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糖尿病の理学療法に必要な病態の理解と治療の注意点#1386【3days】

 

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2022年2月4日 開始:20:00 | 終了:21:30 | 開場:20:00
会場 オンラインセミナーのためご自宅で受講できます。
兵庫県伊丹市南町※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 理学療法士 梅田陽平先生
定員 40名
主催 エポック
受講備考
関連資料

概要

糖尿病患者の数も急増中~世界一の長寿国日本~


日本は世界一の長寿国であり、医療や介護などの分野で働いていると、合併症を有する方と関わらないことはありません。



糖尿病もその代表格の一つであり、日本での糖尿病患者数は100万人を超え、40歳以上の10人に1人は糖尿病患者と言われるほど増加してきています。



例えば、運動器疾患で入院された方が、糖尿病を合併していたという経験は、何度もあるのではないでしょうか?



糖尿病は、心筋梗塞や、脳梗塞の発症率を増加することは既に知られています。

糖尿病性腎症は発症原因第1位

糖尿病網膜症は失明原因第2位

など、糖尿病の合併症は全身に影響を及ぼし、生活の質を低下させる要因であると考えられます。



このセミナーでは糖尿病の病態を理解し、

運動療法はもちろん食事療法、薬物療法など療養指導について学んで頂きます。



糖尿病の患者さんが多いけど、どうしてあげればいいのかわからない
糖尿病の教育入院での指導に悩んでいる


という方はこのセミナーを受講頂くことで疑問を解決することができます。



糖尿病のリハビリテーションは多職種連携が必須


糖尿病治療は一つの職種で全うする事は困難です。



医師や看護師など、各専門職と連携し、患者の生活の質を維持、改善する事が求められます。



糖尿病患者に療養指導をする際に、血糖値の改善は勿論重要です。



しかし、その数値にのみに拘るのではなく、糖尿病患者の生活の質を維持、改善するために、我々が考えなければいけないことは何なのか、一緒に考えてみませんか?



今回は症例を交えて糖尿病患者に対する療養指導を考えていきます。



糖尿病療養指導は病院だけで完遂するものではない
糖尿病に限らず、療養指導はそう簡単にいくものではありません?

血糖値などの管理が自力では困難な場合、介護保険などの制度を利用して管理するケースもあります。



自宅ではなくて施設に退院して、施設で
糖尿病の管理を行うケースも珍しくはありません。

心臓リハや腎臓リハなどにも共通して言えることですが、内科疾患の療養指導において、何処で療養継続を行うかは非常に重要です。

一括りに「施設」と言っても、自宅復帰を目指す施設もあれば、医療行為よりも介護を中心とする施設など多くの種類が存在します。



あなたが担当した患者さんが退院後に誰がどのような管理を行うのか、1度じっくり考えてみませんか?

当セミナーを受講して療養指導に対する知識の向上はもちろん、社会福祉士や介護支援専門員など、福祉や介護領域の方との連携に対しても役立てていただけば幸いです。

プログラム

  1. 1、糖尿病とは

     病態についての理解と、糖尿病によって引き起こされやすい合併症を紹介します



    2、糖尿病患者の療養指導時に知っておきたいポイント

    明日から糖尿病患者さんを担当する際に、見ておきたい数値や検査などについてご紹介します

    糖尿病患者さんを担当する際、血糖値は勿論ですが、腎機能や認知機能など、血糖値以外の項目を見ることも重要になります

    リスク管理のために必要な血糖値以外の項目もお伝えします。



    3、糖尿病治療についての紹介

    リハビリテーションを行う際に考えるべき運動による急性効果や慢性効果、血糖コントロールを良好にしておく重要性、不良により起こりうる問題点をお伝えします



    4、自宅生活の際に知っておきたい注意点

    担当した糖尿病患者さんは、私達の介入後も糖尿病と向き合って生活しています

    外来や入院を問わず、ご自宅に戻られた後に少しでも上手く、糖尿病と付き合っていける様な内容をご紹介致します。



    5、施設の種類や、特徴を知る

    ・転院先の施設ではどの様な職種が勤務しているのか
    ・どの様なサービスを受けられるのか
    ・施設によって可能なサービスは何なのか
    これらを提示し、説明していきます。



    6、施設選択の際に知っておきたいポイント

    症例を通して、皆さんならどういった施設を考えるか、その理由など、共に考えながら研修を進めて行きたいと思います。

講師

  • 理学療法士
    梅田陽平先生

    <所有資格>
    理学療法士、糖尿病療養指導士, 介護支援専門員 
    認定理学療法士(循環) 呼吸療法認定士
    サルコペニア・フレイル指導士 
    心臓リハビリテーション指導士 など



    <学会発表歴>
    第53回 リハビリテーション医学会 学術集会
    慢性心不全患者に対しCOPMの満足度,遂行度の改善が鬱やFIM運動項目に与える影響について

    第55回 日本リハビリテーション医学会 学術集会
    母の役割,端座位保持困難から2カ月で,入学式参加を目指した1症例

    第58回 日本リハビリテーション医学会 学術集会
    自身のみでの血糖コントロール改善が困難な症例に対して、糖尿病教育入院を提供した経験

    第7回河北循環器呼吸ケア研究会
    早期自宅退院となった超高齢心疾患患者の1症例~再入院しない為に取り組んだ実例~

    枚方ソシャルワークネットワーク研究会 第122回勉強会講師
    当院回復期リハビリテーション病棟で取り組んでいること~実際の事例を通して~

    第59回全日本病院学会 
    転院日の全体カンファレンスにて、PT専門知識を進言することの重要性 ~長下肢装具早期作成を進言した一例~



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