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誤嚥性肺炎予防の「切り札」になる知識とスキルを学ぼう!
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電子カルテで情報収集していると、次のような看護師や医師の記録をよく目にします。 ① 「食事開始後すぐにむせ込みあり3口で終了。誤嚥リスクが高く食事量のアップは慎重に行う必要がある」 ② 「食事再開後に発熱。誤嚥性肺炎(疑)のため、本日から禁食対応に」 ③ 「肺炎の状態が落ち着いてからSTに嚥下評価依頼予定」 きっとどこの病院や施設でもよくあることでしょう。しかし、嚥下リハビリに熱心に取り組まれているSTの皆さんは、「すべて食事のせい」にしてしまう風潮に疑問を抱いていると思います。 ① の患者さんは、大腿骨頸部骨折術後にコロナ隔離も加わり廃用が進み、誤嚥性肺炎を発症してからST依頼があった方です。ペーストレベルは嚥下可能なのですが、咽頭分泌物貯留が多く、食事に関係なく湿性咳嗽がみられています。湿性咳嗽に惑わされて食事を制限しすぎるデメリットはどうでしょうか? ② の場合、しっかり評価を行い、安全に嚥下可能なものから食事を再開後に発熱があったわけですが、その熱の原因は「食事による誤嚥」でしょうか? 数日の絶食期間中の口腔ケアが不十分であれば、不顕性誤嚥の影響も大いに考慮すべきです。 ③は②と同じで、まずは肺炎が落ち着く前からしっかり口腔ケアを行っていく必要がありますし、咽頭ケアのためにもトロミ水程度は評価して摂取を進めたいところです。嚥下評価ができるSTならではの効果的な口腔・咽頭ケアがあるはずです。 誤嚥性肺炎の多くは夜間の唾液誤嚥が原因であるという複数の報告があるものの、残念ながら現場では誤嚥性肺炎の犯人が「食事の誤嚥」にされてしまい、禁食によって低栄養・廃用が進むという悪循環がみられています。 このセミナーでは、STが摂食嚥下リハビリをスムーズに進めるために欠かせない口腔ケアの知識とスキルをお伝えしていきます。私が実践している院内での口腔ケアの取り組みについて、用品や使用方法、症例を紹介するとともに、超便利な咀嚼・食塊形成~送り込み評価のポイントもお伝えします。 嚥下リハビリは口腔ケアに始まり、口腔ケアに終わるといっても過言ではありません。嚥下評価ができるSTならではの咽頭ケアの意識をもった口腔ケアについて学びましょう! ※「頸部聴診法」の詳しい内容については既存のセミナー①②をご受講ください。 ※新講座の受講の順番は既存の①②③④の前後どちらでも大丈夫です。
「楽食楽座」を目指す嚥下リハシリーズの詳細や、頸部聴診法の基礎講座、セミナーQ&A、 PayPal・Zoomの簡単な利用方法などが掲載されています。公式ウェブサイトにも申込フォームがありますので、そちらからでもお申し込み可能です。 https://www.enge-support.com
嚥下リハサポート 代表 大野木宏彰
スポーツ用品店の店長から言語聴覚士に転職した異色の経歴を持つ。地域の中核病院での急性期~回復期リハビリ、訪問看護ステーションでの在宅リハビリまで、摂食嚥下リハビリテーションを専門として幅広い経験を重ねている。 独学で習得した「頸部聴診法」を用いた嚥下評価やリハビリの知識やスキルを、院内外の研修会・講演や書籍などで伝える教育活動にも力を入れている。コロナ禍での嚥下リハビリの教育・啓蒙活動継続のために、2020年にセミナー事業「嚥下リハサポート」を立ち上げ代表として活動中。 著書:「頸部聴診法トレーニング」(2011年)、「嚥下の見える評価マニュアル」(2014年)、「“もっと”頸部聴診法トレーニング」(2017年)、「間接訓練ガイドブック」(2018年) いずれもメディカ出版 資格:言語聴覚士、日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士、介護支援専門員
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