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PT・OT向け小児リハから学ぶ正常発達分析と臨床応用|新生児の発達変化と獲得機能

なぜセラピストが小児発達を学ぶ必要があるのか?

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2022年7月21日 開始:20:00 | 終了:21:30 | 開場:20:00
会場 オンラインセミナーのためご自宅で受講できます。
兵庫県伊丹市南町※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 森之宮病院 名誉副院長/理学療法士 / 国際公認ボバースシニアインストラクター 紀伊 克昌 先生
定員 40名
主催 エポック
受講備考
関連資料

概要

講師:紀伊 克昌 先生
森之宮病院 名誉副院長
理学療法士 / 国際公認ボバースシニアインストラクタ

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※紀伊先生による脳卒中片麻痺歩行治療のシリーズセミナーの続編開催決定!
シリーズ開催のため一括申込をおすすめします
※本セミナーは見逃し配信対応セミナーです。当日参加できない方もご安心ください。



●●●●小児リハを通じて正常姿勢制御や運動制御を学ぼう●●●●
正常姿勢制御・正常運動制御の発達を研究・分析することは臨床現場のセラピストとして必須条件です。



実際に様々な年齢の‘正常児’に接して観察・分析することが最善の方法であり、

様々な段階で子どもが、「何を」しているかを列挙するだけでなく、「どの様にして」、それを行っているかを観察分析することが重要です。



これは小児リハだけでなく、成人片麻痺患者様の動作分析についても同じことが言えるのではないでしょうか?



本シリーズは小児の正常発達の理解と共に、

抗重力伸展機能や抗重力屈曲機能の理解、

二足直立姿勢の成立過程がどのように行われるのか、

ステップ反応がどのように出るのかを理解した上で、

痙直型脳性まひ児の症例に対してのアプローチ内容を踏まえてリハビリの進め方を学びます。



●●●●なぜセラピストが小児発達を学ぶ必要があるのか?●●●●
神経系発生との相互関係を具体的に理解することは、

小児分野だけでなく成人中枢神経系疾患、整形外科疾患、など分野を超えた臨床応用にも結び付くのです。 



例えば、発達はよく誤解されています。

それは定型的発達(Typical Development)と 発達指標 (Mile Stone)が

科学的表現のように思われてきました。



ある発達指標(座位獲得)や一つの活動(這い這い)を獲得した後に、

次の発達指標(立位)や活動(歩行)が発達するというものではありません。



年齢とともに身長や体重の数値が増してゆくのが発育であり、発達は発育と同義語ではありません。



発達は質的変化であり発育との相互関係は成長の裏付けの表現に限られます。

同一レベルに属している多くの活動能力の集合の結果が現れたのが発達です。



運動の多様性と連続性は、重複したパターンとして発達します。



近年の発達研究では、系統発生進化をすべて引き継いだ個体発生研究、

つまり胎児から死ぬまでの長い生涯(垂直軸延長)の構成要素と、

粗大運動、巧緻運動、知覚、認知、社会性の同時進行(水平軸拡大)の考察・解釈が必要になっています。

この中には骨格形成、筋肉特性分化、皮膚発生・成長、呼吸器・消化器臓器の発生と機能化も含まれているのです。



これらを元に、正常発達の分析方法や臨床における使い方を学び

成人片麻痺治療にも応用する方法を体験していただきます。

●●●●新生児から学ぶ抗重力伸展活動と屈曲活動の重要性●●●●

抗重力伸展活動を獲得することで、姿勢の安定化が保たれるようになります。

新生児のの抗重力伸展・屈曲活動がうまく組み合わされることで

目と手の協調性が獲得され、書字や道具操作に繋がるのです。



これは成人片麻痺患者様のリハビリにおいても重要な要素です。

新生児における発達過程を理解することで日々のリハビリ現場での対応方法のヒントになることを願います。

プログラム

  1. ●●●●オンラインセミナーのプログラム●●●●

    新生児の発達変化と獲得機能
    抗重力伸展機能と抗重力屈曲機能の競合

講師

  • 紀伊 克昌 先生

    森之宮病院 名誉副院長/理学療法士 / 国際公認ボバースシニアインストラクター
    紀伊 克昌 先生

     

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