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アセスメント力強化! 重症患者の呼吸・循環管理 第6回

—「何となく」からの脱出!呼吸・循環看護の日頃の疑問がスッキリわかる!—

このセミナーは受付終了しました。
セミナーに関するご質問はこちらからお問い合わせください。

対象 看護師
分野 臨床技術ICU臨床看護臨床技術その他
受講料 16,000円(税込)
開催日 2020年11月14日 開始:10:00 | 終了:16:30 | 開場:09:20
会場 KFC国際ファッションセンタービル
東京都墨田区横網一丁目6番1号KFC国際ファッションセンタービル[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 国際医療福祉大学成田病院 道又 元裕
国際医療福祉大学成田病院 露木 菜緒
定員 60名
主催 医学教育研究所
受講備考 ご同僚・ご友人をお誘いあわせのうえお申込ください。
お得なグループ割引価格が適用になります。
ただし、代表者様による一括払込みが適用条件になります。

3人以上のグループ受講
1名様 15,000円(お一人当り1,000円OFF)

5人以上のグループ受講
1名様 14,000円(お一人当り2,000円OFF)

10人以上のグループ受講
1名様 13,000円(お一人当り3,000円OFF)
関連資料

概要

呼吸,循環管理は重症患者を看護するうえで基本中の基本です.しかし,意外とメカニズムから理解している方は少ないのではないでしょうか.メカニズムがわかれば,応用ができます.呼吸と循環は切っても切り離せません.呼吸器疾患だからと循環はみなくてもいいわけではありません.丸暗記すると大変であり,なかなか病態や症状,ケアがつながりません.でも,原理原則を理解できれば,なにが起こっているのか,どうすればケアすればいいのか考えられるようになります.呼吸・循環動態を考えられるナースへのコツを伝授します.

こんな方におすすめ

  • 重症患者のケアに関わる入職3年以上のナース

プログラム

  1. 呼吸のメカニズムとアセスメント
    ●呼吸のメカニズム(解剖と生理)
     ・なぜ酸素が必要なのか?
     ・ガス交換と血流の関係
    ●呼吸障害の病態と生体への影響
     ・低酸素血症と低酸素症
     ・肺胞低換気,拡散障害,換気血流比不均等
  2. 循環障害ーメカニズムとモニタリングー
    ●循環のメカニズムとアセスメント
    ●循環モニタリングとアセスメント
  3. 急性循環障害のメカニズム
    ●ショックの分類とメカニズム
  4. 酸素療法の基本とフィジカルアセスメント
    ●酸素療法の種類と特徴
    ●SpO2低下時のフィジカルアセスメント
  5. 事例から学ぶ呼吸・循環管理
    ●酸素療法中の患者のSpO2が低下した
    ●胸が苦しいと訴えた
  6. 質疑応答

受講されることで得られる効果

  • 呼吸・循環のアセスメント力をつける! 基礎からわかる!
  • 呼吸・循環のメカニズムがわかれば,応用が効く!

参加者の声(アンケートより)

・期待通りの内容にとても満足しています。来年度の院内研修に向けて、自己研修になりました。(22年目)
・例えが分かりやすくわかりやすかった。全体的にとても良かった。復習して活用していけるようにしたい。(1年目)
・呼吸・循環管理について、分かりやすく学ぶことができた。(8年目)
・資料が見やすい。こちらが知りたい曖昧な事を聞けて嬉しかったです。(6年目)
・他ではスルーするような内容も分かりやすく教えていただけて良かった。(15年目)
・露木先生の話は、日常的な業務に関係することで勉強になった。自分の今までやってきた事が、やってはいけない事であったと知った。(14年目)
・実践をイメージしやすく、わかりやすい説明でした。(9年目)
・難しく感じることもあったが、学びは多かった。(3年目)
・臨床に合った説明や動画は非常に分かりやすかったです。(12年目)
・ARDSの患者さんの呼吸のことが知れて良かった。吸引のポイントが学べて、明日から活かせると思った。(4年目)
・解剖生理から具体的ケアまで、連動して学ぶことができた。手技について最近のものを根拠まで知ることができ、現場での指導にすぐ役立てられる。(16年目)
・気道ケアのような実践で使える内容はとても良かった。(3年目)
・わからない所が、おーっという感じで理解できた所と、自分の不得意な部分が改めてわかり、おもしろかったです。(9年目)

理解度チェックテスト

Q1.呼吸の基礎知識に関して答えてください
 1.気管分岐部は第4肋間に位置する
 2.SpO2が高くても低酸素症になることがある
 3.低酸素血症と低酸素症は同じことである

Q2.血液分布異常性ショックとは?
 1.血液が脳や心臓など重要臓器に集まる
 2.動脈血と静脈血の血液量が変わる
 3.血液が末梢組織に分布し,重要臓器に戻らなくなる
  
Q3.敗血症性ショックにて血圧低下したときに使用されるカテコラミンは?
 1.ドーパミン  2.ドブタミン  3.ノルアドレナリン

Q4.酸塩基平衡の観点から考えてください
 1.下痢の時は過換気になる
 2.嘔吐の時は過換気になる
 3.下痢や嘔吐は呼吸状態に影響を与えない

Q5.呼吸ケアについて答えてください
 1.SpO2が低下したときは,まず吸引してみる
 2.誤嚥しやすいため,気管カニューレのカフ圧を高めにした
 3.鎖骨窩の陥没は,努力呼吸の徴候である

講師

  • 国際医療福祉大学成田病院
    看護部長
    道又 元裕

    1986 年〜   東京女子医科大学病院 ICU
    2000~8 年 日本看護協会看護研修学校
          救急・集中ケア学科主任教員,副校長,校長
    2008 年~   杏林大学医学部付属病院
          クリティカルケア部門統括マネジャー
          集中ケア認定看護師教育課程主任教員
    2009 年    看護副部長
    2010 年    看護部長
    2019 年より 国際医療福祉大学成田病院 看護部長に就任し,現在に至る.

  • 国際医療福祉大学成田病院
    集中ケア認定看護師
    露木 菜緒

    浜松医科大学医学部附属病院にてICU・救急部他勤務.同院副看護師長を経て,杏林大学医学部付属病院にて勤務.2019年4月より,国際医療福祉大学成田病院.

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