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【PT・OT向け】情動と報酬系へのアプローチに必要なクラインフォーゲルバッハの運動学の実際

 

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2025年8月21日 開始:20:00 | 終了:21:30 | 開場:20:00
会場 オンラインセミナーのためご自宅で受講できます。
兵庫県伊丹市南町[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 びわこリハビリテーション専門職大学 理学療法学科 教授 冨田 昌夫 先生
定員 20名
主催 エポック
受講備考
関連資料

概要

開催日程:2025年8月21日(木)20:00~21:30【オンライン開催】


講師:冨田 昌夫 先生
びわこリハビリテーション専門職大学 理学療法学科 教授
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このセミナー受講で得られる3つのポイント

セラピストの身体づくりとは動作の補助誘導を自身でできるようにすることである
情動とバランスの連携の理解に必要なクラインフォーゲルバッハの運動学を学ぶことができる
運動の支援活動とバランス戦略が理解することができる

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※アーカイブ動画にて見逃し視聴が可能です。当日ご参加ができない場合もご安心ください。

本セミナーはオンライン講義、オフライン講義・実技をハイブリッドして企画しました。

そのため、本講義の内容は実技講習会で学ぶことができますが、まずはオンラインでご受講いただけるよう手配しております。

(本申込はオンラインセミナーのみの一括申込フォームです。実技講習会をご希望のかたは別途申し込みフォームからお申し込みください)

※一括申込で10%割引が可能です。

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「情動系へのアプローチ」といっても何をどうするのか学校では教わったことがないと思います。

そこでセミナーをパート1、パート2と大きく二つに分け、不安や自信の喪失という情動的な問題を抱えた患者さんに接触するためのセラピストの気づきや、リハビリ中の患者様に安心していただけるために我々がどのように動くべきなのか、その時のセラピスト自身の身体づくりがなぜ重要なのかを目的とした講習会を企画しました。

パート1:【PT・OTのための情動と報酬系へのアプローチに欠かせないセラピストの身体づくり】編

パート2:【PT・OTのための患者さんに対する情動と報酬系へのアプローチの実際】編

の2部構成としました。



パート1:【PT・OTのための情動と報酬系へのアプローチに欠かせないセラピストの身体づくり】編のオンライン講義は2回編成、

パート2:【PT・OTのための患者さんに対する情動と報酬系へのアプローチの実際】

編のオンライン講義は2回編成で構成しています。



●●●●情動とバランスの連携に必要なクラインフォーゲルバッハの運動学の基本を学ぶ●●●●

私の行う治療とは治すことではなく学習を支援することです。

学習の支援に際し留意すべきは不安や自信の喪失への働きかけです。

患者さんによっては動作分析や評価をしっかり行い、運動学的な問題点を拾い上げ、できないことを繰り返し練習して治療することも重要です。

しかし、回復期リハ病棟の患者さんでは怪我や損傷で自分自身に自信を持てなくなったり不安になったりしている患者さんが極めて多いです。

不安の大きな患者さんはできないことをくり返しても学習に結び付きません。

かえって不安を強めたり緊張して動けなくなったりしてしまいます。



治療はできることから始めます。その時重要なのは失敗をさせないことです。

そのためには

力学的不利を作らない 
安全安心を確保する 
必要に応じ補助誘導する
という『動作を行うときの基本概念』を徹底して行い、

過剰な防衛反応を抑制し、動けた!という成功体験を実感してもらう体験学習が大切です。



失敗体験をさせずに成功体験から“動作再構築の学習を支援する”ために

クラインフォーゲルバッハの運動学をベースに生態心理学、発生発達学を応用して

生活空間には重力と支持面があることを身体を動かしてみて触って理解し、

安全安心に活動するためのメカニズムを原理的なところから考えていただきます。

そして不安や自信の低下などの情動的な問題があるとバランスのとり方がどう変わるか、

バランスのとり方の違いで情動の変化を評価して、

安全安心を確保しながら成功体験を実感するという報酬が得られるようにアプローチを展開します。



本セミナーでは情動、報酬と学習に関する神経学的な根拠はダイナミックセンターコアという概念に基づいて考えます。その具体的内容は治療編の講義概要の中で紹介します。

プログラム

  1. ●●●●オンラインセミナーのプログラム●●●●
    本講義では不安や自信の低下で、

    動くよりも過剰な防衛反応や自己保存の反応で身を守るために

    身体を固くしているような患者さんとラポールが取れるように接する方法を学びます。

    補助誘導するためにはセラピストがそのような振る舞いをできるように練習する機会を持つことも重要です。

    動作の補助誘導を患者さんに視点を置くのではなく、

    セラピストに視点を置いてセラピストの動き方を学びます。

    基本概念
    パーキングファンクション
    プレーシング
    ダイナミックスタビライゼーション
    ブリッジ活動、テンタクル活動
    運動の支援活動(CWの活性化、CA)
    運動の支援活動とバランス戦略
    運動の拡がり
    その他

講師

  • びわこリハビリテーション専門職大学 理学療法学科 教授
    冨田 昌夫 先生

     

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