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(オンライン)デジタルPCRの原理と基礎

【情報機構】

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開催日 2021年7月7日 開始:13:00 | 終了:16:30 | 開場:12:30
会場 会場での講義は行いません(オンラインセミナー)
東京都品川区大崎[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 国立精神・神経医療研究センター 北條浩彦
定員 30名
主催 株式会社 情報機構
受講備考 【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

  【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
関連資料

概要

 デジタルPCRは、リアルタイムPCRと並ぶ「定量PCR法」と呼ばれる遺伝子(遺伝情報)の量を測る技術です。複雑な生命体の設計図である遺伝子(遺伝情報)の量をどうやって測るのか?
 本講座では、遺伝子(遺伝情報)の物質としての理解からその検出原理、そして最新のデジタルPCR技術をつかった量的な測定を詳しく解説いたします。

プログラム

  1.  1.1 セントラルドグマ(遺伝情報の流れ)とは
     1.2 核酸の構造、その1:DNA
     1.3 核酸の構造、その2:RNA
     1.4 DNAの複製
     1.5 RNAの転写

    2.PCRの原理
     2.1 遺伝子解析にはクローン化(コピー化)が必要
     2.2 遺伝情報のクローン化方法(イーコーライさんにお願いする?しない?)
     2.3 デート中に思いついたDNA増幅法
     2.4 PCRの普及に温泉が関与?!

    3.デジタルPCRの原理
     3.1 PCRの進化:第一世代、第二世代、第三世代PCR
     3.2 少ない鋳型DNAをどうやって増やして観察するのか?
     3.3 デジタルPCRデータの特徴

    4.デジタルPCRとリアルタイムPCRの違い
     4.1 リアルタイムPCRの短所を補うデジタルPCRの長所
     4.2 デジタルPCRの短所を補うリアルタイムPCRの長所

    5.デジタルPCRをつかった、リアルタイムPCRではできない対立遺伝子発現解析
     5.1 対立遺伝子とは
     5.2 デジタルPCRをつかった対立遺伝子発現解析
     
    (質疑応答)

受講されることで得られる効果

  • ・物質としての遺伝情報の理解
    ・PCRの原理(目的の遺伝情報を増やせるメカニズムの理解)
    ・デジタルPCRの原理とその特徴の理解(遺伝情報の量的な解析の理解)
    ・デジタルPCRとリアルタイムPCRの長所と短所の理解

講師

  • 国立精神・神経医療研究センター
    神経研究所
    室長 理学博士
    北條浩彦

    ■主経歴
    平成2年: 九州大学大学院医学系研究科博士課程修了、理学博士取得
    平成3年~4年: 東京大学医科学研究所、助手
    平成4年~9年: アメリカ合衆国国立衛生研究所(NIH)、国立ガン研究所(NCI)、研究員
    平成9年~14年:東京大学大学院医学系研究科、人類遺伝学教室、助手
    平成14年~現在:国立精神・神経医療研究センター、神経研究所、室長

    ■専門・得意分野
    ヒトを含めた哺乳動物の機能性RNA(マイクロRNA、siRNA(RNAi))の研究

    ■本テーマに関わる主要著書
    ・北條浩彦 (2018) PCRを用いた遺伝子の定量法.ぶんせき 524: 308-314.
    ・原理からよくわかるリアルタイムPCR完全実験ガイド(編集:北條浩彦)、2013、羊土社、(東京).
    ・リアルタイムPCR実験ガイド(編集:北條浩彦)、2008、羊土社、(東京).

    ■本テーマ関連の専門学会・協会・団体活動等
    日本分子生物学会、日本人類遺伝学会、アメリカ人類遺伝学会、Oligonucleotide Therapeutic Society(OTS)

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