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【JPIセミナー】「2024年度診療報酬改定、関連動向を踏まえた 医療機関・医療ITベンダが採るべき”セキュリティ対応”」5月8日(水)開催( No.16857)

ビジネスセミナーを企画開催するJPI(日本計画研究所)は、下記セミナーを開催します。

開催日 2024年5月8日 開始:13:30 | 終了:15:30 | 開場:13:00
会場 JPIカンファレンススクエア
東京都港区南麻布5-2-32 興和広尾ビル[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 一般社団法人 医療ISAC 江原 悠介 氏
定員 24名
主催 日本計画研究所
受講備考 〔参加費〕
1名:33,300円(税込)
2名以降:28,300円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
関連資料

概要

2024年度の次期診療報酬改定に向けた答申が2月中旬に行われ、点数や施設基準の改定結果が公表された。
診療報酬に係る様々な改定要件の中でも、医療従事者の労働時間制限や今後も増大する高齢者層の増大等を背景として、限られた医療資源を効率/効果的に配分していくための医療DXに係る新加算が大きく追加されている状況である。
医療DXとは現在の医療提供の仕組自体をテクノロジーにより変革する<アクセル>に該当する。もちろん、<アクセル>という変革には、同時にその変革が暴走しないための制御の仕組、つまり<ブレーキ>が同時に必要になる。DXとはアクセルとブレーキという両輪が軸となり初めて実現するものである。
それでは医療DXにとってのブレーキとは何か?それは医療セキュリティに他ならない。
たとえば、様々な医療系メディアが取り上げる通り、24年度の改定では、診療録管理体制加算が小規模病院にも適用された。この加算の見直しは、従来までの医療へのIT導入の促進のかけごえに対するカウンターとして、21年以降に表面化した医療機関(特にあまり報道に上がらない地方の小規模病院)を標的としたランサム攻撃の頻発という、アクセルとブレーキの全体的なバランスのなかでもたらされている。こうした今までの文脈を踏まえなければ、今後どのようなセキュリティ面の加算・減点の方向性があるかについて想像することは難しい。
こうした前提のもと、本講演では、24年度の診療報酬改定の中でフォーカスされている医療DXという<アクセル>に関連して、その裏側でどのようなセキュリティという<ブレーキ>が仕込まれ、今後、医療機関や医療ITベンダへの対応を迫ることになりうるのかについて、診療報酬の改定項目に絡んだ医療セキュリティ政策の全体像に基づき詳説をすることで、次年度以降の改定に向けて、現時点で優先的にどのような医療セキュリティに取り組むべきかについての検討材料を示す。

プログラム

  1. 診療報酬改定におけるセキュリティ関連の加算・施設基準
     (1) 24年度まで
     (2) 24年度から
  2. 医療セキュリティ政策の動向、及び今後の方向性
     (1)医療機関目線で見た場合
     (2)医療ITベンダ目線で見た場合
     (3)その他関連領域(介護・薬局)目線で見た場合
  3. 限られたセキュリティ費用の優先的な投入範囲とは
  4. 関連質疑応答
  5. 名刺・情報交換会
    ■講師及び参加者間での名刺・情報交換会を実施しますので人脈づくりや新たなビジネス展開にお役立てください。
    ■ライブ配信受講の方も、会場の名刺・情報交換会終了後に講師と個別対話できる時間を設けております。

講師

  • 一般社団法人 医療ISAC
    共同創立者 /ステアリングコミッティ運営委員
    江原 悠介 氏

    <略歴>
    国内外のヘルスケア分野におけるサイバーセキュリティや業界実態・構造に関する幅広い知識・経験を持つ。
    四病院団体協議会や全国保団連等の医療関係団体、または医療ITベンダと共同でのセキュリティ調査・レポーティング活動、
    各種セミナー講演等を通して、国内ヘルスケア分野のセキュリティ向上に向けた教育・啓発活動を行っている。
    他にもPwCJapan有限責任監査法人 ディレクター、NPO デジタル・フォレンジック研究会 理事 (「ヘルスケア」分科会主査)、徳洲会インフォメーションシステム(株) セキュリティアドバイザー等の現兼任に加え、医療セキュリティ・DX関連の官公庁・関係団体の委員等を歴任。

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