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歩行動作獲得に必要な肩甲帯・上肢・手指の治療アプローチ#1260

 

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2022年1月14日 開始:20:00 | 終了:21:30 | 開場:20:00
会場 オンラインセミナーのためご自宅で受講できます。
兵庫県伊丹市南町※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 大阪人間科学大学 理学療法科 教授 / 理学療法士 弓岡 光徳 先生
定員 40名
主催 エポック
受講備考
関連資料

概要

歩行動作における蹴りだし練習や、立脚相の安定化については比較的アプローチすることは多いと思いますが

その時の上肢の動きについてはきちんと理解できていますか?



・歩行動作の中にどのような影響があるのか知りたい

・麻痺側上肢の機能的動作の獲得が、歩行中の上肢の連合反応を減少させる。

・肩甲帯の安定性が歩行を安定させる



これらの内容について基本から勉強したいと考えているあなたにはオススメのセミナーです



片麻痺歩行の上肢の動きはバランス能力獲得に重要です


私は、歩行中の麻痺側上肢の連合反応を軽減させ、自然な手の振りを獲得するためには、

歩行中の麻痺側上肢の連合反応を軽減させる操作だけではなく、

背臥位・座位・立位などにおける麻痺側上肢の機能的な動作を獲得する必要があると考えています。



そのため本セミナーでは、麻痺側上肢の機能的な動作の獲得に焦点を当てて行きます。

カパンディによれば、(肩関節)屈曲と外転の「ヒポクラテス」検査があるといわれています。



私は、この上肢の「ヒポクラテス」検査の肩関節の3つの肢位を獲得することが、

麻痺上肢の機能的動作獲得のために必要であると考えています。



また、ブルンストローム臨床運動学によれば、

上肢の機能的な動作は、主に肩甲骨・肩関節の動きを必要とする動作、

主に肘関節の動きを必要とする動作、主に手関節の動きを必要とする動作の3つに分類されます。



これらを理解した上で、以下の講義内容の1)から5)までの基本的事項を確認して、

6)肩甲帯・上肢・手指の治療アプローチについて動画を使って説明します。

プログラム

  1. プログラム
    1)座位・立位姿勢について

    2)肩甲骨・体幹・骨盤のフォースカップルについて

    3)麻痺側上肢の機能的な動作獲得のための3つの肢位について

    ((肩関節)屈曲と外転の「ヒポクラテス」検査)

    4)肩関節、肘関節、手関節、手指の機能的役割

    5)肩甲骨の安定性の獲得

    (1)CHOR(Contactual Hand Orientating Response)

     (2)立位でのCHOR

     (3)肩甲帯コントロールの促通(Scapula setting)

    6)肩甲帯・上肢・手指の治療アプローチ

    (1)背臥位での治療アプローチ

     (2)側臥位での治療アプローチ

    (3)端坐位での治療アプローチ

講師

  • 大阪人間科学大学 理学療法科 教授 / 理学療法士
    弓岡 光徳 先生

    ◯出身大学

    吉備国際大学大学院 社会福祉学研究科
    九州工業大学 工学部

    ◯所属学会

    日本理学療法士協会、日本リハビリテーション連携科学学会

    ◯著書・論文

    著書
    「基本動作の評価と治療アプローチ」共著、メジカルビュー社、平成27年3月
    「臨床歩行分析ワークブック」共著、メジカルビュー社、平成25年4月
    「運動療法学 改訂第2版」共著、金原出版、平成23年2月
    翻訳書
    「エッセンシャル・キネシオロジー 機能的運動学の基礎と臨床 原著第2版」共著、南江堂、平成27年8月
    「姿勢アセスメント―セラピストのためのハンズ・オンガイド」共著、医歯薬出版、平成26年6月
    「ブルンストローム臨床運動学 原著第6版」共著、医歯薬出版、平成25年12月
    「ペリー歩行分析 正常歩行と異常歩行 原著第2版」共著、医歯薬出版、平成24年3月

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