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<オンライン>『食べることは生きること』セミナー

食支援を通して“ほどほど幸せな暮らし”を取り戻す

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2021年1月20日 開始:19:00 | 終了:21:00 | 開場:19:00
会場 Zoomによるオンライン
東京都【オンライン開催】Zoom[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 ぐるんとびー訪問看護ステーション 茂内梓
定員 30名
主催 株式会社WinWin
受講備考
関連資料

概要

 患者さまや利用者さまが『食べたい』という気持ちを伝えて下さった時、どのくらい寄り添えていますか?
 医療的視点で、欲求や行動を縛り付けることが我々専門職の役割ではありません。「予見されるリスクを最大限引き下げながら、どうにかして食べられる方法を一緒に考える」それが専門職の役割であり、本来の食支援の形であると考えます。
 例えば、在宅における訪問看護や訪問リハビリテーションでのピンポイント介入で、唾液誤嚥レベルの方に間接訓練(食べ物を用いない練習)だけ続けていても、いつまでも『食べる』に辿り着けません。そうしている間に利用者さまの意欲は低下し、本来のパフォーマンスを発揮できなくなる場合が多いです。
 呼吸や筋緊張をコントロールして、その方が一番飲み込みやすい姿勢や頭頸部の角度を探りながら、訪問した時間内に直接お口から食べられる状態までもっていきます。
 本セミナーでは、「ほどほど幸せな食支援」とは何かを考えながら、「摂食嚥下機能」に捉われすぎず、「食事」のもつ「文化・社会」にフォーカスした食支援の実際をご紹介いたします。

プログラム

  1. 【講義】
    ●あなたにとって「ほどほど幸せな暮らし」とは?
    ・「ほどほど幸せな暮らし」を考えたときの「食」の位置付け
    ・「私」が「最期まで口から食べる」にこだわる理由
    ●あなたは、専門家として利用者さまと接する時、何を見ていますか?
    ・人間がもつ側面には「精神」「肉体」「文化」「社会」がある
    ・専門家が専門性を発揮する上で必要なこと
    ●進行性疾患に求められる摂食嚥下領域での対応
    ・「今、この時」を大切に
    ・機能低下にいち早く気づき、アクシデントが起こる前に先まわりする
    ●重度摂食嚥下障害に対するアプローチ
    ・重度摂食嚥下障害の評価・訓練
    ・呼吸を制する者が嚥下を制する
    ・困った時の(新)メンデルソン手技
    ・防御力を高めることが大切
    ・適切な誤嚥ケアの技術を身に付けると攻めた経口摂取支援ができる

受講されることで得られる効果

  • ・専門家が専門性を発揮する前提として必要なこと
    ・進行性疾患に求められる摂食嚥下領域での対応
    ・人工呼吸器装着下や気管切開の患者・利用者など重度摂食嚥下障害に対するアプローチ
    ・「機能」だけに捉われない「食事」のもつ「文化・社会」にフォーカスした食支援の実際

講師

  • 茂内梓

    ぐるんとびー訪問看護ステーション
    茂内梓

    言語聴覚士 精神保健福祉士
    ぐるんとびー訪問看護ステーション 勤務


    【プロフィール】
    2013年 鶴巻温泉病院 回復期リハビリーション病棟
    2017年 湘南なぎさ診療所 リハビリテーション部
    2019年 株式会社オリエンタルメディケア みさきリハケア
    2020年 株式会社ぐるんとびー ぐるんとびー訪問看護ステーション

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