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コロナ禍における退院支援

~今こそ、地域連携力を発揮して、地域包括ケアを推進しよう!~

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2021年6月19日 開始:13:00 | 終了:17:00 | 開場:12:50
会場 会場受講はございません
東京都港区西新橋2-6-2ザイマックス西新橋ビル4階[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

■ライブ配信
■アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
講師 在宅ケア移行支援研究所 宇都宮 宏子氏
定員 20名
主催 (株)新社会システム総合研究所
受講備考 ■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLをお送り致しますので、
   開催日時にZoomにご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3~5営業日後にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。
関連資料

概要

コロナ禍での入退院支援連携、皆さんの病院・地域では何が起きていますか?
1年経過する中で、どんな取り組みができましたか?
これまで、診療報酬の後押しもあり、多くの医療機関が、退院支援のための部署を設置。入院決定から、退院後支援までの一連のプロセスで、病院側に求められる移行支援マネジメントが明確に提示され、全国で一気に広がっていきました。在宅医療提供が求められる場面の4つ(退院支援・日常療養・急変時・看取り)の中で、全国的に課題が多かったのが、「退院支援」です。病院はブラックボックス、入院したら、経過が見えないまま、退院してくる。再入院が繰り返される高齢者に、在宅の限界を感じ、施設さがしになってしまう病院支援者もいました。
2018年の同時改定以降、ケアマネジャー・地域包括等在宅支援チームと、病院支援者が集まり、現状を共有、課題解決のために、「在宅医療介護連携事業」の柱として取り組み「入退院支援ルール」が作られて、「地域みんなで取組もう」という流れも推進しました。
そして、コロナ禍で大きく環境が変わった今、何が見えてきましたか?
多くの病院では、感染対策で面会禁止となりました。家族に会いたいという気持ちが、在宅療養希望者の増加につながりました。しかし、面会制限があることで、充分な療養指導ができないまま、退院になる。リハビリ室では、できている立ち上がりや移乗介助の指導さえもできない。家族は、入院してから面会できないまま、退院当日に再会した患者は、入院前より大きくADL低下が起きていて、退院してから、在宅支援者による在宅療養コーディネートがこれまで以上に求められました。 面会制限の中、対面でのカンファレンスができないと、病院の支援者は、いつも以上に在宅療養のイメージできずに苦悩を抱えていたのではないでしょうか。それでも、家族に会えない患者の悲しみに寄り添い、電話で、ケアマネや訪問看護師に相談しながら、”帰りたい”を叶えようと、踏ん張っている病院看護師やMSWの姿もありました。「これまで取組んできた地域連携の成果が、こんな時こそ、発揮できている。『みんなで乗り越えよう』と、頑張っています。」と、急性期病院退院支援看護師が語ってくれました。
地域の拠点になっている訪問看護や、在宅医療介護連携コーディネーター(在宅療養相談員)が、これまで以上に、移行支援に入り込んで、「退院直後 特別訪問看護指示書」を上手に活用して、看護・リハビリが手厚く提供されることで、生活の場へ戻れる実践も増えています。
2部構成の企画は初めてですが、事前の質問、そして当日オンラインで質問も受けながら、Ⅱ部の意見交換で一緒に考えていきたいと思います。
(宇都宮講師からのメッセージ)

こんな方におすすめ

  • 医療機関の方
  • 介護施設の方

プログラム

  1. 講演 地域みんなで取り組む在宅移行支援
          ~地域でつなぐ、そして紡ぐ~
    【13:00~15:30】休憩10分、Q&A20分
  2. パネルディスカッション 今こそ求められる地域連携力
    【15:40~17:00】
    コロナ禍で退院支援はどう変わった?病院側の取り組みは?
    地域支援者としての取り組みなど、お二人から話題提供・意見交換
    パネリスト:一般社団法人玉名郡市医師会 事務局長 在宅医療連携コーディネーター・社会福祉士 永杉 憲弘 氏
          暮らしの保健室たま 訪問看護・リハビリ宮沢の太陽 責任者・看護師 間渕 由紀子 氏
    各10分のショートプレゼン&ディスカッション

講師

  • 宇都宮 宏子氏

    在宅ケア移行支援研究所
    宇都宮宏子オフィス
    代表
    宇都宮 宏子氏

    1959年福井出身。1980年京都大学医療技術短期大学部 看護学科卒業。
    医療機関で看護師として勤務、高松の病院で訪問看護経験し在宅ケアの世界に入る。
    1992年 京都の訪問看護ステーションで勤務、介護保険制度創設時、ケアマネジャー・在宅サービスの管理・指導の立場で働きながら、病院から在宅に向けた専門的な介入の必要性を感じ、2002年 京大病院で「退院調整看護師」として活動。
    2012年4月より、『在宅ケア移行支援研究所』起業独立。
    医療機関の在宅移行支援、地域の医療介護連携、在宅医療関連研修・コンサルテーション活動。
    【その他の公的活動】
    ●京都大学医学部人間健康科学学科非常勤講師
    ●聖路加国際大学臨床教授
    ●京都府看護協会(在宅ケア推進委員、在宅移行推進事業委員、退院支援・看取り支援人材研修委員等)
    ●東京都看護協会(入退院時連携強化研修実行委員長)
    ●奈良県面倒見のいい病院評価指標作成委員
    ●奈良県立医大在宅看護特別教育プログラム委員
    ●聖路加国際大学教育センター「退院調整看護師養成プログラムと活動支援」企画メンバー
    ●京都ACP看護研究会共同代表
    ●日本ホスピス・在宅ケア研究会理事

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