Meducation

医療・介護・福祉を中心としたセミナー・研修などのイベント情報が見つかるポータルサイト

JARTA | スポーツ障害・循環アプローチセミナー in東京 スポーツ現場、医療現場でよく遭遇する外傷・障害に対するアプローチ方法を学び、習得する内容となっております。

~スポーツ現場、医療現場でよく遭遇する外傷・障害に対するアプローチ方法を学び、習得する~

このセミナーは受付終了しました。
セミナーに関するご質問はこちらからお問い合わせください。

開催日 2019年2月9日 開始:10:00 | 終了:16:00
2019年2月10日 開始:10:00 | 終了:16:00
2019年3月2日 開始:10:00 | 終了:16:00
2019年3月3日 開始:10:00 | 終了:16:00
会場 すみだパークプレイス
東京都墨田区横川1-1-10すみだパークプレイス[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 JARTA (日本アスリートリハビリテーショントレーナー協会) 赤山 僚輔
定員 20名
主催 株式会社JARTA international
受講備考 4日間で100,000円
関連資料

概要

【目的】

本セミナーはJARTAコンセプトを元に、スポーツ現場、医療現場でよく遭遇する外傷・障害に対するアプローチ方法を学び、習得する内容となっております。
1日でも早く腫脹を軽減させるための循環改善のアプローチ・下肢スポーツ障害に対する評価とアプローチを理論と共に習得できます。


内容の詳細は以下よりご覧ください。


①スポーツにおける循環改善の重要性

スポーツ現場や医療機関において、腫脹や浮腫はスムースなリハビリテーションを阻害する因子となるだけでなく、それ自体が原因となり慢性的なパフォーマンスの低下や繰り返しの怪我となり兼ねない非常に重要な症状です。

局所の可動域制限や筋力低下の原因が局所の血流障害や浮腫にも原因の一端があることは周知の事実です。
その局所の問題を根本的に解決するには全身循環の改善が必要であり、全身循環を良好な状態にしておく事は術後炎症の早期改善だけでなく外傷後に腫れさせない・腫れにくい身体環境を作る事に繋がります。
また多くの慢性障害が局所の浮腫や循環不全を併発しておりメカニカルストレスを減らすという観点だけでなく、血流やリンパ・体循環という視点も根本的な改善には重要な視点となります。

〈JARTA循環アプローチで得られること〉
当セミナー受講後にはアイシングをしなくても炎症を軽減させられるようになります。(状況に応じて併用でさらに効果が増します)
腫れが引くまで待つという視点から腫れているなら積極的に引かせようという思考へシフトチェンジできます。
循環観点での評価から腫れやすい選手、浮腫みやすい選手、疲れが残りやすい選手などの原因を特定することが可能となります。
施術による改善だけでなくセルフワークで循環のよい状態を維持することが可能となります。
身体のだるさや局所の過度な疲労感はリンパの流れの悪さや血流の低下、浅い呼吸由来の睡眠障害など要因が複雑に混在しており各観点での評価・アプローチが必須となります。


②ANKLE SPRAIN〜捻挫をゆるめて硬める〜

「たかが捻挫だから腫れが引いたら大丈夫!!」
そのように考えるセラピストやトレーナーはもういない。
そう信じたいですが、選手の認識や後遺症をみているとそう感じざるをえない現状がまだまだあります。
捻挫後の足部の不安定性や偏った硬さの影響で背屈軸の変位が発生し、他部位の症状の起因となる選手は少なくありません。
機能的な改善の余地がありながら構造的な問題と帰結し、機能障害を残しながらのバランストレーニングは『マイナスの学習』以外の何者でもありません。
※ここでいうマイナスの学習とはプラスな方向へのトレーニングではなく、障害を発生させる為のトレーニングとなる、負の学習をさします。
本セミナーの目的は足部の機能障害を適切に評価し、構造的な不安定性のみに可能な限り限局させるアプローチを習得します。
マルアライメントを残したままのエクササイズやトレーニングに警笛を鳴らすと共に、その原因となる要因の抽出方法や改善方法について習得することにあります。

〈『ANKLE SPRAINに対するJARTAアプローチ』で得られること〉
足部の不安定性に対してのテーピングやサポーターを処方する前にやるべきことが数多くあることが理解できます。
どこがどの程度ゆるいのか、なぜ過度なゆるさが一時的に出現するのかを理解できます。
局所の評価で分かる部分と分からない事が分かります。
ストレステストで分かるゆるさをどう捉えるかが分かります。
緩めて硬めるという手法の意義が理解でき、オーバーストレッチの弊害やゆるさは代償であることが理解できます。
ゆるさを本質的に改善するために全身を関係主義的に評価する手法が習得できます。



③グローインペイン症候群〜鼠蹊部に痛みを体感しよう〜

グローインペイン症候群とは股関節前面(鼠径部周囲)に出現する痛みの総称を意味します。
股関節唇損傷などの器質的な問題がある場合もあれば、画像上明らかな損傷がないにも関わらず、痛みが慢性化する場合もあります。
近年では様々なトレーニング方法の広がりに伴うマイナスの学習も重なり、サッカーなど股関節を酷使するスポーツ以外でもグローインペインが出現する例がみられるようになってきました。
このような痛みの中には内転筋付着部炎や恥骨筋炎・恥骨結合炎などが含まれ、痛みの原因探求には局所の詳細な評価とともに、局所への負担増となった要因を全身的な評価を元に解決していく必要性があります。
本セミナーではグローインペインで悩む選手を一人でも多く救うために、恥骨周囲の詳細な評価方法とともに、局所と全身的なアプローチから慢性化しやすいグローインペインを改善する思考をお伝え致します。

