Meducation

医療・介護・福祉を中心としたセミナー・研修などのイベント情報が見つかるポータルサイト

ES/iPS細胞入門 「一歩進んだ細胞培養」 形態観察を活用した培養のコツ

【情報機構】

このセミナーは受付終了しました。
セミナーに関するご質問はこちらからお問い合わせください。

開催日 2019年11月22日 開始:12:30 | 終了:16:30 | 開場:12:00
会場 中央区立総合スポーツセンター4階第1、2会議室
東京都中央区日本橋浜町2丁目59番1号 区立浜町公園内総合スポーツセンター[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 株式会社ニコン 古江美保
定員 30名
主催 株式会社 情報機構
受講備考 1名38,000円 + 税、(資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき28,000円 + 税
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引
*消費税につきましては講習会開催日の税率にて課税致します。

以下、申込要領をご了承のうえお申込み下さい。

<申込要領>
※受講料のお支払いは、原則として開催日までにお願いいたします。
  当日会場でのお支払いも可能です(請求書に同封の振込連絡書にてその旨ご連絡下さい)。

※申込後、ご都合により講習会に出席できなくなりました場合は、代理の方がご出席ください 。
 止むを得ず欠席の場合、弊社事務局迄ご連絡下さい(受付時間9:00-17:00)。
 以下の規定に基づき、料金を申し受けます。
 開催日から逆算(土日・祝祭日を除く)して、
  講座5日前以前での欠席のご連絡:受講料は頂戴いたしません
  講座3日前~4日前での欠席のご連絡:受講料の70%
  講座当日~2日前での欠席のご連絡:受講料の100%
  セミナー開始後のご連絡なき場合の欠席:受講料の100%

※最小催行人数に満たない場合等、事情により中止になる場合がございます。
   講座の中止・延期に伴う、会場までの宿泊費・交通費等(キャンセル料含)の補償は
   致しかねますのでご了承ください。

詳細はhttps://www.johokiko.co.jp/seminar_medical/AA191136.php
関連資料

概要

■講座のポイント
ヒト間葉系幹細胞やES/iPS細胞は、広く創薬研究や再生医療などで活用されつつある。一方で、これら細胞の品質が、アッセイの結果や分化効率に影響を与えることはよく知られている。日常的には、位相差顕微鏡を用いて生きた細胞を観察する方法が用いられているが、判断は作業者に委ねられる。ライブセルイメージングによる非侵襲的な解析により培養細胞の状態を定量化できれば、一歩進んだ細胞培養プロトコールの設定が可能となる。ライブセルイメージングに適した培養条件の設定法などを含めて、形態観察・画像解析を活用した培養のコツを解説する。

■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・細胞培養における基本原則
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jtca/36/2/36_13/_article/-char/ja/
・培養細胞の観察の基本原則
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jtca/37/2/37_123/_article/-char/ja

■講演中のキーワード
ES細胞、iPS細胞、hPSC、MSC
形態評価
ライブセルイメージング
非侵襲的評価
画像解析

プログラム

  1. 細胞培養の基本について
     1-1.ヒトES/iPS細胞の培養の基本
     1-2.米英でのヒトES/iPS細胞の基本
     1-3.一般的な細胞培養の留意点
     1-4.多能性幹細胞の培養の留意点
  2. ヒトES/iPS細胞の品質について
     2-1.基本的な品質検査
     2-2.培養作業による品質への影響
     2-3.ヒトES/iPS細胞の形態評価
  3. ライブセルイメージングによるES/iPS細胞の品質評価
     3-1.細胞数の計測
     3-2.コロニー数とコロニー面積の計測
     3-3.細胞専有面積の測定(サブコンフルエントの定量化)
     3-4.分化領域と未分化領域の測定
     3-5.コロニーの粗密判定(コロニーの成熟度)
  4. iPS細胞から神経幹細胞への分化過程における形態変化
     4-1.二次元低密度による無血清培養による分化誘導
     4-2.ライブセルイメージングによる分化の解析
  5. 品質向上、大量培養成功に向けての展望
  6. <終了後、質疑応答>

受講されることで得られる効果

  • ・培養細胞の観察の基本原則 
  • ・培養細胞の観察のポイント
  • ・ヒトES/iPS細胞の観察のポイント
  • ・間葉系幹細胞の観察のポイント
  • ・ライブセルイメージングのための培養条件の工夫
  • ・ライブセルイメージングを活用した培養プロトコールの設定

講師

  • 株式会社ニコン
    ヘルスケア事業部
    シニアフェロー
    古江美保

    ■経歴
    1986年3月 広島大学歯学部歯学科 卒業 歯科医師
    1990年3月 広島大学大学院・歯学研究科・歯学臨床系・第一口腔外科学専攻
    1990年4月 広島大学歯学部付属病院・第一口腔外科 医員
    1991年4月 神奈川県立こども医療センター歯科 シニアレジデント
    1993年4月 神奈川歯科大学生化学教室 講師
    2005年4月 英国シェフィールド大学客員講師
    2006年7月 神奈川歯科大学大学院指導教員、准教授
    2008年2月 医薬基盤研究所 培養資源研究室 研究リーダー
    2011年4月 医薬基盤研究所 ヒト幹細胞応用開発室 研究リーダー(改組)
    2017年1月 株式会社ニコン フェロー
    2019年4月 株式会社ニコン シニアフェロー

    ■専門および得意な分野・研究
    幹細胞生物学、発生分化、培地開発、無血清培養

    ■本テーマ関連学協会での活動
    日本組織培養学会
    International Society for Stem Cell Research (ISSCR)
    Society of Toxicology (SOT)

レコメンドセミナー

もっと見る