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セラピストのための運動器画像の診かた|下肢の読影とリハへの応用

 

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2021年11月17日 開始:20:00 | 終了:21:30 | 開場:20:00
会場 オンラインセミナーのためご自宅で受講できます。
兵庫県伊丹市南町※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 白金整形外科病院 / 理学療法士 瀧田 勇二 先生
定員 40名
主催 エポック
受講備考
関連資料

概要

あなたは整形疾患のレントゲンやMRなどの画像を見る癖をつけていますか?

新規患者様を担当する時に医師から説明された時に何となく相槌を打っていませんか?



・医師が診断してくれるものだから

・画像を診なくても医師に聞けばいいと思っている

・自分が詳しく読影できなくても問題にはならないと思っている



もしそう思っているのであれば、考え方を考えなければいけません。

理学療法士が画像を診れるようになることによるメリットをお教えしましょう。

もしも必要だと感じているなら本セミナーを受講することオススメします。


画像評価は病態理解をするために必要なツールです。

我々、セラピストは医師の処方と指示がある上でリハビリを患者様に提供しています。



医師は様々な検査を行いますが、大抵の場合は最初にレントゲンやMRIによって

どこに病巣があり、どういう状態なのかを判断することになります。



その情報は我々が考えている以上に多岐に渡り、

本来であれば医師と情報を共有することで適切なリハビリを提供することができるのですが、

実際の現場では日々の業務に追われて、医師とセラピストが十分な情報共有をする機会が失われています。



そんな時にセラピストが自分でレントゲンやMRIを評価することができ、

実際に病巣がどのような状態なのかを詳細に理解することができれば

より質の高いリハビリを提供することができるはずです。

しかしながら、セラピストはレントゲン所見を読影する機会はなかなかなく、

病院や訪問分野であっても、レントゲン所見の見かたを教えていただける機会は少ないはずです。


なぜリハスタッフが画像評価をできなければいけないのか?

例えば骨皮質の連続性が絶たれているレントゲンを読影した場合、

医師による診断の視点ではそれを“骨折”と解釈しますが、

理学療法士による運動機能評価の視点では別の解釈が必要です。



例えば股関節疾患で股関節の屈曲や回旋時に痛みを訴える患者様はいませんか?

股関節のレントゲン正面像ではピストルグリップ変形やcross over sign、posterior wall signといった形態異常について観察し

関節唇損傷を生じさせないように運動療法を展開しなければいけませんが

画像評価を医師に任せきりにしていませんか?



きちんと自分で確認し、どのような動きで痛みを生じるのかを予測してリハビリを展開しなければ

患者指導もきちんとできません。



他の下肢疾患でもACL損傷では荷重時痛を想定するために骨挫傷の有無について観察しなければいけませんし、

足部アーチの低下では後脛骨筋腱も大切ですが底側踵舟靭帯の緩みを観察しなければいけないという原則があります。



これらの治療上必要な知識を本セミナーでは学びます。

講師は画像読影のスペシャリスト

本セミナーで講師を務めていただくのは理学療法士でありながら、画像読影の書籍を手がけられている瀧田勇二先生です。



先生は卒後すぐに整形外科病院で働き、痛みの改善のために様々な勉強をしてきた結果、

画像読影の重要さに気付き、それ以降は画像から患者様をどのように動かすべきか(または動かさないべきか)を理解できるようになり

リハビリの成果も上がったという経験をお持ちのリハビリでも有数のセラピストとして有名です。



このような機会は滅多にありませんので、

少しでも気になった方はいますぐお申し込みください。

プログラム

  1. 骨盤骨折:受傷時レントゲンから仙腸関節障害を読む

    変形性股関節症:重要な6本の線を読む

    人工股関節全置換術:THA術後脱臼リスクを読む

    変形性膝関節症:リハ方針決定のために重症度を読む

    人工膝関節全置換術:TKA術後深屈曲獲得の可能性を読む

    前十字靭帯断裂:合併する骨挫傷を読む

    足関節外傷:レントゲンに写らない軟部組織の損傷を読む

    前距腓靭帯断裂:anterolateral gutterを読む

    足部アーチの低下:後脛骨筋腱の変性と底側踵舟靭帯の弛緩を読む

    他(膝蓋腱炎、コンパートメント症候群、アキレス腱周囲炎、等)

講師

  • 白金整形外科病院 / 理学療法士
    瀧田 勇二 先生

    理学療法士

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