〈『GROIN PAIN SYNDROMEに対するJARTAアプローチ』で得られること〉
・実際にグローインペインを一時的に体験することにより、症状発生のプロセルの一端を理解することができます。
・股関節の適合性の評価と恥骨周囲の評価方法を習得できます。
・局所の問題を誘発する全体の捉え方を習得できます。
・経絡的観点を応用した評価・アプローチ方法を習得できます。
・症状を再発しない為の動きづくりとトレーニング方法を習得できます。



④Kee-in Toe-out〜良いフォームは良くない!?〜

“良い”フォームでのトレーニングで本当に膝の怪我を防げるのでしょうか?
JARTAベーシックでもお伝えしている『マイナスの学習』とはその動作やトレーニングなどを継続することにより怪我の要因になったり、パフォーマンスを逆に低下させてしまう事を指します。
心身のコンディショニング及び意識状態が“前提”として整っていない状態で、見せかけ上の一見正しいフォームでのトレーニングも実は『マイナスの学習』になることがあるのです。
リハビリ室やトレーニングルームでのトレーニングでは良いフォームで実施できているのに、慢性的な痛みに悩まされていたり、半月板や靭帯損傷を繰り返す選手はまだまだ沢山います。
本セミナーの目的は下肢のアライメント不良はあくまでも結果であり、対処療法的な一見正しいフォームでのトレーニングに対して警笛を鳴らすと共に、その原因となる要因の抽出方法や改善方法について習得することにあります。

〈『Knee-in Toe-outに対するJARTAアプローチ』で得られること〉
下肢の不良アライメントを呈するクライアントに対して、単なる筋力低下と結論を見出すのではなく、筋力低下の要因やアライメントが崩れる要因を関係主義的に捉えて筋力トレーニングを実施する前の多くのコンディショニング方法について理解することができます。
(膝が内側に入らないように意識しているようでは膝の痛みや怪我は防げない)
不良アライメントから解放することでサポーターやテーピングの使用が最低限で済みます。
筋力強化をしなくても改善できるフォームを知る事でフォーム改善までの期間短縮となるだけでなく、一時的ではなく良い状態が選手のケアや意識によって維持しやすくなります。
※筋力トレーニングをハードに継続することは多くの選手にとって難しい課題となっています。
膝を意識する弊害を知る事でどのような意識状態でプレイすると怪我しにくくなるかを理解することができます。


【プログラム】

1日目 循環アプローチ
・全身循環の捉え方
・リンパ、血流、自律神経、呼吸機能に対する評価方法
・リンパ、血流障害、自律神経に対するアプローチ
・経絡を応用した循環アプローチ
・循環不良の原因探求の思考プロセスについて

2日目 ANKLE SPRAIN〜捻挫をゆるめて硬める〜
・ゆるさの捉え方、ストレステストで分かることと分からないこと
・足の評価方法(主に可動性の評価)
・捻挫を繰り返す選手のトレーニング、動作戦略の構築方法について
・ゆるめてアライメントを改善するアプローチ
・下肢不良アライメントの要因を多角的に捉える(関係主義的なアプローチ)
・痛みや不調がない選手にも継続してもらう為のコツ

3日目 グローインペイン症候群〜鼠蹊部に痛みを体感しよう〜
・鼠径部痛を体感する
・グローインペインの捉え方
・恥骨に過負荷がかかる要因に対して全身を通した評価方法
・恥骨へのストレスを関係主義的にアプローチ
・局所の問題を経絡的観点でアプローチ
・再発予防及びパフォーマンスアップの為のトレーニング方法実践

4日目 Kee-in Toe-out〜良いフォームは良くない!?〜
・Kee-in Toe-outの捉え方と評価方法
・筋力テストで分かることと分からないこと
・膝を意識する弊害と膝を意識しない動作戦略の構築方法について
・ゆるめてアライメントを改善するアプローチ
・下肢不良アライメントの要因を多角的に捉える
・意識を膝に向けさせない為のトレーニング方法


■講師
赤山僚輔
理学療法士 | (財)日本体育協会アスレティックトレーナー | JARTA international 統括部長 |Fitness&Conditioning School LibreBody GM
日本オリンピック委員会強化スタッフ(医科学スタッフ)

主なサポートチーム、選手と成績(2018年7月現在)
サッカー | 高松商業高校サッカー部(2018年インターハイ出場)
バスケット | 香川県国体成年男子バスケットボール (2017年国体3位)
空手道 | 高松中央高校空手道部(2017年インターハイ個人・団体優勝、
2018年全国選抜大会優勝、在籍2名が2019年ユースオリンピック出場予定)
体操 | 高松中央高校体操部(2017年インターハイ17位)
バレーボール | 全日本女子バレーユースチーム(2018年アジアユース優勝)
K-1 | 近藤拳成、近藤魁成(2017年K-1甲子園優勝)


■受講料(4日間)
一般     10万円
早期割    9万円
会員割    8万円

再受講は下記セミナー1つにつき上記より1万円引き。
(循環・捻挫・ニーイン・グローインペインの4種類が対象となります。会員でいづれか1つを受講済みなら7万円になります。会員で4つ全て受講済みなら4万円になるということです)


■会場
1,2日目:すみだパークプレイス スペースA
3,4日目:調整中


■定員 
20名(再受講者を除く)

講師

  • JARTA (日本アスリートリハビリテーショントレーナー協会)
    赤山 僚輔

    JARTA SSrank
    理学療法士 | (公財)日本スポーツ協会アスレティックトレーナー 
    JARTA international 統括部長 |Fitness&Conditioning School LibreBody GM
    日本オリンピック委員会強化スタッフ(医科学スタッフ)
    香川県空手道連盟専任コーチ
    香川県バスケットボール協会医科学委員

レコメンドセミナー

もっと見る