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GMP記録の信頼性確保のためのデータインテグリティ対応法【大阪開催】

~今後の査察傾向とDI査察への対策の考え方~

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開催日 2020年3月5日 開始:10:30 | 終了:16:30
会場 ドーンセンター 4F 大会議室3
大阪府大阪市中央区大手前1丁目3番49号[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 元 ロート製薬(株) 浅井俊一 氏
定員 30名
主催 株式会社R&D支援センター
受講備考 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で55,000円(税込)から
 ★1名で申込の場合、49,500円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計55,000円(2人目無料)です。
■ 学生価格は、教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。
関連資料

こんな方におすすめ

  • 習得できる知識
    (1)医薬品品質保証の根幹に関わる「GMP記録の信頼性確保」に関し、紙記録と電子データ
       のハイブリッド運用を的確に推進するための考え方をGMP省令に根差したGMP文書管理
       の基本とData Integrity(以下,「DI」)の基礎となるALCOA原則を軸に総合的な視点から
       考察する!
    (2)行政査察の要である製造販売承認書とGMP記録の整合性確保に対する組織的な取り組み
       の重要性の理解と対応の考え方を考察する!
    (3)「製剤機械/分析機器のコンピュータ化の進展とDI確保の重要性」、「Data Life-cycleと
       Data Governance」など重要・難解な概念を図解で理解する!
    (4)電子データの信頼性確保の基礎でもある紙記録の記入・訂正・保管等の要点を
       PIC/S-DI-Guidanceの関連条文を参照しながら詳しく理解する!
    (5)委託先製造所のGMP記録の信頼性確保を視野に入れDIの根底にある「誠実」と
       「GMP記録の信頼性確保」の関係を理解する!
    (6)FDA-form483の指摘事例を引用し、指摘理由と潜在リスクを理解することにより
       ハイブリッド運用を的確に推進するためのポイントを学ぶ!
    (7)GMP記録のDI確保のための教育訓練について考え方を整理する!

プログラム

  1. 第一部(概論)考え方の基本を押さえる!
     はじめに 
      ・医薬品は微量で高生理活性!精緻な製造管理をGMP記録により保証
      ・医薬品開発/生産の業務フローから理解するGMP記録の重要性
     1.“Data Integrity(DI)” って何?(注目の経緯からその重要性を読み解く!)
     2.医薬品製造/販売におけるGMP文書記録の重要性
     3.製剤機械/分析機器のコンピュータ化の進展とData Integrity確保の重要性
     4.記録媒体の現状とDI対応に関する考察
     5.GMP記録の「完全性」と「信頼性」
     6.文書記録の信頼性確保の基礎となる改ざん・ねつ造・隠ぺい対策の考え方
     7.製造販売承認書とGMP記録の整合性確保の考え方と留意点
     8.文書(SOP)と記録の一貫性確保の考え方
     9. GMP記録の信頼性確保とヒューマンエラー対策
     10. WHO, FDA, MHRA, PIC/Sの4種のDIガイダンス概観と特長の把握

    第二部(各論)実務的な知識を習得する!
     1.PIC/Sガイダンスの概要確認
     2.ALCOA原則と「ALCOA/CCEA」の要点(Data Integrity確立の指標)
      ・GMP領域における「ALCOA+」の意味とGMP記録信頼性確保の概念
     ・医薬品の製造/品質管理の流れとGMP記録のALCOAの確保
     3.“Data Lifecycle”と”Data Governance”
     4.GMP記録の信頼性確保への組織の関与(Quality Culture構築)への対応の考え方
     5.PIC/Sガイダンス第8章からひも解く紙ベース記録の信頼性確保の実務対応の要点
      ・GMP省令を基礎とした文書管理の12の基本的留意事項
     6.電子記録の完全性・信頼性確保の考え方 
     7.製造委託先のGMP記録の信頼性確保の考え方と留意点
      ・医薬品委受託製造にけるリスク回避のポイントほか
     8.今後の査察傾向とDI査察への対策の考え方
      ・GMP紙記録に関する査察を意識した具体的な対策・留意事項
      ・Form483指摘に学ぶ「監査証跡」などDI用語の意味とハイブリッド運用のポイント
      ・QCデータの重要性/信頼性と医薬品の信頼性確保
     9.PIC/Sガイダンスから読み解くDI確保のための教育訓練に考慮すべき3つの要素

    おわりに
     組織モチベーションの維持向上の基本的な考え方、ほか

講師

  • 元 ロート製薬(株)
    浅井俊一 氏

    ご略歴:
    1974年 ロート製薬入社。薬事および品質保証業務に携わる。
    退職後も製薬工場のヒューマンエラー対策、中国インド等海外原薬の品質確保、異物混入対策などをテーマに活動。関連して、作業者のモチベーションの向上、コミュニケーション能力の向上など、人財育成にも注力している。元,日薬連品質委員会常任委員/日本OTC医薬品協会品質委員会委員長。
    QAビジネスコンサルティング代表。

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