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「認知症の症状進行と摂食・嚥下障害との関係」実践セミナー

認知症の方がなぜスムーズに食べられるようになるか

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2019年1月27日 開始:10:00 | 終了:16:30 | 開場:09:30
会場 東京在宅サービス3階 301会議室
東京都新宿区新宿1―5-4 YKBマイクガーデン東京在宅サービス 3階 301会議室[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 湘南リハビリテーション研究所 松下 秀明
定員 20名
主催 株式会社WinWin
受講備考 2名以上でお申込みの場合:11,880円(税込)(1名につき)
関連資料 「認知症の症状進行と摂食・嚥下障害との関係」実践セミナー

概要

【サブタイトル】
認知症の方がなぜスムーズに食べられるようになるか

【内容】
本セミナーは、施設・在宅の認知症患者さんの症状進行(初期、中期、末期、終末期)と摂食嚥下障害との関係をまず理解します。そして、その症状進行での患者さん・利用者さんとのかかわりのポイントと『安全に・美味しく・スムーズに』口から食べてもらうためのアプローチを学びます。
認知症の初期では、予防的なアプローチが重要です。中期では失行や失認の症状が出てきます。さらに、末期では、脳の委縮も重度になり嚥下機能自体が障害されていきます。
その認知症の各症状進行において「口から食べること」との関係の関わりのポイントを日常可能な取り組みを実習を交えて学んでいきます。

プログラム

  1. 【プログラム】
    [講義] 10:00~12:00
    ●摂食・嚥下の基礎知識とメカニズム
    ・観察とアプローチのポイント
    ●症例から学ぶ
    ・VFから学ぶ「正常な嚥下」と「嚥下障害」
    ・VFから学ぶ症例別嚥下機能評価の実際
    ●認知症の各進行状態の変化に応じたかかわりのポイント①
    ・各認知症のタイプの特徴

    [昼食] 12:00~13:00

    [講義/実習] 13:00~14:30
    ●認知症の各進行状態の変化に応じたかかわりのポイント②
    ・各認知症のタイプ(初期~終末期)と食べることの関係
    ・各症状進行にと摂食嚥下の関わりのポイントと実践
    ●嚥下筋群を向上させ誤嚥予防のための呼吸の安定の実際
    ・腹臥位のポイント
    ・腹臥位の実際とその応用
    「肺活量」の増加と「頚部後屈状態」「褥瘡」「自立神経症状」の改善

    [休憩] 14:30~14:40

    [実習] 14:40~16:30
    ●食べる機能の維持と口腔リハビリ
    ・日常可能な取り組みとしての口腔ケア・口腔リハビリ
    ●食べる機能の維持と腹臥位の応用
    ・日常可能な取り組みとしての腹臥位とバランスボールの活用
    ・おむつ交換がスムーズになるなど生活動作の支援が可能な応用ポイント
    ●【質疑応答】 (参加者より)

    ≪使用物品≫:バランスボール、枕、ブルーシート、スプーン、柄付きくるリーナ、手袋、紙コップ(大)、水

受講されることで得られる効果

  • ◆認知症の症状進行(初期~終末期)と摂食嚥下障害(食べることの)の関係を理解する
    ◆認知症の各進行状態の変化に応じたかかわりのポイントを学べる
    ◆各症状進行における食べる機能の維持と口腔ケア,口腔リハビリのアプローチと腹臥位の応用を学ぶ。
  • 【受講者の声】
    ■A様(女性・作業療法士) Y病院
    ユーモアあふれる先生の楽しい講義でした。嚥下機能だけでなく、成育歴を聴収する必要性など、医療者として必要な事を教えてもらいました。

    ■倉田潤様(男性)
    具体的な方法だけでなく、考え方も学べてよかった。

講師

  • 松下 秀明

    湘南リハビリテーション研究所
    松下 秀明

    急性期の病院から施設まで、数々の臨床現場で摂食嚥下障害者への「口から食べられる」ための口腔リハビリテーションを早くから実践され、さらに、地域に即した理想的医療を実現するために、湘南リハビリテーション研究所で活躍。
    現在は、SOMPOケアネクスト株式会社顧問を務めるかたわら、関東地区中心に約15施設以上の医療・介護施設で、看護師・歯科従事者・そして多くのセラピストとの連携し、最期まで口から食べられるための口腔リハビリテーションを推進。また、多数の講演会・研修会などの活動を行い、後進の指導・育成にも積極的に取り組んでいます。著書に「口腔リハビリテーションハンドブック」など、ますますご活躍中。

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