非営利一般社団法人あっとほーむいなしき
代表理事/作業療法士
浅野 有子
熊本県出身。1982年に新潟県犀潟リハビリテーション学院作業療法学科卒業。埼玉県にて4ヶ所の身障病院にて作業療法部門を開設。1993年に医療法人青洲会神立病院にて勤務。作業療法部門を開設。リハセンター・老健『さくら』、デイケアセンター・訪問リハ部門などを開設。2000年より介護老人保健施設「涼風苑」にて勤務し、現在に至る。さまざまな学会や各種セミナーなどで現場実践を発表している。
【認知症の方へのリハビリの実践で苦労するポイントを教えてください】
認知症の症状と対象者の個性や性格をより良くアセスメントしていくこと。また認知機能改善のため効果的と思われるプログラムにご本人が主体的に楽しんで取り組んでいただくこと。
【リハビリプログラムで工夫していることを教えてください】
認知遂行機能の状況を正しく評価し、本人にとって成功体験を積み重ねられるレベルから興味に応じた課題を適切に処方し成果を確認すること。
【今回の研修で一番の参加しどころ】
作業療法士等のリハビリ専門職の方には、専門性の確認と向上を一緒に取り組めたらと思います。ケアワーカー等チームリハビリの中で取り入れられる課題も提示いたします。
【メッセージ】
現場では様々な困難や課題がありますけれど、課題を整理し行動目標を定め、ヒントを得ることでステップアップできます。そんなきっかけになるように努めます。