Meducation

医療・介護・福祉を中心としたセミナー・研修などのイベント情報が見つかるポータルサイト

1on1ミーティングの本質と実践

‐関係の質を高め部下の成長を支援する、傾聴・承認・フィードバック‐(大阪)

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2019年9月10日 開始:10:00 | 終了:16:30 | 開場:09:30
会場 大阪産業創造館
大阪府大阪市中央区本町1丁目4−5[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 合同会社チーム経営 広瀬 義浩
定員 24名
主催 LLCチーム経営
受講備考
関連資料 講座チラシ

概要

※2019年5月号に1on1ミーティングについて投稿しましたのでお読みください。
組織を変えるはじめの一歩は、関係の質を高めることだと思っています。1on1ミーティング(一対一の定期的な面談)という手法は、関係の質を高めるためには最適な手法です。組織の風土を良くしたり、上司と部下の信頼関係を作ることができます。
しかし、「毎回、憂鬱な30分でコーチングで詰め寄られている感じがします。」「忙しいのに雑談だけで時間の無駄だと思います。」「上司の話すことをひたすら聞く時間です。」などいう部下も多く、上司の方も「何を話したらいいのかわからない。」「話してくれないし、本音を言っているとは思えない。」「時間をかけた割には効果が見えない」「何をフィードバックしていいのかわからない」などのネガティブな意見も見受けられます。下手な1on1ミーティングをするくらいなら何もしないほうが組織のためです。
うまくいっている組織では、9割以上がやってよかったという声が多くあります。何が違うのでしょうか?大前提は”1on1ミーティング”は部下の時間だということです。人事評価や進捗管理、報告・連絡・相談の場ではないということを認識する必要があります。主な目的は、信頼性構築と成長支援です。
この講座では、上司の”あり方(メンタルモデル)”に気づき”聴き方””フィードバック””内省支援”などのコミュニケーションスキルを実践を通して学びます。部下との信頼関係を築き、部下の成長を支援し、結果として自律的なメンバーが増え、チームが活性化していくことを目指します。
    
【1on1ミーティングとは】
「1on1」とは、上司と部下が1対1で定期的に行うミーティングのこと。今、人材育成の手法として注目を集めています。
評価者面談などとは違い「部下のための時間」を持つことです。
お互いに自然体で話す場を定期的に設けることで、部下の内省による成長や、社内のコミュニケーション活性化が期待されています。

プログラム

  1. 1. 心理的安全性を作るために
    2. 信頼関係を作る聴き方
    3. マインドフルな傾聴(ワーク)
    4. 自己開示とフィードバック
    5. フィードバックトレーニング(ワーク)
    6. 相手を成長させるフィードバック
    7. ポジティブフィードバックで人は変わる
    8. 1on1ミーティングの基本
    9. 社会人は何から学び、成長するのか?(経験学習)
    10. リフレクション支援(ワーク)

参加者アンケート

設問
1.あなたはどの程度満足しましたか?
2.あなたが気付いたこと、学んだことはどのようなことですか?
3.今後役に立つと思うことは何ですか?

1.十分満足(一般企業・管理職)
1on1ミーティングは組織活性化に役立つか、特に中間管理職のマインドをどう変えるのか。内省・FBが伝わるように半年程度は続けて、ちょこっと面談に移れるようにすすめてみます。
2.信頼性の構築。成果評価FBと1on1の違い(プロセスの内省)
3.1と同じ

1.十分満足(生保管理職)
本を読んで見様見真似で進めていたが、今日の講座で気づきを得ることができた。
2.質問する方向性で話の内容ががらりと変わること。率直なフィードバックがありがたかった。
3.チェックインをしてから1on1に入ること。1on1の時、聴き方のモードを変えるということ。

1.十分満足(システム会社リーダー)
1on1だけでなくコミュニケーションの大事なことに気づくことが多くあった。1on1は評価のためでなく、関係性を高めてチーム力を高めるためだということが認識できた。
2.1on1のベースは心理的安全性である。マインドフルに聴く。フィードバック
3.傾聴とフィードバック。フィードバックは、上司→部下だけでなく、部下→上司に対等に相互にとってメリットのある場を日々作っていかないといけないと思いました。

1.十分満足(サービス業リーダー)
自分の癖などに気づくことができた。悩みの解消ができた。
2.うなずきすぎない。質問の仕方を考える→なぜそう思うのか?聞くことによって掘り下げることができる。MT前に目的を伝える。
3.1on1の中で相手自分以外の感情を持ち込まない。(確認ができないから)

1.十分満足(漁師)
話の事例が多くわかりやすい。
2.人に無条件で話を聞いてもらえることへのありがたみと気持ちよさ。
3.会話している状況を俯瞰してみること

1.十分満足(企業研修担当)
楽しく学ぶ1日になりました。新しいスキルを学ぶことも刺激になりましたが、自分自身に目を向けることができたこと、気がかりを共有できたことはとても大きな学びとなりました。
2.私はいつも何かの成果を求めていることがわかりました。悪いことではないともいえますが、成果を認められないと「良くない」と評価してきたでしょうし、相手にも自然にそれを求めていただろうことに気づきました。それ以外にも大事なことはたくさんあるので一辺倒は回避しようと思います。
3.1on1:定期的に機会を設けます。時間を取ろうとする=部下との関係、相手の不安をなくすことが大切と思っていることを部下に伝えられると思います。

1.満足(製造業管理職)
学ぶことは楽しいものだと
2.待つ、アドバイスしない、他にも苦労されている方はたくさんいるという事
3.1on1をやる目的をきちんとメンバーに伝えること。

1.満足(看護部長)
あとは実戦できたら十分満足にしたいと思います。
2.ポジティブな言葉のフィードバックをしていこう!フィードバックは事実を伝え、その人のタイプを決め付けるような言葉では表現しない。まずは信頼関係を作るために1on1を始める。
3.強みを引き出す、強みに気づいてもらうことで成果につながる。相手の話を評価判断せず初心で聴く。(難しいと思うがまずやってみる)

1.満足(介護施設管理職)
気づきが多かった。安心感のある中で学びを楽しめた。
2.事実をとらえて伝える。相手の感情にフォーカスして返していく。
3.部下からのフィードバックをもらう。事実を見る。

講師

  • 広瀬 義浩

    合同会社チーム経営
    パートナー、ファシリテーター
    広瀬 義浩

    スマイルコミュニケーションオフィス主宰
    近畿大学総合社会学部非常勤講師
    OD(組織開発)コンサルタント
    ファシリテーション講座を中心に、社会人・官公庁向けリーダーシップ研修、チームビルディング研修、対話のワークショップのファシリテーター、マインドフルネス研修、中小企業のコンサルテーション、経営者のコーチング、会議の活性化支援(ファシリテーション)などを行っている。 
    南山大学人間関係研究センタートレーナトレーニング修了
    【おもな研修実績】
    川崎重工業、大阪ガス、ダイキン工業、日本生命相互保険、オムロンソフトウェア、アシックス労働組合、DOCOMOショップ、飲食関係などの小売業。北野病院、大阪成人病センター、社会福祉法人南山城学園、兵庫県農イノベーションプロジェクト、人事院近畿事務局、大阪高等裁判所、兵庫県、大阪産業創造館、などの公共団体、などで、ファシリテーター養成講座、リーダーシップ研修、チームビルディング研修、各種ワークショップ、組織開発プロジェクトなどを担当。
    関西の大手企業のエンジニア、労働組合、異業種交流会対象にマインドフルネス研修を行っている。

レコメンドセミナー

もっと見る