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地域包括ケア時代に求められる地域連携

〜退院支援の基本と、外来から始める在宅療養支援〜

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2023年4月22日 開始:13:00 | 終了:17:00 | 開場:12:30
会場 SSK セミナールーム
東京都港区西新橋ザイマックス西新橋ビル4階西新橋2-6-2ザイマックス西新橋ビル4F[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

■会場受講
■ライブ配信
■アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
講師 在宅ケア移行支援研究所 宇都宮 宏子氏
定員 20名
主催 (株)新社会システム総合研究所
受講備考 事前に、セミナー講師へのご期待、ご要望、ご質問をお受けしております。
可能な限り講義に盛り込んでいただきますのでお申込フォームの質問欄を是非ご活用ください。

■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLとID・PASSを開催前日までに
   お送り致しますので、開催日時にZoomへご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3〜5営業日後を目安にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より3月末日まで、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。
関連資料

概要

退院支援に取り組み始めると、「外来で取り組む在宅療養支援の必要性」に気づきます。外来通院時に、訪問看護や在宅医療を導入することで、入院を回避することができたのではないか。地域包括支援センター・ケアマネジャー、そして施設等地域支援者と、変化を共有し、病気や加齢等に伴う生活しづらさへの対応を整えることはできないだろうか。
そんな気づきから、“退院支援”から“在宅療養支援、地域療養支援”といった名称へ切り替え、意図的に外来に焦点を当てた取り組みが広がってきました。そして、暮らしの場だから語ることができるACP支援を地域支援者と共に伴走していくことで、望む場所で人生の幕引きを迎えることへもつながっています。
2022年改訂では、外来機能を、「かかりつけ医機能を担う医療機関」と「紹介受診重点医療機関」に機能分化して、地域で連携強化していく方向で提示されました。自院の外来機能に連動させながら、初診時・継続受診時・入院の前後といった時間軸を意識して、必要な外来看護・意思決定支援・地域支援者との連携調整が提供できる体制について皆さんと深めていきたいと企画しました。

こんな方におすすめ

  • 医療機関の方
  • 看護師の方

プログラム

  1. 講演 退院支援の時代から、外来(日常の療養支援)の時代へ〜外来機能に連動した入退院支援、在宅療養支援〜
    1.地域包括ケアシステム実現に向けて病院に求められる機能と役割
     (1)4つの場面(退院支援・日常の療養支援・急変時対応・看取り)
     (2)退院支援・退院調整3段階プロセス
     (3)地域から見える課題・解決の糸口を探る入退院時連携、ACP支援の継続、在宅ICT等の共有

    2.外来で取り組む在宅療養移行支援
     (1)実践値から見えてきた目指したい支援・地域連携
     (2)チームで提供するかかりつけ医機能

    3.在宅支援チームと病院チームで協働して取り組む入退院支援・看取り支援
     (1)入院決定時から、退院後のフィードバックまでの連携協働のあり方
     (2)安定在宅着地のための退院直後支援
     (3)ケアプロセスを切れ目なくつなぎ、意思決定を支える院内・院外の仕組み
        アドバンスケアプランニング(ACP)への取り組み
  2. 実践紹介
    病院規模・機能に応じて、紹介受診重点病院型・かかりつけ医機能を有する病院型、この二つのタイプの病院看護師から、外来支援の歴史・仕組み作り・教育・地域との連携などご苦労話も含め、ご報告いただきます。
    パネリスト:医療法人社団東山会 調布東山病院 看護副部長、外来科長 金子 イト子 氏
          奥会津在宅医療センター 在宅看護専門看護師 柏木 久美子 氏
          (元福島県立医科大学会津医療センター 患者支援センター勤務)

講師

  • 宇都宮 宏子氏

    在宅ケア移行支援研究所
    宇都宮宏子オフィス
    代表
    宇都宮 宏子氏

    1959年 福井出身。1980年 京都大学医療技術短期大学部 看護学科卒業。医療機関で看護師として勤務、病院からの訪問看護経験し在宅ケアの世界に入る。1992年 京都の訪問看護ステーションで勤務、介護保険制度創設時、ケアマネジャー・在宅サービスの管理・指導の立場で働きながら、病院から在宅に向けた専門的な介入の必要性を感じ、2002年 京大病院地域ネットワーク医療部で活動、退院支援3段階プロセスを開発。
    2012年 起業独立。病院の在宅移行支援、地域の医療介護連携、在宅医療・看取り・ACP等。講演、研修 アドバイザー・コンサルテーション活動。
    【その他の公的活動】
    ・京都大学医学部人間健康科学学科非常勤講師
    ・聖路加国際大学臨床教授
    ・京都府看護協会(在宅ケア推進委員、在宅移行推進事業委員、退院支援・看取り支援人材研修委員等)
    ・東京都看護協会(入退院時連携強化研修実行委員長)
    ・奈良県面倒見のいい病院評価指標作成委員
    ・奈良県立医科大学在宅特別教育プログラム委員 
    ・聖路加国際大学教育センター「退院調整看護師養成プログラムと活動支援」企画メンバー
    ・京都ACP看護研究会共同代表
    ・日本ホスピス・在宅ケア研究会理事
    ・日本在宅医療連合学会評議員
    【賞罰】
    〇京都府知事看護功労賞(2014年)
    〇佐川看護特別賞(2014年)
    〇厚生労働大臣賞 優良看護職員(2017年)
    【主な書籍】
    ・認知症と医療“ACP〜人生の最終章の生き方を考え、話し合う〜”頸草書房2018.12
    ・在宅医療カレッジⅢ部“退院支援のあり方を考える”医学書院2018.12
    ・入退院支援パーフェクトガイド ナーシングビジネス増刊号 メディカ出版2019.2 
    ・スペシャリストが教える認知症を合併している患者の診かた、関わり方(株)新興医学出版社 共著2021.8
    ・地域・在宅看護論 共著3章1(意思決定支援)、5章1(移行支援) 医歯薬出版2021.12

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