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【オンライン】『看護師によるがん患者への口腔ケア』2回シリーズセミナー 『看護師によるがん患者への口腔ケア』(理論編)

~がん患者は口腔が命!!~

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2021年1月30日 開始:13:00 | 終了:15:00
会場 Zoomによるオンライン
東京都【オンライン開催】Zoom[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 青森県立中央病院歯科口腔外科 伊藤瑠美
定員 30名
主催 株式会社WinWin
受講備考 ※第1回(理論編):¥5,500(税込)
※第2回(実践編):¥5,500(税込)
★両方受講の方、通常¥11,000(税込)⇒特別割引受講料:¥8,800(税込)
関連資料

概要

【内容】
がんは日本人の死因第一位を占める疾患であり、健康にとって最も重要な問題の一つとされています。近年、治療の進歩や新規薬剤の開発により、がんは治癒が見込まれること、あるいは長く共存できる病となってきています。その一方、がん治療は強力かつ徹底的に行われるため、口腔トラブルの頻度や病態、重症度が変化してきており、治療に付随する有害事象や合併症の問題が深刻になってきています。なかでも口腔に生じる諸問題は時に永久的なものになる可能性があるが、必ずしも不可避なものではなく、より積極的なケアアプローチにより、症状の重篤度を軽減または最小限に抑えることが可能とされています。
 がん治療の支持療法として、治療開始前よりセルフケアの確立および習慣化を目標とした予防的口腔ケアを行うことは、がん治療の円滑な遂行や術後合併症のリスク軽減、患者のQOL維持・向上に対し、重要な位置を占めています。また口腔状況以外にも嘔気や倦怠感、骨髄抑制などにより口腔ケアが困難な時期もありますが、そのような状態であっても良好な口腔衛生の遵守はがん治療時のベースラインとして行うべき対応策であることから、ケアと治療計画の中心にある患者に積極的なケアアプローチを行うことで、口腔粘膜炎の重症化抑制や病悩期間の短縮につながることが期待されています。そのため一方的な指導やケアだけではなく患者が自らの生活態度や口腔状態を理解し、実行するといった意識変化や行動変容が必要不可欠とされています。
 がん治療には、さまざまな職種の方が携わります。なかでも看護師は患者に携わる時間が最も多いとされています。その日の全身状態チェックに加え、お口の状況、「食べられていますか?お話できますか?眠れていますか?」といった日常生活についても患者さんに聞いてみてほしいです。
 そこで本セミナーでは、看護師の視点からの口腔ケアの重要性や実際の口腔ケア手順について、実際の症例を交えて理論編と実践編の2回コースで開催いたします。
 
 「口腔トラブルでがん治療が中止または休止とならないように!!」
 口腔ケアの出番です。

プログラム

  1. 【講義/実技】
    ●口腔トラブル発症時の観察部位や口腔ケア方法(看護師の視点から)
    ●短時間で行える口腔ケアの「コツ!」
    ●がん患者の口腔を守るために!
    ●「食べること」「話すこと」は生きる喜び
    ●質疑応答

講師

  • 伊藤瑠美

    青森県立中央病院歯科口腔外科
    伊藤瑠美

    青森県出身
    青森歯科衛生士専門学校(現青森歯科医療専門学校)卒業
    青森歯科衛生士専門学校専任教員を経て
    2003年~ 青森県立中央病院歯科口腔外科勤務
    がん患者や顎骨壊死に対する口腔ケアを専門とする一方、呼吸サポートチーム、緩和ケアチーム、誤嚥性肺炎患者、糖尿病患者への口腔ケアなど、幅広い患者さんを対象に活動しています。
    2019年3月 青森県立保健大学大学院健康科学研究科修士課程修了(健康科学修士)
    2019年4月 青森県立保健大学大学院健康科学研究科博士課程在学中
     【資格】
     日本歯科衛生学会 医科歯科連携・口腔機能管理認定歯科衛生士
     日本口腔ケア学会 4級認定
     青森県糖尿病療養指導士

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