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UVケア製品の紫外線防御効果を高める処方設計と評価方法

~日焼け止め製剤、メーキャップ化粧品、それぞれの特徴と開発のポイントとは~

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開催日 2019年6月19日 開始:13:00 | 終了:16:15 | 開場:12:30
会場 商工情報センター 9F 研修室
東京都江東区亀戸2-19-1[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 花王(株) スキンケア研究所 主任研究員 福井 崇 氏
皮膚臨床薬理研究所(株) 副所長 伊藤 建三 氏
定員 30名
主催 株式会社R&D支援センター
受講備考 ■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ・1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。

■ 学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。
関連資料

概要

消費者の紫外線に対する意識の高まりとともに、日やけ止めに求められる機能も多様化している。使用場面が増えるにつれて、紫外線防御効果はもとより、「塗布時の透明性」、「高い保湿性」、「肌に負担のない使い心地」等の良好な使用感も求められていることから、毎日快適に使用できる「軽い使用感」と「高いUV防御効果」の両立が不可欠である。
本講演では、一般的な日やけ止め製剤の特徴を説明するとともに、日やけ止めの塗膜状態を評価する手法や、その手法を用いて開発された擦れに強い製剤化技術を紹介する。

プログラム

  1. 1部:「日やけ止めの製剤化技術と評価手法」
    花王(株) スキンケア研究所 主任研究員 福井 崇 氏

    【習得できる知識】
    ・日やけ止めに関する基礎知識
    ・既存の日やけ評価方法の課題と製剤化へのアプローチ方法

    【趣旨・ポイント】
    消費者の紫外線に対する意識の高まりとともに、日やけ止めに求められる機能も多様化している。使用場面が増えるにつれて、紫外線防御効果はもとより、「塗布時の透明性」、「高い保湿性」、「肌に負担のない使い心地」等の良好な使用感も求められていることから、毎日快適に使用できる「軽い使用感」と「高いUV防御効果」の両立が不可欠である。
    本講演では、一般的な日やけ止め製剤の特徴を説明するとともに、日やけ止めの塗膜状態を評価する手法や、その手法を用いて開発された擦れに強い製剤化技術を紹介する。

    【プログラム】 
     1.紫外線の基礎知識

     2.日やけ止め製剤とは
      2-1 紫外線吸収剤と紫外線散乱剤
      2-2 日やけ止め製剤化技術
      2-2 日やけ止め製剤の規制

     3.日やけ止め製剤の評価手法
      3-1 塗膜観察手法
      3-2 リアルタイム塗膜観察手法

     4.擦れに強い日やけ止め製剤化技術

     5.今後の展望

     【質疑応答・名刺交換】

2部:​「メーキャップ化粧品の紫外線防御処方と評価方法」

皮膚臨床薬理研究所(株) 副所長 伊藤 建三 氏

【習得できる知識】
大きな会社で出発処方が有り、指導者が居れば、容易に処方作成が出来る。小さな会社で、出発処方も無ければ、指導者もいない研究員が、処方設計する時に、どの様に処方を組み立てるかを習得できればと思う。

【趣旨・ポイント】
化粧品の薬事法での定義「人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、――」で、この文章を叶えるのが、メーキャップ化粧品の働きです。また、肌に影響を与え、老化を早める原因の一つとして酸化がありますが、この酸化を促進するのに紫外線が影響します。
悪影響を及ぼす紫外線を防御し、アンチエイジングが訴求出来るUVケアメーキャップ化粧品の作成法を学ぶ。

【プログラム】
 1.ファンデーションの分類

 2.メーキャップ化粧品に用いる粉体
  2-1 特徴ある粉体
  2-2 紫外線防御能のある粉体

 3.メーキャップ化粧品剤型の特徴

 4.ファンデーション処方設計
  4-1 処方開発への取組み
  4-2 安定性確認・品質保証

 5.紫外線防御効果アップ方法
  5-1 紫外線防御能の評価方法
   5-1-1 SPFの測定法
   5-1-2 SPFの考え方
  5-2 各種アップ方法の探索

 【質疑応答・名刺交換】

講師

  • 花王(株) スキンケア研究所 主任研究員
    福井 崇 氏

    《専門》
    日やけ止めの製剤化技術と評価手法

  • 皮膚臨床薬理研究所(株) 副所長
    伊藤 建三 氏

    《経歴》
    東京理科大学理学部卒業。
    株式会社資生堂に入社、基礎化粧品、サンケア、ボディケア化粧品、乳化ファンデーション等多岐に渡る製品開発研究に従事。株式会社資生堂退社。 現在、皮膚臨床薬理研究所において基礎化粧品、サンケア、乳化ファンデーション、シャンプー、ナチュラルコロン等多岐に渡る製品開発にあたる。
    《活動》
    日本化粧品検定1級(2級・3級)対策テキスト:総合監修者

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