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認知症の「問題」行動の分析と対応法

生活リハビリ講座2023【東日本(浦和)会場】第3講

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2024年3月6日 開始:10:30 | 終了:15:30 | 開場:09:45
会場 埼玉建産連研修センター
埼玉県さいたま市南区鹿手袋4-1-7[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 生活とリハビリ研究所・代表/理学療法士 三好春樹
定員 40名
主催 株式会社円窓社 なるほどケア塾
受講備考
関連資料

概要

(注)この講座は、2023年11月8日(水)に開催予定でしたが、事情により開催できなかったのでこの日に延期されたものです。

◎医学の限界、倫理主義の息苦しさ、技術主義の皮相さを超える、人間学を根拠とした新しい認知症介護論。
◎この現場は特別なことをしていないのに、なんで老人が落ち着いているのか? いや、特別なことをしていないから落ち着いているんです。
◎ふつうのこと、つまり、生活的なことをちゃんとやるからこそ認知症介護です。
◎充実した内容の研修会です。認知症ケアをイチからしっかり勉強したい方、ぜひご参加ください。

プログラム

  1. テーマ:認知症の「問題」行動の分析と対応法
    ■ なぜ「BPSD」ではないのか
    「問題行動」のBPSDへの言い換えには問題があります。“of Dementia”では、原因はすべて認知症=脳にあるとされるからです。しかし、認知症の原因のほんとんどは、実は“脳”ではありません。
    ■ 原因を「人生」の中に求める
    老人の生活歴を知りましょう。そうすると老人の見せる不安や混乱が、過去の体験にあると思えることがあります。でも人生は変えられない? 実はそんなことはないんです。
    ■ 原因を「生活」の中に求める
    「問題行動」の最大の原因は、実は日常生活の中にあります。私がいた特養では、夜間の不穏・徘徊の原因の実に60%近くを○○が占めていました。認知症ケア最大のポイントに迫ります。
    ■ 原因を「関係」の中に求める
    目には見えない人間関係を捉える。現在のケアマネジメントに最も欠けている点です。盗られ妄想・嫉妬妄想に薬を出す前に、「関係障害」への関わりを提唱。異食・弄便についても言及します。


受講されることで得られる効果

  • 本講座では、「認知症ケア専門士」の方が資格更新に必要な単位が、本講座受講で3単位取得できます。
    (後援:一般社団法人 認知症ケア学会)

講師

  • 生活とリハビリ研究所・代表/理学療法士
    三好春樹

    1950年、広島県生まれ。特別養護老人ホームに生活指導員として勤務後、31歳で理学療法士の資格を取得。35歳で独立し「生活とリハビリ研究所」を設立。近年は、生活リハビリ講座を全国各地で主催する傍ら、年間100回以上の講演活動を行っている。一般社団法人「考える杖」代表理事。
    主な著書に『実用介護事典』『完全図解 新しい介護』(講談社)、『介護のススメ!』(ちくまプリマー新書)、『認知症介護』『関係障害論』『ウンコ・シッコの介護学』(円窓社)ほか多数がある。

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