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【第2回】訪問歯科アカデミア ~秋期講習会~

訪問歯科で知るべきフィジカルアセスメント・血液検査値

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2021年11月4日 開始:19:30 | 終了:21:30
会場 Zoomオンライン開催
東京都【オンライン開催】Zoom[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

【開催方法】
「Zoom」を使ったオンラインでの開催となります。

インターネットに繋がっているパソコン、スマホ、タブレットがあれば (カメラ、マイク付属)なら どこからでも受講できます。
ただし、資料などが見にくくなるので、パソコンでの参加を推奨致します。
講師 医療法人社団高栄会 みさと中央クリニック 髙橋公一
定員 30名
主催 株式会社WinWin
受講備考

関連資料

概要

日本は現在、超高齢社会の荒波の真っただ中であり、今後20年かけて高齢化がさらに進むことが予想されます。そのような状況の中で、近年、口腔細菌除去による誤嚥性肺炎の予防効果の認知や、摂食嚥下障害患者における耳鼻科歯科連携の提言等がされ、各分野より高齢者歯科医療への多大な期待が寄せられるようになりました。
しかしながら、訪問歯科診療の現場では、いまだ口腔内が放置された状態、いわゆる「歯科難民」の方をまだ多く見かけます。在宅医療における、外来・入院から在宅へのシームレスな医療提供システムが確立されてないことや、患者サイドの「口腔内に問題がある時だけ歯科を受診する」という一種ドグマ的な概念をもっているという問題もあると思います。訪問歯科診療を進めるということは、今までの外来診療にない医療・介護・生活モデルというステージに立つことになります。しかし、歯科医療者が今までにない広大なステージに上がること自体や、そしてステージに上がったとしても立ち続けることが難しくなり、結果歯科難民が増えることにより社会からの期待に沿えられない状況になることが危惧されます。
その問題を解決するため、今回、訪問歯科診療で最も重要と思われる、義歯、全身疾患や多剤服用者の歯科対応、口腔粘膜疾患、口腔健康管理、認知症の対応、脳機能・摂食嚥下機能と食形態、栄養を見据えたフィジカルアセスメントとリハビリテーションについてピックアップし本学を開校します。これらを、訪問歯科診療初心者でも体系的に理解し、またそれぞれの講師の高齢者医療についてのマインドに触れながら、患者・患者にかかわるすべての方に、社会から求められる訪問歯科診療を、自信をもって提供できるようになる情報提供の機会としたいと考えています。さらに、今後、オンライン等での教授陣によるサポート体制も構築していければ、それぞれの訪問診療の現場でより良い歯科医療を提供できるのではないかと思っています。
いよいよ訪問歯科アカデミア開校です。全国の多くの志ある歯科医師の参加を願っています。

こんな方におすすめ

  • 施設・在宅 
    医療・看護・介護・ケアスタッフ
    食支援に興味あるすべての方
    訪問歯科にご興味ある方のすべて

内容

口腔内という狭い空間の治療に当たっている歯科の先生方は、時として、「毎日のように手術をしている」と例えられることがあります。
つまり皆さんはとても気を配った治療を日々続けておられます。
その患者さんの基礎疾患は何なのか事前に理解できていれば、その手術をどれだけ安全に行えるのか、と考える先生方は少なくないと思います。
今回は患者さんの採血データをもとに、事前にその方に起こり得る合併症や副作用等について検討する目的で勉強会を開催します。
患者さんの採血データを活かし、より安全に、より負担なく治療するために、どんな理解や工夫が必要なのでしょうか。
例えば健康診断における採血項目であっても、その方の全身状態を理解する一端を担うことが十分にできるのです。
本講義では、難しいイメージのある採血データの解析方法について、大きく「貧血」、「肝機能障害」、「腎不全」、と日常診療でよく出会う三疾患を中心にお話させていただきます。

講師

  • 髙橋公一

    医療法人社団高栄会 みさと中央クリニック
    髙橋公一

    医師

    医療法人社団 高栄会
    みさと中央クリニック 理事長 院長

    内科(消化器、循環器)、外科、肛門外科、小児科医理事長 院長
    在宅医療(新生児から高齢者まで)、栄養管理

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