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これからの通所系サービスに必要な選ばれる仕組みづくりと職員を巻き込む7つの改善策セミナー(東京会場)

職員のやる気と稼働率を同時に引き上げる3ステップ

このセミナーは受付終了しました。
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開催日 2025年8月10日 開始:10:00 | 終了:16:45 | 開場:09:30
会場 すみだ産業会館
東京都墨田区江東橋3-9-10[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

JR錦糸町駅より徒歩1分
講師 株式会社IDO 山下 総司氏
生活維持向上倶楽部「扉」 川辺 文枝
株式会社隣家 西野 裕哉
生活維持向上倶楽部「匠」 西田 大輔
定員 30名
主催 日本通所ケア研究会
受講備考 (税・資料代込み)
関連資料

概要

\職員のやる気と稼働率を同時に引き上げる3ステップ/
利用者像の多様化、そして国が求める地域共生社会の実現など通所系サービスに求められる役割は今、大きな転換期を迎えています。
本セミナーでは、こうした社会変化を前向きに捉え、稼働率や職員のモチベーション低下といった課題を乗り越えてきた事業所の実践事例をもとに、明日からすぐに取り組める改善手法とマネジメントの工夫をお伝えし、今後ますます求められる「地域に信頼され選ばれ続ける通所系サービス」をつくるために必要な実践的・戦略的なヒントがたくさんの持ち帰っていただきます。
さらに、セミナー終了後には、講師と参加者同士で意見交換できる「情報交換・交流タイム」を開催いたします。
自事業所の課題を客観的に見直し、成功事例との比較を通じて「自分たちに今できること」「明日から取り組むべきこと」を整理する機会となります。
管理者・リーダー層の皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。

こんな方におすすめ

  • 介護、医療、福祉分野に従事されている方

プログラム

  1. 選ばれる通所系サービスの構築へ!
    実践事例に学ぶ「小さく始めて成果につながる!V字回復のヒント」

    [タイムスケジュール]
    講座【1】10:00~12:30
    「職員の「やる気」と「数字」がつながる通所サービスのV字回復実践法~成功事例から学ぶ「稼働率アップの現場戦術」と「改革」のポイント~」
    稼働率の低迷、スタッフのモチベーション低下などその要因は「やる気」や「人数」の問題ではなく、「現場の仕組み」と「考え方」に潜んでいるのかもしれません。本セミナーでは、稼働率が停滞していた通所介護事業所が、わずか数か月でV字回復を果たした「現場主導の改革」を紹介いたします。管理者・リーダー・現場スタッフみんなが数字と向き合いながら前向きに動き出した背景には、送迎・入浴・記録・レクリエーション・地域連携など日々の業務に埋もれた「改善ポイント」の発見と仕組み化がありました。V字回復を実現した小さな工夫、選ばれる工夫、スタッフマネジメントと評価制度の連動など、管理者・リーダーが押さえておきたい「現場戦術」と「仕組みづくり」を余すことなく解説します。職員が動き数字が上がる!その両輪を回すための実践的なヒントをリアルな事例から学べる絶好の機会です。
    講師:山下 総司 氏(株式会社IDO 介護部門ディレクター)
    【内容】
    ・稼働率が上がらない現場に共通する「もったいない」誤解
    ・明日からでもすぐに現場でできる!7つの改善策と導入3ステップ
    (送迎、入浴、記録、レクリエーション、帰宅前の過ごし方、地域つながり)
    ・毎月の売り上げを10万円上げる仕組みを考える
    ・選ばれるマーケティング戦略
    ・利用者募集が必要なくなるデイサービスの魅せ方
    ・スタッフ育成プログラムと効果的な評価について
    ・最終的にスタッフ募集も不要になる など

    講座【2】13:00~14:20
    「選ばれる事業所には理由がある(1)~安定した稼働率をさらにアップさせる3つの仕組み~」
    講師:西野 裕哉 氏(株式会社隣家 代表取締役)
    地域で選ばれ続ける(利用者・ケアマネ・スタッフなど)事業所は何が違うのか。本講座では安定した事業所運営を実現するために実際に行っている様々な取り組みを紹介いたします。単なる介護サービスの提供にとどまらない視点が満載です。「日常的かつ直接的な活動」「地域参加」「選択的プログラム」などを戦略的に展開することで、地域の評価すべてを向上させる仕組みとは?現場からのリアルな声に触れながら、自事業所の次の一手を見つけてください。
    【内容】
    ・認知症の方の地域トラブルがきっかけで始まった地域との顔の見える関係性づくり
    ・地域とつながる社会参加活動の仕掛け(スターバックスでのお掃除ボランティア)
    ・地域内経済循環の促進と高齢者の生きがい創出(ペットフードの製造・販売)
    ・子どもの居場所づくりで多世代交流の促進
    ・安定した稼働率に繋がる「日常的」に「直接的な」活動 など

