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なぜあの人はリハに乗ってくれないのか?~負の思考パターンに働きかけるモチベーション回復アプローチ~東京会場~

「やる気のない人」と決めつけていませんか? NLPの考え方を用いて、患者さんの気持ちを考えよう!

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2020年9月19日 開始:10:00 | 終了:16:00 | 開場:09:30
会場 中央労働基準協会ビル 4階 ホール
東京都千代田区二番町9番地8中央労働基準協会ビル[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師   杉長 彬 先生
定員 50名
主催 株式会社gene
受講備考 ※当日会場にてお支払い下さい。
※開催日を含め7日前の朝8:00以降からのキャンセルについては、キャンセル料(受講料全額)が発生いたします。
関連資料

概要

【ねらい】
・リハに乗りづらい方、抑うつ傾向や拒否のある方との関わり方を学んでいきます。
・いわゆる「やる気のない人」との関わり方のコツ、コミュニケーションのポイント、ハイリスク患者へのアプローチの仕方や、判断の基準などについて学びます。

【講義概要】
リハに乗りづらい方、抑うつ傾向や拒否のある方との関わり方についてお伝えいたします。
傷病を得るにあたり、気持ちの沈みや将来への展望が見えないことで、リハのプログラムにスムーズに移行することができない方に対し、リハ職が「やる気のない人」と断定してしまう前に、なぜそういう気持ちになるのか、どうすればそれを変えることができるのかについて、一緒に考えていきましょう。

今回のセミナーでは、NLPという心理学の考え方を使い、参加者一人ひとりが今現在気になっているケースを想定しながら講義を進めていきます。

NLPは、コーチングやビジネス、教育、プレゼンテーションなど、多くの分野で使われている手法で、リハビリテーションの現場でも有効なものがあります。
NLPの「モデリング」という考えを生かして、実際の患者さんの考え方や行動の真似をする(モデルとする)ことで、対象者のことを深く理解し、関わりのとっかかりを見つけていくことができます。

リハに乗りづらい方、抑うつ傾向や拒否のある方は「やる気のない人」ではなく、色々な課題を抱えながらも、その中で自分なりに良くなろうと努力をしていらっしゃいます。
モデリングを通して、どんな患者さんでも頑張っているところ、良くなろうとしているところがある。そのようなリソースがあることをお伝えしたいと思います。

また、精神疾患などのリスク因子を持つ人や、うつ病への脆弱性が高い人に関して、私の精神科での臨床経験をふまえ、ハイリスク患者へのアプローチの仕方や、判断の基準などについてお伝えいたします。

体験型のセミナーとなっております。
明日からの臨床のヒントを見つけるために、是非参加していただけたらと思います。

プログラム

  1. 前半
     ・拒否・抑うつ・意欲低下など負の思考パターンを理解する
     ・患者さんを深く理解し、信頼関係を作るコミュニケーションスキル
     ・あまり語らない患者さんが発する非言語情報から、相手の状態を把握する方法
     ・疾病利得について理解し、患者さんにとっては治らないほうが都合の良い場合があることについて知る

    後半
     ・そもそもなぜリハの処方が出たのかから見る
       クライアント-セラピスト関係の3つの査定方法と関係構築の技術
     ・バーンアウト(燃え尽き)しないためのセラピストのセルフマネジメント術
     ・自分には手に負えないと思った時の対処法
     ・精神科・心療内科適応の見極め方
     ・セラピスト自身の思考パターンに気づき、負の連鎖を止める方法

    ※プログラムは追加・変更になる場合がございます。

    【必要物品】
    バインダー

    【本セミナーについて】
    講義の進行に合わせて椅子のみのレイアウトを予定しております。
    予めご了承ください。

講師

  •  
    杉長 彬 先生

    リハビリコミュニケーション研究所 代表・作業療法士
    リハビリ職専門コミュニケーショントレーナー
    NLPマスタープラクティショナー

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