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【ユニリハ】 リスク・マネジメントと車椅子メンテナンスセミナー ~車椅子管理とリスクの視点~

車椅子の点検不良による事故、職員の意識、身体拘束、姿勢不良からの褥瘡問題にまで発展する車椅子関係因子。このような物理的リスク因子を取り巻くリスクマネジメントを工学技術者の立場から解説、解消し、メンテナンス方法もお伝えします。

このセミナーは受付終了しました。
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開催日 2019年1月5日 開始:10:00 | 終了:16:30 | 開場:09:40
会場 日野市 コンベンションホール
東京都日野市受付完了メールで詳細をご連絡します。[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 日本ユニバーサル リハビリテーション協会 車椅子リスクマネジメントとメンテナンス研究チーム
定員 5名
主催 日本ユニバーサル リハビリテーション協会
受講備考 前半:リスク・マネジメントセミナー、後半:車椅子メンテナンスセミナーとなります。
前半参加のみ:7,000円
後半参加のみ:8,000円(メンテナンス用工具セットプレゼント)
1日参加:15,000円
■税込価格
関連資料

概要

<リスク・マネジメントセミナー>
講師は車椅子製造メーカーに在籍していた技術者&作業療法士だから全国の車椅子リスク事情に精通
「車椅子の整備不良からアクシデントが発生してしまった」
「車椅子管理はどうしたらいいのか・・・」
「どこをどう調整すればいいんだ?」
「リスクへの職員の意識が薄い」
「業者に頼みたくても見積をとったらとんでもない金額に!?」
などなど、このような問題が職場に溢れていませんか。
しかし、あなたの運営する施設、みなさんの働く病院だけではありません。全国的に、しかも慢性的に問題となっています。

当セミナーの講師は、車椅子メーカーの技術者として全国を飛び回り、問題と向き合い、解決してきた工学のスペシャリストです。しかも皆さんと同じ、医学の目線からリスク管理を考え、解決策を研究しました。そのノウハウをたくさんの皆さんと共有し、患者様の明日の安全な生活に生かしてみませんか。
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<車椅子メンテナンスセミナー>
講師は、長年車椅子メーカーで修業し工学系資格を有した作業療法士です。工学技術とリハビリテーション医学の目線からメンテナンスの重要性と技術を、実際にできるようになるまで、丁寧にお教えします。
【「車椅子の調整は知っているようで、触ってみると意外と複雑。」「機械やものづくりは苦手。だけどやっておかないと移乗のときに危なくて。」「ブレーキが効かない!けど臨床が忙しいから業者さんを呼ぼう。」等、車椅子メンテナンスを他人任せにしていませんか。だけど今日から大丈夫。実はとても簡単なんです。車椅子のメンテナンスを実演しながら伝授します。強い味方、車椅子調整専用工具セットと技術で、明日からは業者を呼ばなくても大丈夫です。】
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こんな方におすすめ

  • <リスクマネジメント>
    ○車椅子の事故が起こった事のある施設の職員の方
    ○車椅子を修理してほしいと介護現場から相談されたリハビリの担当者の方
    ○車椅子を適切に管理し、かつ職員に周知徹底させたいと考えている経営者の方
  • <車椅子メンテナンス>
    ○車椅子のメンテナンス方法で悩んでいる方
    ○車椅子の修理を自身で行えるようになりたい方

プログラム

  1. <リスク・マネジメントセミナー>
    ●整備不良、点検不備による全国的な事故とリスク
    ●リスクマネジメントの過去の研究は何をしてきたのか
    ●研究から見えてきた問題点
    ●現場で見てきた問題点
    ●問題点の解決とマネジメント ~まずは職員の意識変革が大切~
    ●実際の整備はこれをやろう
    ●実際の管理はこれをやろう
    ●整備と管理、持続ができてマネジメント
  2. <車椅子メンテナンスセミナー>
    ●車椅子の構造からメンテナンスのポイント
    ●タイヤ交換、キャスター調整、ブレーキ調整、車椅子のバランス、車椅子の転がり抵抗、車椅子から異音がした時の対応、時間があればパンク修理もやってみましょう。
    ●メンテナンスと日常の車椅子姿勢の関りをご説明し、簡単なADLシーティングのポイントの実演、実技をします。たとえば、フットサポートの調整やメンテナンスと、知名度の高いバックサポートの張調整。この2か所の調整で姿勢は見違えるほど変わります。でも、実は簡単なんです。
    ●できないところは楽しい居残り作業で