    講座【3】14:30~15:50
    「選ばれる事業所には理由がある(2)~安定した稼働率をさらにアップさせる3つの仕組み~」
    講師:川辺 文枝 氏(生活維持向上倶楽部「扉」 管理者)/西田 大輔 氏(生活維持向上倶楽部「匠」 管理者)
    地域で選ばれ続ける(利用者・ケアマネ・スタッフなど)事業所は何が違うのか。講座【2】に引き続き、安定した事業所運営を実現するために実際に行っている様々な取り組みを紹介いたします。単なる介護サービスの提供にとどまらない視点が満載です。「日常的かつ直接的な活動」「地域参加」「選択的プログラム」などを戦略的に展開することで、地域の評価すべてを向上させる仕組みとは?現場からのリアルな声に触れながら、自事業所の次の一手を見つけてください。
    【内容】
    ・事業所の「特性(独自の強み)」「方向性(対象者や活動内容等)」の明確化
    ・【特性】男女比率9:1、主な活動として地域、社会貢献、有償ボランティア、地域で困っている方の手助け隊など
    ・【方向性】デイの利用につながり難い方やデイに対して否定的、幼稚なイメージをもっている男性利用者の受け皿
    ・取り組みや活動の継続、発展
    ・【持続】保育園とコラボした世代間交流(タケノコ掘りや門松づくりなど年間を通して5回ほど体験交流)
    ・【発展】継続した地域、社会(企業、NPO法人等)との交流を深める活動
    ・メンバー(ご利用者)さんとパートナーのモチベーションアップの一体化
    ・【特性】【方向性】【持続】【発展】の好循環サイクルでやる気モード(主体的な行動、ケアの質向上)でレベルアップにつながる
    ・ただ発信するだけじゃない!SNSの活用で認知症の理解と自事業所の活動が広く普及 など

    情報交換・参加者交流会 16:00~16:45
    [参加自由]
    成功事例に照らして事業所の改善点を洗い出す&明日からのやるべきことリストの整理
    【内容】
    セミナー終了後に、参加自由の交流・情報交換タイムをご用意しています。他の参加者、講師との意見交換を通じて、講座だけでは気づかなかった視点やアイデアに出会える貴重な時間です。同じ立場だからこそ話せるリアルな課題や工夫を共有し、明日からの行動に活かしてみませんか?お気軽にご参加ください!

受講されることで得られる効果

  • ※参加特典※
    セミナー終了後に希望者へ講師対応の【オンライン相談(無料/60分)】あり

講師

  • 山下 総司氏

    株式会社IDO
    介護部門ディレクター/介護環境アドバイザー
    山下 総司氏

    一般企業に勤務後、介護現場(デイサービス、障がい者施設、介護老人保健施設、在宅ヘルパー等)などで9年間勤務し、パート職員から管理者までを経験。「選択と自由」のある施設づくりをテーマにデイサービス管理者時代に自施設で実践。その取り組みは全国からの見学者を通して広がり、介護現場業務の傍ら「選択と自由の ある施設づくり」をテーマに依頼がある事業所へ伺い、現場に入りながら研修、指導などを行う。平成23年12月に大阪和泉市のデイサービスセンターを退職後、施設環境アドバイザーとして全国各地の介護施設・事業所などで実践を行う。現在は、株式会社IDOの介護部門ディレクターとしても地域づくりに携わる。そして通所・入所に関わらず実際の介護現場に入りの介護・環境アドバイスの実践を行っている。「介護は職員、利用者、経営者、地域が一丸となって構築するもの」という考えのもと全国各地で希望が生まれる施設づくり、地域づくりを実践している。

