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RehaNus脳卒中ケアセミナー

~脳卒中看護に必要なケアの実践と応用~

このセミナーは受付終了しました。
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開催日 2018年11月23日 開始:13:00 | 終了:16:00 | 開場:12:30
会場 オルソセミナー研修室(天下茶屋駅徒歩3分)
大阪府大阪市西成区天下茶屋3丁目28-5オルソセミナー研修室(5階)[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 脳外臨床研究会 RehaNus代表 中上博之
定員 25名
主催 RehaNus
受講備考
関連資料 脳卒中ケアセミナー

概要

脳卒中患者さんをみる上で皆様はどういったことを観察しますか?
その日のバイタルの状態?意識レベルや呼吸状態?発症からの経過などなど…。
まず初めにどの脳卒中患者さんをケアする際にも最も気を付けないといけない大事なポイントは、その方の『障害を受けた脳の状態を知ること』です。

この方の障害は脳梗塞なのか、それとも脳出血なのか?
これだけでも把握しているのといないのとでは、すべき処置や対応が大きく変わってきます。
脳梗塞は脳の血管が詰まる障害、脳出血は脳の血管が破れる障害、では、どちらに対しても同じようにリスク管理をすれば良いのでしょうか?

例えば看護のケアにおける基本であるバイタルチェックをした際に、血圧が140/90mmhgという数値がみられた時に、それぞれの疾患に対して同じ対応で良いのだろうか?
何に気をつけ、次の対応としてはどういったことを考えないといけないのだろうか?
そして、その選択の先に、患者さんの脳の状態にどのような変化をもたらすのでしょうか?
こういったことを常日頃から病棟ケアに重点を置くのと、置かないのではその後の患者さんの回復に大きく影響を及ぼします。

現場では、その都度変化する患者さんの対応に対してDrからの指示待ちでは遅れがでてきます。
そうなった際、脳の障害程度を把握しておけば、できうる対応や考えるべき処置がまた変わってきます。
そのためにも脳の状態を知ること、そしてそういったことを病棟全体で共有できることが病棟ケアにおいては非常に大事になります。
では、どうやってその脳の状態を把握すれば良いのだろうか?

ひとつは看護ケアの基本となるバイタルチェックです。
そこで得られた情報から何を考え、どういったことへの対応が必要なのかを理解すること、そして、それを個々の患者さんに合わせて対応できるよう患者さんを知るためにもう一つ大事なことがあります。

それは脳画像を読み解けることだと思っています。
我々は患者さんの状態をでてくる症状や現象からある程度推測することができます。
しかし、あくまでもそれは表にでてきた表面上の問題点であり、その奥に隠された本当の問題点を見落としがちになります。

なので、今回のセミナーでは、脳画像の基本的な見方を理解しながら、脳梗塞・脳出血におけるそれぞれの病態やバイタルチェックなどから得られた情報をもとに、どう看護ケアにつなげるかのポイントをお伝えしていきたいと思います。

ケアからキュアができる看護師へ!!是非ご参加お待ちしております。

プログラム

  1. ・脳梗塞と脳出血で脳障害の何が異なるの?
    ・脳梗塞で気をつけるべき離床のタイミングとは
    ・なぜ違う?被殻出血と視床出血の病棟での行動
    ・被殻出血に関するケアのポイントとは
    ・視床出血に関するケアのポイントとは
    ・脳の回復に必要な病棟での関わり

講師

  • 脳外臨床研究会 RehaNus代表
    中上博之

    10年間病院内で急性期(ICU)、回復期を経験し、脳画像の見方やそこから考えるリハビリテーションを実施。3学会呼吸療法認定士の資格を活かして急性期での呼吸療法や排痰など積極的に看護師さんなどとの多職種連携を図ることで、よりよい病棟生活を送れるよう院内活動にも従事する。現在は訪問看護のリハビリとして、慢性期の方におけるリハビリテーションとして生活ケアの視点を大事に日々臨床に取り組んでいる。

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