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臨床の中で姿勢評価をする機会は多いと思います。 その中でこのような悩みは持っていたりしませんか? ・食事の際によく誤嚥して熱発してしまいリハビリがうまく進まない ・高齢者の円背姿勢が強くてどうすればいいかわからない ・ベッドサイドでのリハビリがマンネリ化している あなたがこのような悩みを持っているのであれば、 このセミナーで解決することができるかもしれませんよ セラピストが嚥下する時の姿勢が評価できれば誤嚥を防げる 高齢の嚥下障害患者や誤嚥性肺炎患者に対する理学療法士の役割としては、 排痰及びそのための呼吸ケアやポジショニング、 咳嗽力や嚥下機能向上のための呼吸筋強化や舌骨上強化など多岐にわたります。 またそれだけではなく、これらの患者は低栄養に起因する低ADL、 廃用症候群なども合併しており離床が困難であるケースも少なくありません。 そのため、離床からADL動作獲得のための基本動作訓練や、 その前段階としての運動療法(体幹機能や下肢機能に対するアプローチ)も必要です。 しかし、嚥下障害や誤嚥性肺炎の高齢患者においては円背(脊柱の後彎)を呈している患者も少なくなく、 離床を進めるのがより困難であるケースを臨床上よく経験します。 だからこそ、言語聴覚士だけでなく理学療法士や作業療法士が嚥下機能の評価をできるようにしていかなければいけません。 誤嚥予防のために円背姿勢の患者様は積極的に嚥下機能を評価しよう 特に円背と呼吸機能に関する報告は国内外でも多数あり、 呼吸・嚥下機能のためにも円背の軽減や予防は重要であるにも関わらず、 国内の高齢患者の理学療法・作業療法における円背に対する具体的アプローチはガイドラインにも記載がありません。 今回のセミナーでは、前回の『セラピストのための呼吸・嚥下の理解と誤嚥性肺炎の予防』に関する知識を踏まえた上で、 臨床上セラピストが具体的にできるアプローチの実践について実技を交えて紹介します。 特に姿勢の評価の振り返りの際には、骨盤や脊柱アライメントの確認、胸郭や肩甲骨の配置なども復習し、 一般的な理学療法の臨床においても応用できるための基礎も学習していただきます。 次に姿勢と呼吸機能の関係性にも触れながら具体的な肋骨・胸郭可動性の重要性と改善のための運動療法を リハビリテーションピラティスのエクササイズを応用しながら紹介します。 ベッドサイドのリハビリにピラティスの知識を導入してみよう 「ピラティス」とは1920年代にドイツ人従軍看護師のジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティス氏が、 負傷した兵士のリハビリトレーニングのために、激しい運動が難しい人でも、筋力を強化できるエクササイズを提案したことがピラティスの始まりとされており、 起源はリハビリテーションの運動療法の一つであると言えます。 リハビリテーションピラティスのアイデアがあればベッドサイドにいる低ADLの高齢者にも適応できるものもあり、 高齢の嚥下障害患者や誤嚥性肺炎の患者にも適応できる呼吸・嚥下機能のためのエクササイズを紹介します。 また、これらのエクササイズをより安全かつ効率的にできるようにするための補完方法としての関節モビライゼーションや 筋膜リリースのテクニック等の手技も可能な限り紹介します。 これらのプログラムの内容は、嚥下機能や呼吸機能低下、円背に対する高齢者のためのエクササイズにとどまらず、 より若年層、中年層やその他の脳血管障害や運動器障害の理学療法にも応用できるようなものも含まれます。 そしてよりよい呼吸・嚥下機能のためにも姿勢は重要であり、 そのためにも下肢のバランスやアライメント、筋力も向上しながら安全かつ効率的に運動療法が実践できるセラピストになって欲しいと願ってこのプログラムを作成しました。 ぜひ興味がありましたらご参加をお待ちしております。 プログラム ●理想的な姿勢についての確認 ●姿勢の評価について ・骨盤のチェック方法 ・背骨のチェック方法 ・胸郭の捻じれ ・肩甲骨の位置の確認 ●姿勢と呼吸機能の関係について ●徒手的肋骨・胸郭可動性改善アプローチ ●肋骨・胸郭可動性改善のための運動療法 ・胸郭周囲の動的筋膜アプローチ ・呼吸筋ストレッチ ・リハビリテーションピラティス(胸郭・肋骨・胸椎へのアプローチ) ●機能的な姿勢改善のために必要な下肢の重心感覚獲得のための可動域と骨アライメント ●機能的な起立・歩行のために必要な筋膜リリース ●姿勢改善のために必要な体幹への運動療法(リハビリテーションピラティスの応用) ●脊柱へのアプローチ(棘突起調整)
リハティスプラス 乾 亮介 先生
リハティスプラス 代表 / 理学療法士
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