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【第3回】訪問歯科アカデミア 訪問歯科プロフェッショナルとしての認知症の方への対応

訪問歯科プロフェッショナルとしての認知症の方への対応

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2021年12月2日 開始:19:30 | 終了:21:30
会場 Zoomオンライン開催
東京都【オンライン開催】Zoom[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

【開催方法】
「Zoom」を使ったオンラインでの開催となります。

インターネットに繋がっているパソコン、スマホ、タブレットがあれば (カメラ、マイク付属)なら どこからでも受講できます。
ただし、資料などが見にくくなるので、パソコンでの参加を推奨致します。
講師 やましろ歯科口腔外科 山城崇裕
定員 30名
主催 株式会社WinWin
受講備考
関連資料

概要

日本は現在、超高齢社会の荒波の真っただ中であり、今後20年かけて高齢化がさらに進むことが予想されます。そのような状況の中で、近年、口腔細菌除去による誤嚥性肺炎の予防効果の認知や、摂食嚥下障害患者における耳鼻科歯科連携の提言等がされ、各分野より高齢者歯科医療への多大な期待が寄せられるようになりました。
しかしながら、訪問歯科診療の現場では、いまだ口腔内が放置された状態、いわゆる「歯科難民」の方をまだ多く見かけます。在宅医療における、外来・入院から在宅へのシームレスな医療提供システムが確立されてないことや、患者サイドの「口腔内に問題がある時だけ歯科を受診する」という一種ドグマ的な概念をもっているという問題もあると思います。訪問歯科診療を進めるということは、今までの外来診療にない医療・介護・生活モデルというステージに立つことになります。しかし、歯科医療者が今までにない広大なステージに上がること自体や、そしてステージに上がったとしても立ち続けることが難しくなり、結果歯科難民が増えることにより社会からの期待に沿えられない状況になることが危惧されます。
その問題を解決するため、今回、訪問歯科診療で最も重要と思われる、義歯、全身疾患や多剤服用者の歯科対応、口腔粘膜疾患、口腔健康管理、認知症の対応、脳機能・摂食嚥下機能と食形態、栄養を見据えたフィジカルアセスメントとリハビリテーションについてピックアップし本学を開校します。これらを、訪問歯科診療初心者でも体系的に理解し、またそれぞれの講師の高齢者医療についてのマインドに触れながら、患者・患者にかかわるすべての方に、社会から求められる訪問歯科診療を、自信をもって提供できるようになる情報提供の機会としたいと考えています。さらに、今後、オンライン等での教授陣によるサポート体制も構築していければ、それぞれの訪問診療の現場でより良い歯科医療を提供できるのではないかと思っています。
いよいよ訪問歯科アカデミア開校です。全国の多くの志ある歯科医師の参加を願っています。

こんな方におすすめ

  • 施設・在宅 
    医療・看護・介護・ケアスタッフ
    食支援に興味あるすべての方
    訪問歯科にご興味ある方のすべて

内容

訪問歯科診療における高齢者と、診療所に足を運ぶことができる高齢者とでは口腔内の細菌の分布や環境が大きく異なると考えられる。また、口腔粘膜に現れる症状も両者間では大きく乖離がみられる印象である。口腔粘膜疾患は臨床所見だけで診断が難しい疾患が数多く存在し、潜在的悪性疾患(旧前癌病変)との鑑別と、二次医療機関への速やかな誘導が予後を大きく左右することがある。今回は口腔粘膜疾患について、粘膜下で何が起こっているのかをイラストを用いて解説し、高齢者に特有の口腔粘膜疾患について理解を深めていただきたいと考えている。そして、訪問歯科診療においては、キーパーソンとの連絡や、2次医療機関への通院にハードルがあるため、これらの問題を解決していきたいと考えている。

講師

  • 山城崇裕

    やましろ歯科口腔外科
    山城崇裕

    やましろ歯科口腔外科 院長

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