受講されることで得られる効果

  • <リスク・マネジメントセミナー>
    車椅子の事故がどんな状況で起こり、どのような状況が危険かを知ることができます。
    車椅子住環境事故のリスク管理ができるようになります。
    スクリーニングで事故が起こる事を未然に防ぐ方法を学べます。
  • <車椅子メンテナンスセミナー>
    車椅子メーカーの車椅子メンテナンス方法をそのまま伝授します。
    車椅子を一人でメンテナンス出来るようになります。
    車椅子住環境の事故をあなた自身の手で予防できます。

講義のポイント<リスク・マネジメントセミナー>

リスクの把握 ⇒ 技術の習得(整備、点検技術)⇒ 車椅子の管理と継続 ⇒ このすべてがマネジメント

リスクの因子が出せない様では、問題は見つけられず、当然意識も上がらず、解決ができないという図式になってしまいます。そこで、始めにみなさんとリスクを確認共有し、リスク因子を定義します。この定義から必要な技術、知識を説明し、姿勢管理や姿勢保持、シーティング、フィッティング、褥瘡にまで関係する事を確認しましょう。

定義と技術が習得されれば、そのあとは同じ水準で行えるようにする「管理」と、誰もが再現性ある行動ができるようにする「持続」を考えます。

より具体的な行動レベルにまで落とし込むので、「本当にできるのか」という不安がよぎるかもしれません。そのために全国の病院や施設はどうやっているのか、どのようにリスクマネジメントを行い、問題を解決しているのかを提示します。

リスクという大きなカテゴリーを焦点化し、具体的行動レベルへと導くリスクマネジメントセミナー。全ての利用者の健康と安全、あなたのお仕事へ尽力します。  

講義のポイント<車椅子メンテナンスセミナー>

■車椅子のメンテナンスを怠る事で、ブレーキが効かず、後方へ転倒したり、車椅子上から滑落する事故が依然聞かれています。臨床での、このような事故を回避するため、車椅子の調整は各病院や施設で取り組まれているかと思います。しかし、道具は何を使ったらいいのか、どこを調整すればいいのか、やってみたけどわからない。さまざまな問題や早い対応に差し迫り、不必要な道具を買ってしまったり、業者を呼んで余計な出費や時間を割いていませんか。
■そのような問題を解消するため、的確で効率のよいメンテナンス方法と調整のポイントをわかりやすく簡単に説明します。しかも、明日からその技術をすぐに生かしていただくために、車椅子の調整に必要な最低限の工具をセットにしてプレゼントします。
■メンテナンスは車椅子の能力を最大限に引き出す方法です。このため、ADLや日常の姿勢、車椅子シーティングにも大きく関ってきます。車椅子メンテナンスを通じて、最低ここだけ調整すれば、日常で快適に座れてしまうシーティング技術も合わせてご紹介します。日常に絞ったシーティングポイントとなるため、簡単で誰にでもできる技術です。

講師

  • 車椅子リスクマネジメントとメンテナンス研究チーム

    日本ユニバーサル リハビリテーション協会
    車椅子リスクマネジメントとメンテナンス研究チーム

    チーム発表者 青木 將剛

    作業療法士
    日本作業療法士協会 審査員
    日本リハビリテーション工学協会 代議員
    第1級建築CAD利用技術者
    第2級機械CAD利用技術者
    第3次元CAD技術者
    AutoDesk master技術者
    welHANDS medical代表

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