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認知症の人間学的分類と対応法

生活リハビリ講座2021ダイジェスト【全3回】第2回目

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2022年2月9日 開始:10:30 | 終了:15:30 | 開場:09:45
会場 埼玉建産連研修センター
埼玉県さいたま市南区鹿手袋4-1-7[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 理学療法士/生活とリハビリ研究所代表 三好春樹
定員 40名
主催 株式会社円窓社 なるほどケア塾
受講備考 全3回:15,000円(考える杖会員:5,000円/全3回13,500円)
関連資料

概要

◎医学の限界、倫理主義の息苦しさ、技術主義の皮相さを超える、人間学を根拠とした新しい認知症介護論。
◎この現場は特別なことをしていないのに、なんで老人が落ち着いているのか? いや、特別なことをしていないから落ち着いているんです。
◎ふつうのこと、つまり、生活的なことをちゃんとやるからこそ認知症介護です。
◎全3回をとおして充実した内容の研修会です。認知症ケアをイチからしっかり勉強したい方、ぜひご参加ください。

プログラム

  1. 第2回:認知症の人間学的分類と対応法

    ■ 新しい認知症の3分類
     脳で診断する医療の分類法に対して、「老化に伴う人間的変化」の仕方で認知症を3つに分類します。それぞれに対して、どうか関わるべきか、また関わるべきではないかを提案します。
    ■ 新しい3分類の人間学的根拠
     「死の受容過程論」を説いたキューブラー・ロス、さらにそれを「生の受容過程」へと普遍化した吉本隆明を引用し、3分類の人間学的な根拠を示します。
    ■ 分類別ケース紹介と演習
     特養ホームと在宅で出会ってきた認知症老人の事例から、3分類のタイプ別の判定と、介護方針をグループで演習します。
    【ケース1】「ロシアに行く」と言い張って出ていくNさんへの対応
     「ロシア」とは何か、その内的世界に踏み込みます。
    【ケース2】世界を拒否し、独語をつぶやくIさんへの対応
    【ケース3】デイサービスのスタッフに杖を振り上げるSさんへの対応
    ※各ケースへの対応を通して、より豊かな介護法を手に入れます。

受講されることで得られる効果

  • 本講座では、「認知症ケア専門士」の方が資格更新に必要な単位が1日受講で3単位、全3回受講で9単位取得できます。
    (後援:一般社団法人 認知症ケア学会)

講師

  • 理学療法士/生活とリハビリ研究所代表
    三好春樹

    1950年、広島県生まれ。特別養護老人ホームに生活指導員として勤務後、31歳で理学療法士の資格を取得、老人介護の現場に従事する。35歳で独立し「生活とリハビリ研究所」を設立。現在は、年間200回の講演活動を行っている。介護福祉の世界に新しい潮流を切り開いた第一人者。著書に『認知症介護』『関係障害論』『ウンコ・シッコの介護学』(「生活リハビリ講座2021」テキスト)、『野生の介護』他、多数がある。これらの著書は、なるほどケア塾から購入できる。

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