛び回っている。福祉介護現場での課題は共通性が高いのが特徴。多くの事業所での相談実績は10年間で1000件以上。現在、高齢者住宅新聞社にて「待ったなし! 定着率を高める人財育成」を連載中。
【強み】
社会保険労務士、社会福祉士として福祉現場の労働環境整備や福祉経営労務管理の提案と福祉現場に特化したコンサルによって培った豊富な事例
【働き方改革のポイント】
働き方改革は「休み方改革」とも言われます。有給休暇取得の義務化や週休3日制の導入など「ワークライフバランス」を意識した職場環境を形成できるかがポイントになります。利用者の需要と職員の働き方のバランスは大きな経営判断になります。CSか? ESか?働き方改革を如何にうまく活用するかは、今後の人材確保策にもつながると考えています。
【「働き方改革」「特定処遇改善加算」など中小企業がすべき工夫のポイント】
新処遇改善加算【特定処遇改善加算】の算定のポイントに「勤続10年」や「長く働き続けられる職場」という表現があります。これは働き方改革においても重要な課題であり、定年延長や高齢者雇用などこれからの時代の変化に対応した働き方とも関連しています。定着率を如何に高く維持するかは、これから益々深刻化する人手不足時代において「人材確保」の一番の策ともいえるのではないでしょうか。