パームスオステオパシックカレッジ 学長 https://www.j-hsa.com/
山端 二郎 先生
講師: 山端二郎 先生 J. Yamahata BCSc., D.O.M.T.P
■ニューヨーク出身(帰国子女)
■国際カイロプラクティックカレッジCSCプログラム卒業
■カイロプラクティック理学士(BCSc)ディプロマ取得
【参考】 JCR日本カイロプラクティック登録機構
■Osteopathic College of Ontario卒業
■D.O.M.T.P. (ディプロマオブオステオパシー)取得
■Dr. A. M. Kleynhans OAM, B.Sc, DC, DTE, M.ed, FICC, FACCに師事
■Dr. Steven Sanet D.O.に師事
■PCOMパームスオステオパシックカレッジ 学長
■JHSA一般社団法人ジャパンヘルスサイエンスアソシエーション代表理事
■Osteopathic College of Ontario, OCO/PIHS Japan Director
■Asian Osteopathic Association 会員
■Asian Osteopathic Association 理事就任
■Ontario Federation of Osteopathic Professionals(OFOP) 会員
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先生からのメッセージ
マニピュレーションとはオステオパシーやカイロプラクティックな どで用いられているテクニックのことです。
マッサージ、指圧や整体とは哲学的・理論的に全く異なった西洋式手技療法であり、その目的は脊柱、四肢、骨盤、 頭蓋骨の歪みからくる神経圧迫を手技を用いて解放し、先天的知能(自然治癒力)を高めることにあります。
脊柱、骨盤、頭蓋骨の歪みは、神経・血管・リンパ・経絡の流れを妨げ、体の不調を起こす原因になります。
脊柱、骨盤、頭蓋骨の歪みには大きく分けると膜性と骨性がありま す。
膜性(筋筋膜や硬膜の硬直)の歪みの場合はソフトで緩やかなマニピュレーションが適しているのに対し、骨性(固着した関節)の歪みは低振幅の素早いマ ニピュレーション(スラスト)が適しています。
膜性の歪みはマッサージやストレッチである程度改善できますが、骨性の場合は重力や体重の負荷がかかった状 態で関節が引っかかっている為、マッサージやストレッチでは改善することはありません。
テレビや雑誌などでよく紹介されている「ストレッチで骨盤・脊柱が 整う」のは膜性の歪みだけです。
骨性の場合、そのようなセラピーでは2~3日で元に戻ってしまいます。(靭帯や筋肉などが伸びてしまい、関節を固定することができなくなり、逆に悪化させてしまう可能性があります。)
膜性の歪みの場合、ゆっくりとソフトに調整する必要があり、捻ったり、ボキボキ骨を矯正したり、無理なストレッチは軟組織や関節を傷めてしまいます。
何故、何時、どのような施術を施すべきか、また施すべきでないかを見極められる力が大切なのです。
安全で適切なセラピーを施す為には十分な専門的知識や技術が必要です。
偏った知識や技術では人を癒すことが出来ないどころか、逆に傷めてしまいかねます。
本コースでは、米国・カナダのオステオパシー専門教育機関であるOHWIやOCOより最新技術や情報を取り 入れ、より多くのニーズに応えられる神経筋骨格系のスペシャリストを育成に全力で取り組んでいます。
基礎医学、診断(評価)法、テクニック、マネージメントを基礎から応用までしっかり学んでいただける充実した教育プログラムとなっています。