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がんゲノム医療の最新事情と今後の展望 ~クリニカルシークエンス・リキッドバイオプシーなど~

【情報機構】

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開催日 2020年6月11日 開始:13:00 | 終了:16:30 | 開場:12:30
会場 [東京・浮間舟渡]板橋区立企業活性化センター2階第2研修室
東京都板橋区舟渡1丁目13番10号 アイ・タワー2F[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 国立がん研究センター研究所 服部奈緒子 氏
国立がん研究センター研究所 飯田直子 氏
定員 30名
主催 株式会社 情報機構
受講備考 1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引

以下、申込要領をご了承のうえお申込み下さい。

<申込要領>
受講料のお支払いは、原則として開催日1週間後までに
銀行振込または受講券に同封のコンビニ・郵便局払込取扱票にてお支払い下さい。
後日になる場合は振込予定日をご明記ください。
※原則として銀行振込の場合、領収証の発行はいたしません。
※セミナー会場での現金による支払いはお断りさせて頂いております。
※コンビニ・郵便局払込取扱票にてお支払いの場合、
原則各店舗から発行される振込受領書をもって領収証とさせて頂きます。
弊社発行の領収証を希望の方、振込受領書と引き換えにて
発行させて頂きますので会場までお持ち下さい。

※申込後、ご都合により講習会に出席できなくなりました場合は、代理の方がご出席ください 。
 止むを得ず欠席の場合、弊社事務局迄ご連絡下さい(受付時間9:00-17:00)。
 以下の規定に基づき、料金を申し受けます。
 開催日から逆算(土日・祝祭日を除く)して、
  講座5日前以前での欠席のご連絡:受講料は頂戴いたしません
  講座3日前~4日前での欠席のご連絡:受講料の70%
  講座当日~2日前での欠席のご連絡:受講料の100%
  セミナー開始後のご連絡なき場合の欠席:受講料の100%

※最小催行人数に満たない場合等、事情により中止になる場合がございます。
   講座の中止・延期に伴う、会場までの宿泊費・交通費等(キャンセル料含)の補償は
   致しかねますのでご了承ください。

詳細はhttps://www.johokiko.co.jp/seminar_medical/AA200673.php
関連資料

概要

■講座のポイント
まず、がんにおけるゲノム異常について、原因や分子メカニズムも含めて説明いたします。次に、現在のがん医療では、どのようにゲノムを解析しているのかについて、次世代シークエンサーの原理・データ解析に関しても解説いたします。また、クリニカルシークエンスの現状と開発状況についてもご紹介いたします。さらに、革新的な技術であるリキッドバイオプシーに関して、使用する体液サンプルの種類、解析方法、解析対象の基本的情報から、メリットやデメリットについても解説いたします。
がんゲノム医療に関して基礎から解説するので初心者の方でも安心してご参加頂けます。また、国立がん研究センターで研究されているがんゲノム医療の最新事情を知りたい実務者の方にもおすすめの講座です。

■受講後、習得できること
・がんにおけるゲノム医療全般
・ゲノム解析の方法、原理、データ処理
・がん医療におけるクリニカルシークエンスの現状
・体液サンプル中のDNAやRNAの種類
・がん医療におけるリキッドバイオプシーの現状と可能性

■講演中のキーワード
・ゲノム異常
・次世代シークエンサー
・血液診断
・cell-free DNA
・circulating-tumor DNA
・エクソソーム

