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【東京】Dr.大島一太の白熱教室!やさしい心電図の読み方

~モニター心電図から12誘導心電図まで解説~

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開催日 2018年7月22日 開始:10:00 | 終了:16:30 | 開場:09:40
会場 ヒューリックカンファレンス
東京都台東区浅草橋1-22-16 ヒューリック浅草橋ビル[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 大島医院 院長 大島一太 先生
定員 80名
主催 株式会社医学出版
受講備考 ・1~2名様 16,000円/人
・3~5名様 15,000円/人
・6名様以上 14,000円/人
(講義資料含・税込)
※お弁当は付いておりません。ご希望の方は別途1.600円でご予約を承ります。
関連資料

概要

【概要:基礎編】
1日で虚血性心疾患から不整脈まで,日常臨床で遭遇することの多い心電図をすべて勉強します!

●P波について
 まずは洞調律を判読しましょう。洞調律に似ているけれど,洞調律ではない心電図なども登場します。しっかりと違いを勉強しましょう。P波の形から,左房負荷なのか右房負荷なのか,そして弁膜症や呼吸器疾患の有無などもわかります。P波は小さな波形ですが,洞調律かどうかの判定だけでなく,その背景にある基礎疾患の診断にも役立ちます。その詳しい読み方を伝授します。

●QRS波について
 QRS波には,さまざまな波形があり,混乱してしまいますね。そのQRS波形をどう読み解くか-決して見逃せないQRS波形を中心に,心電図だけでなく,心エコー図や心臓カテーテル検査,治療の動画を織り交ぜながら,実臨床に即した流れで勉強しましょう。QRS波の変化から,陳旧性心筋梗塞や心臓肥大などを正確に判読し,マネジメントにつなげるやり方をお教えします。健診や人間ドックで働く方々にも役立ちます。

●ST変化について
 ST変化の判読から,急性心筋梗塞や狭心症など,虚血性心疾患について勉強します。虚血性心疾患,とくに急性心筋梗塞は,突然死,場合によっては瞬間死をきたす場合も少なくありません。正しい判読に加え,スピーディーな対応が求められます。心電図変化の判読から,その救急対応まで,しっかりと勉強しましょう。

●T波について
 T波の変化は重要です。急性心筋梗塞や心筋症,電解質異常,脳血管障害など,いろいろな病態がわかります。T波の変化を判読できれば,救急医療や集中治療の最前線でも活躍することができます。

●期外収縮
 最も遭遇することの多い不整脈です。上室期外収縮と心室期外収縮があります。なかでも心室期外収縮は,正しく判読できると同時に,その重症度も評価できなければいけません。その判読のコツをお教えします。



【概要:不整脈編】
●心房細動
 近年著しい増加を認めており,正しい判読とマネジメントができなければ,脳梗塞を発症したり,心不全が増悪したり,意識を失って倒れてしまったりすることがあります。新人,ベテランを問わず,どの診療科目で働く誰もが判読できなければいけません。

●心室頻拍・心室細動
 最も危険な不整脈です。瞬間的な心電図の判読が求められ,速やかに対応できなければいけません。正しい心電図の判読に加え,ACLS,AED,電気的除細動といった実臨床に即した流れを勉強します。

●洞不全症候群
 洞不全症候群を正しく判読し,治療に活かすやり方をお教えします。治療は主にペースメーカ植込みです。では,どのような患者さんにペースメーカ植込みを行うのでしょうか? その適応を判断するためには,心電図を記録するタイミングが重要です。判読だけでなく,心電図を記録すべきタイミングについても,大切なポイントを伝授します。

●房室ブロック
 房室ブロックには,1度,2度,3度があり,2度房室ブロックにはWenckebach型とMobitz II型があります。房室ブロックの心電図を見て,混乱している人をよく見かけます。決して間違えることがないよう,正しく判読できるやり方を勉強しましょう。

プログラム

  1. ●オリエンテーション

    ●わかりやすい12誘導心電図判読の基礎・原則
    ・心電図の記録、刺激伝導系とは?

    ●正常心電図(12誘導心電図)の読み方

    ●基本波形から心電図をどこまで読めるか
    ・P波:わずかな変化から心不全や呼吸器疾患を読み解こう
    ・QRS波:異常Q波、QS波から心筋梗塞を判読しよう
    ・ST変化:急性心筋梗塞や狭心症をカテーテル動画を交えて判読する
    ・T波:心臓MRIや心エコー図を診断に活かす
    ・QT間隔:突然死の危険性を知る

    - 昼食(60分) -

    ●脈が速くなる不整脈の判読とマネージメント
    ・期外収縮、心房細動、心室頻拍、心室細動など

    ●脈が遅くなる不整脈の判読とペースメーカ植込みの適応
    ・洞不全症候群、房室ブロックなど

    ●ペースメーカ心電図の読み方

    ●質疑応答・まとめ
    ※上記内容・進行予定は,変更する場合があります。

講師

  • 大島一太 先生

    大島医院 院長
    大島一太 先生

    東京医科大学八王子医療センター 兼任講師・日本看護協会 看護研修学校 非常勤講師

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