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バイオリアクターの操作設計の基礎知識とスケールアップのポイント

〇講習会で使用したPower Pointファイル、計算例に使用したExcelファイル(実務にも使えるファイル)が入っているCD-ROMを差し上げます

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開催日 2019年9月26日 開始:10:30 | 終了:16:30
会場 江東区産業会館 第1会議室
東京都江東区東陽4-5-18[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 東洋大学 川瀬 義矩 氏
定員 30名
主催 株式会社R&D支援センター
受講備考 ■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
 ・1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
 ・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。

■ 学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。
関連資料

概要

 バイオリアクターの設計とスケールアップについて基礎から実際の計算まで分かり易くポイントを解説します。実際の撹拌槽型および気泡塔型バイオリアクターの設計とスケールアップを行うのに必要な計算方法を具体的に説明いたします。
 反応解析からリアクターの混合まで定量化することにより論理的な設計とスケールアップさらにバイオリアクターのトラブルの解決が可能になるのですが、そのポイントを計算例を示して解説いたします。動画を数多く取り入れビジュアルに解説いたします。

プログラム


  1.  1. バイオリアクターの基礎:バイオリアクターの最適な選択する
      1-1 バイオリアクターの種類
      1-2 バイオリアクターの実例
      1-3 バイオリアクターの設計とスケールアップの考え方
       1-3-1 撹拌槽型バイオリアクターの設計とスケールアップの戦略
       1-3-2 気泡塔型バイオリアクターの設計とスケールアップの戦略

     2. 微生物の反応速度の基礎:反応速度がバイオリアクターの大きさを決める
      2-1 酵素反応の反応速度: ミハエリス・メンテン式
      2-2 微生物反応の反応速度: モノー式、ダブリングタイム
      2-3 阻害反応:基質阻害など
      2-4 酸素消費速度:呼吸速度
      2-5 固定化酵素、固定化微生物の反応速度:拡散と反応、有効係数
      2-6 反応温度の影響
      2-7 発酵熱(反応熱)の計算
      2-8 反応速度定数の決定法

     3. バイオリアクターの操作:バイオリアクターの運転方法を決める
      3-1 回分操作:培養時間とバイオリアクター容積の計算
      3-2 反復回分操作
      3-3 流加培養(半回分操作):定速流加培養バイオリアクター容積の計算
      3-4 連続操作(ケモスタット、タービドスタット、ウォッシュアウト):バイオリアクター容積の計算、ウォシュアウト

     4. バイオリアクターの設計:バイオリアクーをデザインする
      4-1 設計のスペック:バイオリアクターの物質収支と熱収支
      4-2 バイオリアクターの混合状態と収率:完全混合、ピストン流、実際の混合状態、バイパス、デッドスペース
      4-3 撹拌槽型バイオリアクターの設計計算
       4-3-1 撹拌槽型バイオリアクターの設計:撹拌翼の選定
       4-3-2 ガス吹き込み:酸素供給速度、完全気体分散状態とフラッディング
       4-3-3 発酵熱を除去するための伝熱面積の計算
       4-3-4 設計計算例:撹拌槽の大きさ、撹拌速度、酸素吹き込み速度の決定
      4-4気泡塔型バイオリアクターの設計計算
       4-4-1 気泡塔バイオリアクターの設計:ガス吹き込み速度の計算
       4-4-2 エアリフトバイオリアクターの設計:エアリフトの構造、ガス吹き込み速度の計算
      4-5 固定化酵素・微生物バイオリアクターの設計計算
      4-6 膜バイオリアクター(MBR)の設計計算

     5. バイオリアクターのスケールアップ:バイオリアクターで生産力をアップする
      5-1 撹拌槽型バイオリアクターのスケールアップ例
       5-1-1 スケールアップのパラメーター:撹拌所要動力、混合時間、気体分散、剪断損傷
       5-1-2 幾何学的相似と流動解析
      5-2気泡塔型バイオリアクターのスケールアップ例
       5-2-1 スケールアップのパラメーター:ガス吹き込み速度、混合時間、気体分散
       5-2-2 幾何学的相似と流動解析
       5-2-3 エアリフトバイオリアクターのスケールアップ

     6. まとめ:バイオリアクターで技術力を誇る
     6-1 バイオリアクターの設計とスケールアップに失敗しない戦略
      6-2 バイオリアクターのトラブルを解決する戦略

    【質疑応答・名刺交換】

受講されることで得られる効果

  • ・ バイオリアクターの具体的な設計方法が学べる
    ・ 反応とバイオリアクターの設計の定量的関係が理解できる
    ・ ラボスケールのデータから実機までのスケールアップの実際が分かる
    ・ バイオリアクターのトラブルの原因を解明する手法を習得することができる
    ・ 講習会で使用したPower Pointファイルおよび計算例に使用したExcelファイル(実務にも使えるファイル)が入っているCD-ROMを差し上げます

講師

  • 東洋大学
    理工学部
    名誉教授
    川瀬 義矩 氏

    【専門】化学工学、バイオリアクターの設計とスケールアップ、排水処理技術
    【経歴等】
    千代田化工建設(株)設計部、東京都立大学工業化学科、ニューヨーク州立大学バッファロー校化学工学科、ウォータールー大学生物技術研究所、東洋大学応用化学科「生物反応工学の基礎」、「エアリフトバイオリアクター」、「Excelで解く水処理技術」等の著者、外国の専門誌に200報以上の技術論文を発表

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