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高次脳機能障害に対する看護ケアのコツ

~脳画像と脳機能を活かした看護ケアの実践~

このセミナーは受付終了しました。
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開催日 2019年5月11日 開始:13:00 | 終了:16:00 | 開場:12:30
会場 大阪府社会福祉会館(仮)
大阪府大阪市中央区谷町7丁目4番15号大阪府社会福祉会館[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

505号室
講師 脳外臨床研究会 RehaNus代表 中上博之
定員 25名
主催 RehaNus
受講備考 ※カラー資料希望の方は別途1,000円頂きます。
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概要

脳卒中患者さんに対する病棟ケアにおいて最も難渋するのが高次脳機能障害に対する対応ではないでしょうか?

高次脳機能障害に代表される半側空間無視や失行症状など、言葉では理解している現象も、いざ患者さんを目の前にすると何故そのようなことが起こるのか、どう接していけば良いかが非常に難しい病態になってきます。

では、普段の病棟ケアの中でこのような高次脳機能障害に対してどのような関わりをもっていけば良いのか?

それには、患者さんが起こす行動の根底にある脳機能や脳内メカニズムを理解する必要があります。

脳の機能を理解することで、何故そのような現象や症状がでているのかを理解でき、それに対する必要な介入のポイントやケアの仕方、工夫などが沢山見えてきます。

ただ患者さんの脳機能を直接可視化することはできません。日々の忙しい看護業務や患者さんへのケアの中で患者さんの細かな情報を読み解くことは非常に難しいことだと思います。

ではどうすればそれができるのか?何を見れば患者さんの状態を理解し、予後予測をたて、それに応じた看護プランを組み立てることができるのでしょうか?

そのためには脳画像をみる必要があるのです。

カルテからは患者さんの現状や過去のことは情報収集することでとることが可能です。では予後予測は?いつになったら症状は良くなるの?どういった機能の回復があって、どういった部分は援助が必要になるの?

そういった疑問解決に役立つのが脳画像になります。

今回のセミナーでは高次脳機能障害でも難渋する半側空間無視や失行症状について、脳の機能的なメカニズムから、それをみつける脳画像の見方、そして病棟ケアにつながげるためのポイントをお伝えしていきたいと思います。

ケアからキュアができる看護師へ!!是非ご参加お待ちしております。

こんな方におすすめ

  • 脳卒中患者さんをみるのが苦手
  • ケアにおいて何を考えるかがわからない
  • 高次脳機能の基本的なことがわからない
  • 脳の勉強が苦手
  • 日々のケアに目的が感じれない
  • 脳画像や脳の勉強が苦手

プログラム

  1. ・高次脳機能障害ってそもそもどういう障害?(脳機能を駅と線路の要素で紐解いていくと、みえてくる介入のコツとは)
  2. ・左側を無視するのは見えてない障害?それとも別の障害?
  3. ・食事の際に左側をみるために必要な病棟でできる関わりとは
  4. ・なぜ道具が上手く使えないのか?失行症状ってどういった障害なのか?
  5. ​・高次脳機能障害に隠された言葉の理解!失語症からみえてきた声掛けのポイントとは
  6. ・脳の回復に必要な要素は画像からみた残存機能の把握が必要

受講されることで得られる効果

  • 高次脳機能障害の概要がわかる
  • 高次脳機能障害を知るための脳画像がみれる
  • 高次脳機能障害の予後予測ができる
  • 高次脳機能障害に対するケアのポイントがわかる

講師

  • 中上博之

    脳外臨床研究会 RehaNus代表
    中上博之

    10年間病院内で急性期(ICU)、回復期を経験し、脳画像の見方やそこから考えるリハビリテーションを実施。3学会呼吸療法認定士の資格を活かして急性期での呼吸療法や排痰など積極的に看護師さんなどとの多職種連携を図ることで、よりよい病棟生活を送れるよう院内活動にも従事する。現在は訪問看護のリハビリとして、慢性期の方におけるリハビリテーションとして生活ケアの視点を大事に日々臨床に取り組んでいる。

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