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がんのエクソソーム~基礎からリキッドバイオプシー等への応用まで~

【情報機構】

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開催日 2021年11月26日 開始:13:30 | 終了:17:00 | 開場:13:00
会場 会場での講義は行いません(オンラインセミナー)
東京都品川区大崎[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 国立がん研究センター研究所 服部奈緒子
国立がん研究センター研究所 山本雄介
定員 30名
主催 株式会社 情報機構
受講備考  【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

  【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
詳しくはHPをご覧ください
https://www.johokiko.co.jp/seminar_medical/AB2111B2.php
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
関連資料

概要

本セミナーでは、がんの成り立ちについてゲノム・エピゲノム異常を中心に、分子メカニズムも踏まえて説明いたします。次に、それらの異常を利用した革新的な技術であるリキッドバイオプシーに関する基本的情報から臨床応用についても解説いたします。さらに、近年、注目されている細胞外小胞のエクソソームについても、リキッドバイオプシーとしての診断応用も含めて、種類・解析方法・今後の展開について詳細にお話しいたします。
がんにおけるエクソソームに関して基礎から分かりやすく解説致しますので、初心者の方でも安心してご参加頂けます。また、がんゲノム医療の最新事情を知りたい実務者の方にもおすすめの講座です。

プログラム

  1. がんゲノム解析
     ・ゲノムと疾患との関連
     ・がん医療におけるゲノム異常の種類と特徴
      a)生殖細胞変異と体細胞変異 ?遺伝性腫瘍との関係?
      b)点突然変異
      c)遺伝子増幅
      d)染色体の構造異常(転座と欠失)
     ・ゲノム異常の分子機構
      a)誘発要因
      b)正常な組織でのゲノム異常
     ・エピゲノム異常
     ・次世代シークエンスの種類
      a)全ゲノムシークエンス
      b)エキソームシークエンス
      c)ターゲットシークエンス

    2. リキッドバイオプシー
     ・基礎情報
      a)体液サンプルの種類
      b)解析対象の種類
      c)解析技術
     ・がんゲノム医療におけるリキッドバイオプシーの役割
     ・具体的な事例
      a)がんの存在診断
      b)薬剤奏効性
      c)薬剤耐性の診断
     ・課題
     ・今後の展望

    3. エクソソームの基礎
     ・エクソソームの歴史
     ・エクソソームの由来と種類
     ・エクソソームの抽出方法
     ・エクソソームの解析方法
     ・エクソソームの内包物について
      a) microRNA
      b) mRNA
      c) DNA
      d) タンパク質
     ・エクソソームと疾患
      a) がん
      b) その他(神経疾患等)

    4. エクソソームのリキッドバイオプシーへの応用
     ・具体的な事例
      a) がんの診断
      b) その他の疾患の診断
      c) 創薬対象としてのエクソソーム
      d) DDSへの応用
     ・今後の展望、期待されること

    質疑応答

受講されることで得られる効果

  • 受講後、習得できること
    ・がんにおけるゲノム医療全般
    ・リキッドバイオプシーの基本的情報
    ・がん医療におけるリキッドバイオプシー
    ・エクソソームの基礎
    ・エクソソームの応用

講師

  • 国立がん研究センター研究所
    エピゲノム解析分野
    研究員 農学博士
    服部奈緒子

    ■経歴
    学歴
    2000年 3月 東北大学農学部 卒業
    2002年 3月 東京大学大学院農学生命科学研究科修士課程 修了
    2005年 3月 東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程 修了 博士号(農学)取得

    職歴
    2004年 4月 日本学術振興会 特別研究員(DC2)
    2005年 4月 日本学術振興会 特別研究員(PD)
    2006年 4月 東京大学大学院農学生命科学研究科 特任助教
    2008年 4月 国立がんセンター研究所 発がん研究部 リサーチレジデント
    2011年 4月 国立がん研究センター研究所 エピゲノム解析分野(名称変更) 研究員

    現在に至る

    ■専門および得意な分野・研究
    専門:分子生物学・エピジェネティクス
    得意な分野・研究:
    マウス初期胚およびES細胞のエピジェネティクス
    がんエピジェネティクス

    ■本テーマ関連学協会での活動
    所属学会:日本癌学会、日本分子生物学会、日本エピジェネティクス研究会

  • 国立がん研究センター研究所
    細胞情報学分野 
    主任研究員 理学博士
    山本雄介

    2004年 3月 早稲田大学 教育学部理学科生物学専修  卒業
    2006年 3月 早稲田大学大学院理工学研究科生命理工学専攻修士課程 修了
    2008年 3月 早稲田大学大学院理工学研究科生命理工学専攻博士課程 修 
    博士号(理学)取得

    2006年 4月 日本学術振興会 特別研究員(DC1)
    2008年 4月 日本学術振興会 特別研究員(PD)
    2008年 10月 シンガポール ゲノム研究所 ポストドクトラルフェロー
    2012年 12月 米国 ジャクソン研究所 リサーチサイエンティスト
    2015年 7月 国立がん研究センター研究所 分子細胞治療研究分野 主任研究員
    2019年 4月 国立がん研究センター研究所 細胞情報学分野 主任研究員
    現在に至る

    ■専門および得意な分野・研究
    専門:分子生物学・腫瘍生物学
    得意な分野・研究:
    エクソソーム
    リキッドバイオプシー
    幹細胞
    単一細胞解析

    ■本テーマ関連学協会での活動
    所属学会:日本癌学会、日本分子生物学会、日本生化学会 一般会員

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