  • 川辺 文枝

    生活維持向上倶楽部「扉」
    管理者
    川辺 文枝

    ・生活相談員
    ・社会福祉士
    ・介護福祉士
    大学在学中に介護保険制度が始まったことをきっかけに福祉に興味を持ち、高齢福祉の勉強を始めました。研究の一環として、特別養護老人ホームや障害児施設でボランティア活動も行い、現場に触れる機会を積極的に持っていました。
    一度は資格取得のための準備期間として一般企業に就職しましたが、福祉の道をより深く学びたいという想いから、福祉系の専門学校(社会福祉科)へ進学し、改めて本格的に福祉を学び直しました。
    卒業後は特別養護老人ホームに就職し、勤務しながら社会福祉士と介護福祉士の資格を取得しました。この頃、現在の代表・山出と出会い、入居されている方々と日々関わる中で、「ケアの在り方」に疑問を持つようになりました。そんな中、山出が主催する介護技術の勉強会に参加し、根拠に基づいたケアの重要性を改めて学びました。特に、認知症の症状がある方が「安心」を求めて自然と山出の元に集まっていく姿を目の当たりにし、「本当にすごい」と感銘を受けたことが印象に残っています。
    その後、介護現場における「言語化の弱さ」に課題を感じ、一度休職して日本社会事業大学専門職大学院に進学。自分のこれからの方向性を見つめ直す時間となりました。復職後は、悩みながらも現場と向き合う中で、山出より生活維持向上倶楽部「扉」の立ち上げメンバーとして声をかけていただき、その想いや行動力に共感し、現在に至ります。
    日々の実践を通して感じるのは、多くの想いや悩みを抱えてきたご家族やご本人が、本当の意味で安心して日々を過ごせるよう、「生活相談員」として多角的な視点から支援を続けることの大切さです。また、一緒に活動してくれている仲間たちが動きやすくなるような環境づくりも、私の大事な役割だと考えています。
    コロナ禍で地域での活動が制限される時期もありましたが、現在はコロナ前と同様に地域に根ざした取り組みを再開しています。

  • 西野 裕哉

    株式会社隣家
    代表取締役
    西野 裕哉

    1999年3月に東京福祉専門学校を卒業。同年4月に都内の介護老人保健施設へ入職し、8年間介護職として勤務。施設介護での弊害を感じ、入職後2年目には独立を考え始める。独立にあたり在宅介護の現状を知る必要性があると感じ、ケアマネジャーの資格を取得し転職。同職は肌に合わない(ケアマネとして介入できないとこが多くもどかしさを感じてしまい、やはり現場が良い!)と感じ、同法人のデイサービスに異動し5年勤務。
    2013年5月に埼玉県新座市にて株式会社隣家を設立、同年9月にデイサービス隣家を開業。開業当初は家事と木工作業の2本柱で活動していたが、認知症の方の地域トラブルがきっかけで認知症についての理解を広げる活動に取り組み始める。認知症の方と地域の方々が「日常的」に「直接的」な関わりをもてるよう、またメンバーは社会参加の機会確保や役割意識の創出、多世代交流、地域の方々と顔の見える関係性づくり等を目的に、活動の幅を広げている。新座市内の大学(十文字学園女子大学・立教大学)では年に数回、ゲストスピーカーとして認知症について講義をしている。また新座市からの依頼でACP普及啓発の活動や、認知症初期集中支援チーム員としての活動にも参加。2024年デイサービス5選を受賞。

    【取り組み内容】
    [1]スターバックスでのお掃除ボランティア(報酬にコーヒーをご馳走していただけます)
    [2]畑仕事(土づくりから種蒔き、育てた野菜を収穫するまでメンバーと一緒に取り組んでいます)
    [3]ペットフードの製造・販売(フードロスの解消・高齢者の生き甲斐創出・地域内経済循環の促進)
    [4]子どもの居場所づくり(デイサービス隣家メンバーも参加できることでの多世代交流)
    [5]地域子育て支援センターへの訪問(子どもや子育て世代との多世代交流)
    [6]地域のゴミ拾い(地域住民との顔の見える関係性づくり)

  • 西田 大輔

    生活維持向上倶楽部「匠」
    管理者
    西田 大輔

    ・社会福祉士
    ・介護福祉士
    ・介護支援専門員
    ・認知症リーダー研修修了

    2005年、日本福祉大学(通信教育課程)に入学し、福祉についての学びを本格的にスタートさせました。この学びをきっかけに、2008年より特別養護老人ホームで介護職員として勤務を開始。以後7年間、ユニットリーダー、フロアリーダー、そして生活相談員兼ケアマネジャーとして、介護現場の第一線で経験を積んできました。
    2015年4月には、「介護のプロフェッショナル」を目指して株式会社NGUに入職。介護職兼相談員として、さらに実践力を磨きました。
    2019年8月からは、生活維持向上倶楽部「匠」の管理者として、現場の運営とケアの質の向上に取り組んでいます。現在も、株式会社NGUの理念に基づき、「真の専門職」として、またメンバーさんから「心から信頼されるパートナー」として、日々メンバーさんの「生活の営み」を全力でサポートしています。
    「匠」では、9割以上が男性のメンバーさんで構成されており、行き場のない男性高齢者が多く利用されています。幼稚で表面的なアクティビティではなく、地域・社会貢献活動、循環型地域共生活動、自立支援など、真に「生きがい」や「やりがい」を感じていただける取り組みを通じて、ご自宅での生活にしっかりとつながる支援を実践しています。

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