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よくわかる 血液ガス分析と酸塩基平衡 第1回

 

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対象 看護師
分野 臨床技術ICU臨床看護臨床技術その他
受講料 15,000円(税込)
開催日 2020年6月20日 開始:10:00 | 終了:16:00 | 開場:09:20
会場 飯田橋レインボービル
東京都新宿区市谷船河原町11番地飯田橋レインボービル[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 横浜市立大学附属市民総合医療センター 大塚 将秀
定員 150名
主催 医学教育研究所
受講備考 ご同僚・ご友人をお誘いあわせのうえお申込ください。お得なグループ割引価格が適用になります。
ただし、代表者様による一括払込みが適用条件になります。

3人以上のグループ受講
1名様 14,000円(お一人当り1,000円OFF)

5人以上のグループ受講
1名様 13,000円(お一人当り2,000円OFF)

10人以上のグループ受講
1名様 12,000円(お一人当り3,000円OFF)
関連資料

概要

血液ガス分析・酸塩基平衡は,「呼吸」の勉強を始めて最初に直面する難題の一つです.血算や生化学に比べて,血液ガス分析は「オタク」の検査と思う方も多いと思います.ところが,生死の境目にいる患者さんにとっては何よりも重要な検査なんです.
このセミナーは,血液ガス分析と酸塩基平衡の解釈に焦点を絞った内容の濃い講座です.血液ガス分析検査の意義を楽しく理解し,初心者でも基本的な診断ができるようになることを目指しています.この分野に付き物の化学式や数式はほとんど出しません.血液ガス診断を臨床の病態と結びつけた解説もするので,ベテランの方にも役立つ内容になっています.
それぞれの人で理解度は異なります.解らなくても皆の前で質問するのは気後れするでしょう.とことん理解していただけるように,このセミナーでは「個別質問タイム」を多く設けています.今までに何度か勉強したけど苦手意識が強かった方にお勧めです.

こんな方におすすめ

  • 本セミナーは新型コロナウイルス感染拡大の影響により、開催を延期いたしました。
    お申し込みをご検討されていた皆様におかれましては、ご迷惑をおかけして申し訳ございません。
    再開催の日程などが決まりましたらまた、こちらのサイトや弊社ホームページなどでご案内いたしますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

プログラム

  1. 血液ガス分析とは(10:00〜10:50 )
    ●血液ガス分析とは何か?
    ●酸素とは?
    ●ヒトはなぜ酸素が必要か?
    ●分圧とは?
    ●呼吸生理学で出てくる記号
  2. 血液ガス分析結果を読んでみよう(11:00〜11:45 )
    ●血液ガス分析は何のためにするのか?
    ●血液ガス分析のお作法
    ●酸素化能の評価
    ●酸素分圧と酸素飽和度
    ●酸素分圧・飽和度の目標値は?
    ●二酸化炭素分圧の調節

    (昼休憩60分) 12:15~12:40は個別質問に応じます
      
  3. 酸塩基平衡とは(12:45〜13:35 )
    ●酸塩基平衡って何?
    ●原子・分子とは?
    ●水素イオンってそんなに大事?
    ●pHって何?
    ●mEq(メック)って何?
    ●血液の酸塩基平衡を左右するのは何?
    ●アシデミアとアルカレミア
    ●アシドーシス・アルカローシス
    ●アシドーシスの分類
    ●アルカローシスの分類
    ●ベースエクセスとは?
  4. 酸塩基平衡を診断してみよう(13:45〜14:35 )
    ●大塚式4ステップ診断法をマスターしよう
    ●酸塩基平衡障害をおこす病態を知ろう
    ●これで血液ガス分析結果が臨床と結びつく
  5. 練習問題を徹底的に解いてみよう(14:50〜15:35 )
    ●ほぼすべての酸塩基平衡異常を網羅する20題
  6. 質疑応答(15:35〜16:00 )
    ●周囲の人を気にせず、とことん質問を!
    (※なお,講義終了後にも個別質問タイムを設けます.)

受講されることで得られる効果

  • 『酸塩基平衡障害の4ステップ診断ツール』とオリジナル問題集で,初心者でもわかりやすい!
  • わかりやすい喩えを使うので,血液ガス・酸塩基平衡がよくわかる!(化学式や数式は,ほとんど使いません!)
  • 個別に質問ができるので,疑問点をその場で解決!

理解度チェック

(1)富士山頂の酸素濃度は平地より薄い. ○/×
(2)動脈血のpHが7.35より小さいことをアシドーシスという. ○/×
(3)アシドーシスとアシデミアは同じ意味である. ○/×
(4)アシドーシスはアルカローシスより危険である. ○/×
(5)人工呼吸中のPaO2が100mmHg以上なら肺は問題がない. ○/×
(6)大量輸血後は代謝性アシドーシスになりやすい. ○/×
(7)pH7.38,PaCO2 58mmHg,BE 9.2mmol/L 診断は?

講師

  • 大塚 将秀

    横浜市立大学附属市民総合医療センター
    副病院長
    大塚 将秀

    現 職 : 横浜市立大学附属市民総合医療センター副病院長
    職 位 : 診療教授
    経 歴 : 横浜市立大学医学部卒業
        横浜市立大学麻酔科入局
        藤沢市民病院麻酔科,横浜労災病院ICU,
    横浜市立大学附属病院集中治療部などを経て,
    2019年4月1日より現職

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