概要

この２０年、我が国の社会保障制度は大きな変革の中にあり、この動向はさらに加速し、２０４０年には未曽有の少子高齢化社会を迎えます。国の規模、人口構造が激変する中、全国の医療機関は従来の経営手法に囚われない、柔軟で効果的な経営体制を確立する必要があります。
　本セミナーでは、法人全体を網羅的、統合的に俯瞰し、各部門別のマネジメント体制と業績管理体制を確実に導入する仕組みとして、病院管理会計の手法、成果、成功事例をご紹介します。
　管理会計では、原価計算の手法を部分的に導入した「セグメント（部門）別管理」と、医療機関特有の財務の読み方を駆使して、法人全体を可視化。その上で、トップと各医師や師長など現場管理者（各セグメントの長）が会計情報を共有して、目標予算の設定と達成をできるところまで進めます。
　またセミナーの中では医療法人会計基準、出資持分、医療法改正、公立病院の動向、消費税、地域経済など、医療経営に必要な「起こったこと、これから起こること」をお話します。皆様のご参加を、お待ちしています。

【プログラム】
Ⅰ. いま、なぜ病院管理会計がこれほど注目されているのか？
　　・ 病院の会計が「過去の記録簿」になってしまう理由とは
　　 ・ 会計は「未来の航海図」でなければならない、それが管理会計
　　・ 病院は全部違うから、自分の法人だけの管理会計を構築していく
　　 ・ 診療報酬情報を共有しているか？管理者、医事、財務の縦割りを排除する
Ⅱ. 管理会計の基礎　～病院財務の全てを把握する～
　　・ 〇〇指標、〇〇比率で経営は良くならない、それは単なる参考
　　・ 収入である診療報酬の、その元となるものは何かを考える
　 　・ ほとんど同じ二つの病院、でも黒字と赤字。それはなぜか？
　　・ 数字の固まりである財務、その全てを明らかにするとすべきことが見える￥
Ⅲ. 業績を上げて人が育つ、風通しを良くする管理会計プロセス
　　 ・ 利益と成果に向けた管理会計の実際的運用、目的別事例の紹介
　　・ セグメント（部門）別管理会計に必要な、法人ごとのセグメント区分
　　・ セグメント（部門）別利益計画の立案、予算化、実施そして成果
　　・ トップと現場管理者が対話できる会計原則を確立する、浸透させる
　　 ・ 法人が複数ある場合の業績管理と管理会計の方法
Ⅳ. この20 年で医療界に起こったこと、これから起こること
　　 ・ 医療の会計基準、出資持分、医療法改正、公立病院改革、消費税の全容
　　・ 医療経営の存続に必要な法律、情報は揃った。あとはどう使うか
　　 ・ 医療経営、介護経営、関連会社経営・・・多数の法人を統括できる経営
　　・ 働き方改革との向き合い方、働き方改革を越えていく法人作り
　　 ・ ただ生き残るのではない、どんな姿で2040年を迎えるか？
　　 　～管理会計の先にある中長期計画と予実管理の経営～

お知らせ

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その場合はセミナー開催日の10日前迄にご連絡させていただきます。
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送付いたしますので、ご記入の上ご返送ください。

尚、お客様都合のキャンセルの場合、返金時の振込手数料は
差し引いて返金させていただきますので、ご了承ください。

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参加料の返金は致しかねますので、代理の方に出席頂くか、
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その場合、別途送料(1100円､税別)をご負担いただきます。
未入金でも自動的にキャンセルとはなりませんので、ご注意ください。
この場合、後日請求書を送付させていただきます。

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