Meducation

医療・介護・福祉を中心としたセミナー・研修などのイベント情報が見つかるポータルサイト

脂質異常症の病態と治療の現状、アンメットニーズに応える新薬とは

【情報機構】

このセミナーは受付終了しました。
セミナーに関するご質問はこちらからお問い合わせください。

開催日 2019年11月14日 開始:13:30 | 終了:16:30 | 開場:13:00
会場 [東京・浮間舟渡]板橋区立企業活性化センター2階第1研修室
東京都板橋区舟渡1丁目13番10号 アイ・タワー2F板橋区立企業活性化センター[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 防衛医科大学校 池脇 克則
定員 30名
主催 株式会社 情報機構
受講備考 1名33,000円 + 税、(資料・昼食付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき23,000円 + 税
 ※消費税につきましては講習会開催日の税率にて課税致します。
      *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

以下、申込要領をご了承のうえお申込み下さい。

<申込要領>
※受講料のお支払いは、原則として開催日までにお願いいたします。
  当日会場でのお支払いも可能です(請求書に同封の振込連絡書にてその旨ご連絡下さい)。

※申込後、ご都合により講習会に出席できなくなりました場合は、代理の方がご出席ください 。
 止むを得ず欠席の場合、弊社事務局迄ご連絡下さい(受付時間9:00-17:00)。
 以下の規定に基づき、料金を申し受けます。
 開催日から逆算(土日・祝祭日を除く)して、
  講座5日前以前での欠席のご連絡:受講料は頂戴いたしません
  講座3日前~4日前での欠席のご連絡:受講料の70%
  講座当日~2日前での欠席のご連絡:受講料の100%
  セミナー開始後のご連絡なき場合の欠席:受講料の100%

※最小催行人数に満たない場合等、事情により中止になる場合がございます。
   講座の中止・延期に伴う、会場までの宿泊費・交通費等(キャンセル料含)の補償は
   致しかねますのでご了承ください。

詳細は https://www.johokiko.co.jp/seminar_medical/AA1911A3.php
関連資料

概要

・脂質異常症の病態の理解 ―リポ蛋白、アポ蛋白を理解する―
・脂質異常症ガイドライン ―各国の動向を含めてー
・薬物治療の変遷 
・スタチンを軸としたLDL-centric治療
・近年注目される高中性脂肪血症治療:フィブラートかω3脂肪酸か?
・停滞するHDL治療 ―量か質か?―
・動脈硬化は慢性炎症 ―抗interleukin-1β抗体による臨床試験で実証―
・開発中の新薬情報
・今後求められる新薬とは

脂質異常症(旧 高脂血症)患者は3000万人ともいわれ、高血圧に次ぐ生活習慣病である。遺伝的背景以外に、食生活の欧米化が患者増加の一因である。脂質異常症は高中性脂肪(TG)血症、高LDL血症、低HDL血症に大別されるが、遠藤章博士によって発見されたブラックバスター薬品であるスタインの上梓を契機に、LDL低下治療の心血管疾患予防効果が確立されLDL-C低下治療が脂質異常症治療の中核となった。スタチン登場後、小腸コレステロール吸収阻害薬であるエゼチミブ、さらには初めての抗体製剤であるPCSK9阻害薬の開発によってLDL-Cを何と30mg/dLまで低下させることが可能な時代となった。一方、高TG血症は、フィブラート系薬剤のエビデンスが弱く治療介入の臨床的意義が確立されなかったが、近年新たなエビデンスが報告されるとともに、SPPARMαの登場によって注目されている。加えて、本講演では抗炎症治療、HDL治療の展望、開発中の新薬の状況を解説して、今後の創薬の方向性を探る一助になれば幸いである。

プログラム

  1. リポ蛋白代謝
     1.1 TG-richリポ蛋白代謝
     1.2 LDL代謝
     1.3 HDL代謝
  2. 脂質異常症
     2.1 高中性脂肪血症
     2.2 高LDL血症 ―特に家族性高コレステロール血症―
     3.3 HDL異常症
  3. 脂質異常症ガイドライン
     3.1 日本動脈硬化学会2017年版
     3.2 海外のガイドライン ―我が国との比較を含めて―
  4. 脂質異常症治療薬
     4.1 高TG血症
     4.2 高LDL血症
     4.3 低HDL血症
     4.4 高Lp(a)血症
     4.5 抗炎症治療
     4.6 開発中の新薬
  5. アンメットニーズと今後の創薬の方向性

受講されることで得られる効果

  • リポ蛋白代謝の概要と種々の脂質異常症の病態を理解する。
  • 中でも、臨床的意義の高い家族性高コレステロール血症の病態と治療を理解する。
  • 脂質異常症治療薬の作用機序と心血管予防効果に関するエビデンスを理解する。
  • 抗動脈硬化作用を有するHDLのエビエンス、今後の創薬の方向性を把握する。

講師

  • 池脇 克則

    防衛医科大学校
    神経・抗加齢血管内科
    教授 医学博士
    池脇 克則

    1984年 防衛医科大学校卒業
    1990年 米国国立衛生研究所(NIH)、分子病部門Visiting associate
    1994年 見附市立成人病センター病院内科医長
    1996年 東京慈恵会医科大学青戸病院(現葛飾医療センター)内科学講師
    2000年 ハーバード大学公衆衛生院栄養学部門、Visiting researcher
    2001年 東京慈恵会医科大学循環器内科講師
    2005年 インスブルック大学医学部、ペンシルバニア大学医学部客員教授
    2005年 東京慈恵会医科大学循環器内科助教授
    2008年 防衛医科大学校 内科学講座 老年内科教授
    2012年 防衛医科大学校 内科学講座 神経・抗加齢血管内科 教授
    現在に至る

    ■専門・得意分野
    ・脂質代謝
    ・動脈硬化

レコメンドセミナー

もっと見る