プログラム

  1. ゲノムの基礎
     ・ゲノムと疾患との関連
     ・がん医療におけるゲノム異常の種類と特徴
      a)生殖細胞変異と体細胞変異 ~遺伝性腫瘍との関係~
      b)点突然変異
      c)遺伝子増幅
      d)染色体の構造異常(転座と欠失)
     ・ゲノム異常の分子機構
      a)誘発要因
      b)正常な組織でのゲノム異常
  2. がんゲノム解析
     ・次世代シークエンス
      a)全ゲノムシークエンス
      b)エキソームシークエンス
      c)ターゲットシークエンス
     ・シングルセル解析
      a)原理と意義
      b)がんゲノム解析の事例
     ・次世代シークエンスの次へ(ロングリードの世界)
  3. クリニカルシークエンス
     ・クリニカルシークエンスの種類
     ・国内のクリニカルシークエンスの現状
      a)主な遺伝子パネル検査の紹介から保険適用等の扱いまで
      b)対象者の選択
      c)検体の処理
      d)解析方法
      e)診断方法
     ・国外のクリニカルシークエンスの現状
     ・課題
     ・最新の研究動向
  4. リキッドバイオプシー
     ・がんゲノム医療におけるリキッドバイオプシー
     ・基礎情報
      a)体液サンプルの種類
      b)解析対象の種類(細胞と核酸)と抽出方法
      c)解析対象のDNAの種類と解析技術
      d)解析対象のRNAの種類と解析技術
     ・注目されている理由
     ・安全性や患者への負担などのメリット/デメリット
     ・具体的な事例(症例、検査、治療、関連する医薬品や医療機器など)
      a)出生前診断への応用
      b)がんの存在診断
      c)薬剤奏効性および薬剤耐性の診断
      d)医薬品の紹介
      e)医療機器の紹介
     ・課題
     ・今後の展望

    質疑応答

講師

  • 国立がん研究センター研究所
    エピゲノム解析分野
    研究員 農学博士
    服部奈緒子 氏

    ■経歴
    学歴
    2000年 3月 東北大学農学部 卒業
    2002年 3月 東京大学大学院農学生命科学研究科修士課程 修了
    2005年 3月 東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程 修了 博士号(農学)取得
    職歴
    2004年 4月 日本学術振興会 特別研究員(DC2)
    2005年 4月 日本学術振興会 特別研究員(PD)
    2006年 4月 東京大学大学院農学生命科学研究科 特任助教
    2008年 4月 国立がんセンター研究所 発がん研究部 リサーチレジデント
    2011年 4月 国立がん研究センター研究所 エピゲノム解析分野(名称変更) 研究員
    現在に至る

    ■専門および得意な分野・研究
    専門:分子生物学・腫瘍生物学
    得意な分野・研究:
    ・エピジェネティクス
    ・がん幹細胞

    ■本テーマ関連学協会での活動
    所属学会:日本癌学会、日本分子生物学会、日本エピジェネティクス研究会

  • 国立がん研究センター研究所
    がんゲノム情報管理センターゲノム解析室
    研究員 工学博士
    飯田直子 氏

    ■経歴
    学歴
    1996年3月 関西大学工学部 卒業
    1998年3月 大阪大学大学院工学研究科応用生物工学専攻修士課程 修了
    2002年3月 大阪大学大学院工学研究科応用生物工学専攻博士課程 学位(工学)取得
    職歴
    2002年4月 - 2006年8月 理化学研究所 発生ゲノミクス研究チーム(杉本亜砂子チームリーダー) 研究員
    2007年9月 - 2008年8月 ハーバード大学医学大学院(HMS) Div. Cell Biology Joan Brugge Lab. Research associate
    2009年1月 - 2010年2月 国立遺伝学研究所 人類遺伝研究部門(佐々木裕之教授) 技術補佐員
    2010年8月 - 2012年7月 国立遺伝学研究所 変異遺伝研究部門(山尾文明教授) 研究員
    2012年8月 - 2015年3月 国立遺伝学研究所 大量遺伝情報研究室(中村保一教授) 研究員
    2015年4月 - 2019年3月 国立がん研究センター研究所 エピゲノム解析分野(牛島俊和分野長) 研究員
    2019年4月 ~ 現在 国立がん研究センター研究所がんゲノム情報管理センター ゲノム解析室(白石友一室長) 研究員

    ■専門および得意な分野・研究
    専門:バイオインフォマティクス・ゲノム変異・エピジェネティクス・遺伝学・分子生物学
    得意な分野・研究:
    ・バイオインフォマティクス
    ・がんの変異解析、エピジェネティクス解析

    ■本テーマ関連学協会での活動
    所属学会:日本癌学会、日本分子生物学会、日本エピジェネティクス研究会

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