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消化器内視鏡の基本と介助の実際

チームで必ずシェアしたい知識と工夫

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開催日 2022年11月27日 開始:13:00 | 終了:17:10 | 開場:12:45
会場 オンライン開催
東京都千代田区神田三崎町1-1-4[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 昭和大学藤が丘病院 山本 頼正
昭和大学藤が丘病院 五味 邦代
昭和大学藤が丘病院 髙野 祐一
昭和大学藤が丘病院 遠藤 利行
昭和大学藤が丘病院 藤森 弘樹
昭和大学藤が丘病院 長尾 幸
定員 300名  残りわずか
主催 医学教育研究所
受講備考 ・お申込みおよび受講料のお支払いは、発券サイトPeatixにて承ります。
・料金には、消費税およびカラーテキスト代・郵送代を含みます。
関連資料

概要

本邦での死亡原因の第1位は癌であり、2020年の統計では癌死亡数の第2位が大腸癌、第3位が胃癌で、この2つで全体の癌死亡数の約3割を占めています。
癌死亡の減少には早期の診断と治療が必要であり、胃癌に対しては2016年より内視鏡検診も開始され、病院やクリニックにおいて消化管癌の内視鏡検査・治療の重要性が益々増加しています。
消化器内視鏡は常に新しい検査法や機器が開発されており、また最近では確実な医療安全管理も求められています。
今回、内視鏡機器の基礎から検査・治療・看護介助の実際まで内視鏡診療に携わるナースの方々が幅広く学べるセミナーを企画しました。

【理解度チェック】
以下の問題に1つでも答えられない問いがあるようでしたら、本セミナーの受講をオススメします。
1)内視鏡検査中に送水ができなくなりました。どこをチェックしますか?
2)鎮痙剤(ブスコパン)を投与してはいけない患者さんは、どのような方ですか?
3)鎮静剤を使用して検査した患者さんが覚醒不良です。どう対処しますか?
4)緊急内視鏡で止血処置中にクリップが鉗子孔につまり、吸引不能となりました。どう対処しますか?
5)上部消化管出血の原因が食道静脈瘤で、EVLを指示されました。何を準備しますか?
6)下部内視鏡検査中に、コールドポリペクトミーを指示されました。何を準備しますか?
7)上部内視鏡検査を行う患者さんがワーファリンを内服しています。生検が可能かどうかを判断するために、何の検査で確認しますか?
8)内視鏡的乳頭切開術(EST)を施行したところ出血がみられました。止血のために、どのような処置具を用意しますか?

こんな方におすすめ

  • 消化器内視鏡室に勤務する3年目までのナース
  • 指導的立場のナース

プログラム

  1. 内視鏡検査・治療機器の基礎知識(13:00-13:45)
    電子スコープの構造(送気・送水や光の導き方)
    プロセッサーと光源装置の役割(内視鏡画像ができるまで)
    炭酸ガス送気装置の使用意義
    高周波発生装置の原理と取り扱い
  2. 内視鏡検査・治療における看護の実際(13:50-14:35)
    内視鏡前の問診(併存疾患,内服など)の注意点
    前処置の実際と注意点(上部:前日からの食事、プロナーゼ内服、咽頭麻酔、下部:前日からの食事、下剤内服)
    検査中のモニタリング
    上下部内視鏡検査における介助法
    検査終了後のリカバリー室での対応と帰宅後の注意指示
  3. 上部内視鏡検査・治療の実際(14:40-15:25)
    抗血栓薬内服時の取り扱い(薬剤による休薬の要、不要、期間など)
    内視鏡検査、治療で使用する薬剤(鎮静剤、鎮痛剤、鎮痙剤、拮抗薬など)
    上部内視鏡検査と介助の実際(体位変化など)
    頻度の高い上部疾患(炎症性、腫瘍性など)と、それに対する処置(生検、ピロリ菌のRUT、培養、EMR、ESD)
    検査,治療における偶発症とその対処法
  4. 下部内視鏡検査・治療の実際(15:30-16:15)
    下部内視鏡検査の腸管洗浄液の種類と特徴
    下部内視鏡検査と介助の実際(特に腹部圧迫、体位変換なども含めて)
    頻度の高い大腸疾患(炎症性、腫瘍性など)と、それに対する 処置(生検、スネアポリペクトミー;HOT・COLD、EMR、ESD)
    検査、治療における偶発症とその対処法
  5. 胆膵内視鏡検査・治療の実際(16:20-17:05)
    胆膵内視鏡とはどのようなものか?
    胆膵内視鏡における合併症とその対策
    ERCPの基本事項(内視鏡的胆道ドレナージ、結石除去など)
    EUSの基本事項(EUS-FNAおよびEUS関連ドレナージ術など)
  6. まとめ(17:05-17:10)

受講されることで得られる効果

  • 消化器内視鏡に関する基本知識を体系的に学び直せます
  • 消化器内視鏡検査・治療の介助と看護の必須事項が理解できます
  • 上部・下部・胆膵それぞれについて、内視鏡検査・治療の実際が理解できます

開催前後のスケジュール

◆アーカイブ視聴期間(予定):
2022年11月27日(日)
 〜2022年12月21日(水)

◆資料について:
お申し込みいただいた方へは、11月17日以降に医学教育研究所よりカラーテキストを郵送いたします。

◆キャンセルについて:
11月16日(水) AM10:00まではキャンセル可能です。

お申込みにあたっての留意点

本セミナーでは、質問は生配信当日チャットにて受け付けます。
生配信をご視聴になられなくてもお申し込みは大歓迎ですが、質問は生配信当日のみとなりますのでご留意ください。
なお、あらかじめご質問がある場合は、お申し込み時のフォームにお書きいただくことも可能です。

講師

  • 山本 頼正

    昭和大学藤が丘病院
    消化器内科
    内視鏡センター長(准教授)
    山本 頼正

    「司会および質疑応答」を担当

  • 五味 邦代

    昭和大学藤が丘病院
    消化器内科
    講師
    五味 邦代

    「上部内視鏡検査・治療の実際」を担当

  • 髙野 祐一

    昭和大学藤が丘病院
    消化器内科
    講師
    髙野 祐一

    「胆膵内視鏡検査・治療の実際」を担当

  • 遠藤 利行

    昭和大学藤が丘病院
    消化器内科
    助教
    遠藤 利行

    「下部内視鏡検査・治療の実際」を担当

  • 藤森 弘樹

    昭和大学藤が丘病院
    内視鏡センター
    消化器内視鏡技師
    藤森 弘樹

    「内視鏡検査・治療機器の基礎知識」を担当

  • 長尾 幸

    昭和大学藤が丘病院
    内視鏡センター
    看護師・消化器内視鏡技師
    長尾 幸

    「内視鏡検査・治療における看護の実際」を担当

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