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認知症高齢者の在宅療養支援セミナーin大阪

在宅療養支援につながる介入を外来・入院時から行い、退院後の選択肢・可能性を広げよう!

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対象 看護師看護学生
分野 臨床技術臨床看護在宅系サービス
受講料 10,000円(税込)
開催日 2025年6月22日 開始:10:00 | 終了:15:00 | 開場:09:30
会場 新大阪丸ビル新館(JR新大阪東口から徒歩約3分)
大阪府大阪市東淀川区東中島1丁目18−27 丸ビル新館[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 訪問看護ステーションふるる 福岡 裕行
定員 50名
主催 さわやか
受講備考 (税・テキスト代込み)
関連資料

概要

認知症の人は「自宅退院は難しい」と思われがちですが、多職種連携で環境を整え地域資源を活用することで退院後も自宅で暮らすことができます。本セミナーでは、訪問看護師の視点でのアセスメントや生活障害を改善するための医療・生活の工夫など在宅療養支援についてお話します。
生活をイメージする視点・アセスメント能力が向上します!

プログラム

  1. 1. 認知症基本法と認知症の理解
    (1)認知症基本法とは?
    (2)新しい認知症観
    (3)認知症の人本人からの発信の支援(認知症本人大使の任命)
    (4)認知症は自分事

    2. 在宅療養の基本知識
    (1)在宅療養の仕組みと診療所(かかりつけ医)の機能
    (2)訪問看護の利用方法と在宅療養でできること
    ・身体疾患と精神疾患
    ・訪問看護の「医療保険」と「介護保険」の違いと使い方
    ・自立支援医療
    (3)調剤薬局の役割
    ・在宅薬剤管理料など
    (4)インフォーマルサービスの種類
      ①認知症カフェ ②宅配サービス など

    3. 入退院を繰り返さない!
    療養継続を目指した訪問看護の支援(医療面)
    (1)症状悪化の早期発見、危機介入
    ・誤嚥性肺炎予防・服薬管理・急変時の備え など
    (2)実際の支援の紹介
    ・コロナ感染後にせん妄を起こし、食事が取れなくなったケース
    ・正常圧水頭症の手術を受けることへの意思決定を支援したケース

    4. 在宅での生活をイメージする力をつける!(生活面)
    ~入院中から在宅生活につなげるために~
    (1)ステージごとに異なる認知症高齢者の生活障害と対応
      ~認知症自立度判定基準から考える~
    (2)家の中は情報の宝庫!訪問時に生活からのアセスメント
      ・洗濯物・ゴミ箱・冷蔵庫・台所・寝床
      ・無造作に置いてあるテーブルの上のもの
    (3)在宅で起こりがちなBPSD対応と環境の工夫
      ・物取られ妄想・易怒症・徘徊

    5. 訪問看護師が支える在宅療養の実際(困難事例)
    (1)夜、「お客さんが帰ってくれない」(妄想)と緊急電話があり
      緊急訪問を繰り返したケース
    (2)ご主人が別人と入れ替わるケース
    (3)学校帰りの小学生に10円頂戴と言い、警察介入となったケース

    6. 多職種連携による病院から在宅への移行支援
    (1)病院から在宅への調整
    ・ケアマネ、病院看護師、訪問看護師、かかりつけ医との連携強化
    ・患者の在宅医療へのスムーズな移行調整
    (2)医療の継続支援および訪問看護の連携強化
    1)退院後の医療継続計画と支援
    2)訪問看護師が求める病院看護師からの情報の引き継ぎ
    3)退院サマリーに求めること
    (3)家族への精神的サポート
    (4)多職種連携で進める在宅移行支援(事例)

講師

  • 福岡 裕行

    訪問看護ステーションふるる
    管理者/認知症看護認定看護師/認知症ケア上級専門士
    福岡 裕行

    認知症治療病棟など主に精神科で経験を積んだ後、2012年に認知症看護認定看護師を取得。
    その後、認知症の方の在宅療養生活を支えたいと訪問看護師として勤務。2023年5月に自身の
    訪問看護ステーションを開設し、さらに地域へ貢献すべく日々奮闘中!

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