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麻痺を治すことでQOLを上げる~認知神経リハビリテーション理論を基盤にした片麻痺の臨床展開~名古屋会場~

片麻痺症状の治療の展開を認知神経リハから理解する

このセミナーは受付終了しました。

対象 理学療法士作業療法士言語聴覚士その他
分野 リハビリテーション
受講料 12,800円(税込)
開催日 2019年11月30日 開始:10:00 | 終了:16:00 | 開場:09:30
会場 株式会社gene 本社 セミナールーム
愛知県名古屋市東区葵1丁目26-12 IKKO新栄ビル 6階[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師   中里 瑠美子 先生
定員 50名
主催 株式会社gene
受講備考 ※当日会場にてお支払い下さい。
※開催日を含めて7日前からのキャンセルについては、キャンセル料(受講料全額)が発生いたします。
関連資料

概要

【ねらい】
肩関節亜脱臼が消失する、尖足が改善して踵が接地する、など、片麻痺症状そのものを治す治療を展開できるようになることが本セミナーのねらいです。

【講義概要】
片麻痺は、患者の経験そのものを根底から変質させてしまいます。自分の身体を介して世界を知るという、あたり前の経験がなくなることで、患者は混乱をきたします。足が床に着いている感じがしない、半身が自分の身体として感じられない、手も足も勝手に動き(あるいは動かず)自分を裏切り続けている、どこを見ればいいのか分からない、何に注意を向ければいいのか分からない……そんな彼らの訴えは、片麻痺が単なる運動障害ではないことを物語っています。

「動作の再獲得」は患者のADL を向上させても、QOLはそれほど向上しないのです。
では、QOL向上のために、私たちセラピストは何ができるのでしょうか?

片麻痺を脳システムの変質の結果ととらえれば、そしてそれに対する適切な運動学習を提供し、患者の脳システムを改変することができれば、片麻痺という状態で生きる患者の世界を変えることができます。

「このリハはrecovery(回復)じゃないね、create(創造)だね」
そうつぶやいた、1人の患者さんの言葉があります。
片麻痺を治すということは、新しい身体を、新しい経験を創るということなのです。

プログラム

  1. 1 健常な脳システムと病理を負った脳システム :脳と身体のつながりを学ぶ
    2 どのように評価を行えばいいのか :脳と身体のつながりを探る
    3 どのように治療を展開するのか :脳システムを改変する運動学習について学ぶ
    4 症例を通して学ぶ :明日の臨床を変える

    ※プログラムは追加・変更になる場合がございます。

講師

  •  
    中里 瑠美子 先生

    東京女子医科大学東医療センター・作業療法士

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