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脳卒中患者の歩行障害を脳のシステムと解剖学から考える|4日間集中講座 一括申込

 

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2025年11月6日 開始:20:00 | 終了:21:30 | 開場:20:00
会場 オンラインセミナーのためご自宅で受講できます。
兵庫県伊丹市南町[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 千里リハビリテーション病院  副院長 / 理学療法士 吉尾 雅春 先生
定員 20名
主催 エポック
受講備考
関連資料

概要

講師:吉尾 雅春先生
千里リハビリテーション病院  副院長 / 理学療法士

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※本セミナーはアーカイブにて見逃し視聴ができません。リアルタイムでのご参加をよろしくお願いします。

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あなたは脳血管疾患のリハビリで、

根拠を持って歩行練習を行っていますか?



患者様の歩行練習に対して根拠を持ってリハビリができていない
どのように根拠を持ってリハビリを進めていくべきか悩んでいる
ならば、このセミナーがおすすめです。



急性期では「早期離床・早期歩行」が重視され、

回復期では「歩様の改善」や「歩行速度の獲得」が課題となります。

そして維持期においては、「日常生活において実用的な歩行の獲得」が求められます。

これらはいずれも、歩行が患者様のQOL(生活の質)に直結していることを示しています。



脳血管障害を呈する患者様のリハビリに携わっているのであれば、

私たちは脳科学的な視点を持って、歩行や姿勢制御を理解し、

適切に評価・アプローチを行っていく必要があります。



そのためには、脳画像の見方に加え、

歩行周期に関する運動学的・解剖学的知識、

さらには姿勢制御に関わる神経系の働き、認知機能や情動面の影響まで、

幅広い視点で評価ができるようにならなければなりません。



今回のセミナーでは、千里リハビリテーション病院の吉尾雅春先生をお招きし、

脳卒中片麻痺患者様の歩行障害に対して、私たちセラピストがどのように考え、

どのような評価・治療を展開すべきかを、具体的かつ実践的にご講演いただきます。

●●●●脳卒中患者の歩行障害にアプローチするための技術とは?●●●●
脳は、さまざまな部位が神経線維で互いに結ばれ、

複雑で精密な神経回路を形成しながら、有機的に連携して機能しています。

私たちが何気なく行っている「立つ」「歩く」といった動作も、

こうした神経ネットワークの統合的な働きによって支えられています。

しかし脳卒中が起こると、その神経回路―すなわち脳のシステム―が損なわれます。

特定の回路が障害を受ける一方で、他の回路が温存されていることもあり、

そこにリハビリテーションにおける戦略が生まれます。

残存機能を活かして動作の再建を図ることが可能になるのです。



たとえば、姿勢定位障害によって自力で立てず、歩行が困難となっている患者様に対して、ただ努力を強いるようなリハビリは逆効果になることがあります。

しかし一方で、敢えて閉眼させたり、「走る」という高次の課題を先に取り入れるといった、

一般的な順序とは異なるプログラムが功を奏するケースもあるのです。

重要なのは、目の前の患者様がなぜそのような状態にあるのかを、脳画像や神経システムの観点から理解することです。

そのためには、皮質脊髄路や上縦束といった主要な経路だけでなく、股関節を中心とした身体の解剖学的知識や、脊髄小脳系をはじめとするオートマティックな制御系についての理解も欠かせません。

脳を“ネットワーク”として捉え、システム全体をどう活用するかを考える視点が、これからのリハビリには求められています。

本セミナーでは下記のプログラムに沿って4日間で徹底的に脳卒中片麻痺患者様の歩行障害に対するアプローチ技術を学んでいただきます。


プログラム

  1. ●●●●●●オンラインセミナーのプログラム●●●●●●
    脳のシステム障害と脳画像
    直立二足動物としてのヒトの股関節と歩行
    姿勢制御障害と歩行
    認知・情動障害と歩行

講師

  • 千里リハビリテーション病院  副院長 / 理学療法士
    吉尾 雅春 先生

     

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