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人間学的認知症ケアを始めよう!

(2日目)~生活リハビリ講座ダイジェスト~

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2025年11月16日 開始:10:30 | 終了:15:30 | 開場:09:45
会場 市民活動プラザ星園
北海道札幌市中央区南八条西2丁目5-74[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 生活とリハビリ研究所・代表 三好春樹
定員 60名
主催 株式会社円窓社 なるほどケア塾
受講備考 11月15日と両日参加:8,000円(税込)
⦿「考える杖」会員、または同じ職場から3名以上で参加の場合→1名につき1,000円割引(両日参加による割引と併用なし)
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概要

「生活リハビリ講座」は1985年からスタート、40年の信頼と実績がある三好春樹氏のライフワークです。現在、この講座は全6回で開催されていますが、この講義はその「1日ダイジェスト」版です。
「治す」ことを前提とした医学的認知症論から離れて、原因にばかり目を向けるのではなく、いま目の前で起こっていることを現象学的に捉えてみる。そこから豊かな介護の方法論が見えてきます。また、「問題行動」のBPSDへの言い換えには問題があります。“of Dementia”では、原因はすべて認知症=脳にあるとされるからです。しかし、認知症の原因のほとんどは、実は“脳”ではありません。
老人の生活歴を知りましょう。すると老人の見せる不安や混乱が、過去の体験にあると思えることがあります。実は「問題行動」の最大の原因は、日常生活の中にあるのです。
生活に注目すると同時に、原因を「関係」の中に求めることも重要です。目には見えない人間関係を捉えることは、現在のケアマネジメントに最も欠けている点です。盗られ妄想・嫉妬妄想に薬を出す前に、「関係障害」への関わりを提唱します。また、異食・弄便についても言及します。

プログラム

  1. 人間学的認知症ケアを始めよう!
    ■認知症の人を生活の場で支える
    ■人間学を根拠としたケア  
    ■PTSDの原因を「脳」に求めない  
    ■原因を【生活】【人生】【関係】に求める 

受講されることで得られる効果

  • 本講座では、「認知症ケア専門士」の方が資格更新に必要な単位が1日受講で3単位、前日11月15日と連続受講で6単位取得できます。
    (後援:一般社団法人 認知症ケア学会)

    ⦿円窓社ホームページからも申込みができます。
    →http://ensosha.com/

講師

  • 生活とリハビリ研究所・代表
    三好春樹

    理学療法士/一般社団法人「考える杖」代表理事。
    1950年、広島県生まれ。特別養護老人ホームに生活指導員として勤務後、31歳で理学療法士の資格を取得。35歳で独立し「生活とリハビリ研究所」を設立。近年は、生活リハビリ講座を全国各地で主催する傍ら、年間100回以上の講演活動を行っている。
    主な著書に『実用介護事典』『完全図解 新しい介護』(講談社)、『介護のススメ!』(ちくまプリマー新書)、『認知症介護』『関係障害論』『ウンコ・シッコの介護学』(円窓社)ほか多数がある。

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