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実践!認知症ケア研修会2026(大阪会場)

「特定の人だけができる」からの卒業!「誰もができる」再現性のある認知症ケアへ!

開催日 2026年3月15日 開始:10:00 | 終了:17:15 | 開場:09:30
会場 大阪トヨペットエンタプライズ貸会議室
大阪府大阪市西区立売堀3丁目1番1号[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

(地下鉄中央線「阿波座駅」2番出口から徒歩2分)
講師 和が家カンパニーズ株式会社 直井 誠 氏
株式会社Re学 川畑 智氏
特別養護老人ホームなごみの里 香月 真 氏
株式会社QOLサービス 妹尾 弘幸 氏
定員 80名
主催 日本通所ケア研究会
受講備考 [1講座]4,000円(税資料代込み)/[全3講座]10,000円(税・資料代込み)
関連資料

概要

\「特定の人だけができる」からの卒業!「誰もができる」再現性のある認知症ケアへ!/
「経験豊富なスタッフだけがうまくできる…」そんな認知症ケアの現場を目にしたことはございませんか?
本研修では、スタッフが再現性を持って実践できる関わり方をさまざまな角度から学び、チーム全体で質の高い認知症ケアを実現する力を育てます。日々のケアで誰もが同じ方向を向き、互いの知恵を活かせるチーム作りの具体策や利用者の生活機能や自立を引き出す実践的な方法、日常の関わりを通してご利用者の意欲を引き出し生活の質を高める具体的な実践を学びます。
さらに情報交換会では「困り事対応のリアル」をテーマに現場で直面する課題や悩みを共有し、解決のヒントや応用法を講師・参加者でシェアしていきます。経験や立場に関わらず、誰もが「できる」関わり方を手に入れることで、ご利用者の尊厳を守り、自立した日常生活を支えることができるのではないでしょうか。明日からの介護現場で違いを生む「実践力」をこの研修でぜひ手に入れてください。

こんな方におすすめ

  • 介護、医療、福祉分野に従事されている方

プログラム

  1. [タイムスケジュール]

    講座【1】10:00~11:45
    チームアプローチで高める認知症ケアの「質」
    ~スタッフの関わり方が間違っていませんか!?気づきからBPSDの改善へ~
    講師:直井 誠 氏(和が家グループ 代表)

    認知症ケアの現場では、「本人にとって適切な関わり方ができているか」「チームで同じ方向を向けているか」が、ケアの質とBPSDを起こさせないことに直結します。しかし実際には、スタッフのご利用者への関わり方にばらつきが出てしまい、結果として利用者の不安や混乱を生んでしまうケースをよく目にすることはありませんか。本講座では、認知症ケアを個人の能力に頼るのではなくチームアプローチとして、現場の誰もが再現できる「質の高い関わり方」を具体的な視点で学びます。利用者の小さな変化に気づく観察力、BPSDの背景にある“理由”を見立てる思考法、ケア方針をチームで共有し統一するプロセスまで、日々の支援にすぐ活かせる内容を体系的に整理してお伝えします。
    【内容】
    ・和が家グループの認知症ケアの素
    ・和が家流幸せコミュニティとは…これが「生活」
    ・認知症の症状が進行しているだけではないはず!逆に何を大切にしたら元気になるのか
    ・地域に認知症ケアがしっかりと出来る場を作ろう
    ・認知症ケアをするためのキーワード「安心」「信頼関係」「環境」「生活と役割」「昔昔昔」「育成」
    ・スタッフは快刺激を生み出そう
    ・見えない敵は自分の先入観!スタッフが全く認知症の人という事を抜きにしたら生き返った
    ・認知症ケアの具体的実践の紹介(握手、褒める、満面の笑みでの対話、感情を酌み交わす、個人因子に訴求ほか)

    講座【2】12:45~13:25
    入院・入所・生活不活発による認知機能の低下を防ぐ認知リハビリ・認知訓練
    講師:妹尾 弘幸氏(総合介護施設ありがとう 総施設長/理学療法士)

    高齢者の入院・入所・生活不活発は、身体機能だけでなく認知機能にも大きな影響を及ぼします。環境変化や活動量の低下によって、認知機能の低下やBPSDの誘発にもつながりかねません。本研修では、こうした認知機能低下を予防・改善するための「認知リハビリ」「認知訓練」を現場で再現可能な形で体系的に学びます。認知遂行機能を維持・改善するトレーニングや注意機能へのアプローチ・環境設定など専門職が明日から使える方法を分かりやすく紹介します。
    【内容】
    ・残存機能の改善・活用
    ・認知症ケアではとても重要な「感覚」
    ・認知機能リハ・訓練【1】疾患定義
    ・認知機能リハ・訓練【2】MMSE/長谷川式
    ・認知機能リハ・訓練【3】その他(感覚、記憶、自己認知、コミュニケーション能力、計画力・応用力など)ほか

    講座【3】13:35~15:00
    不安・混乱を起こさせない環境調整と関わり方~認知症利用者とのコミュニケーション技術の実践~
    講師:川畑 智氏(株式会社Re学 代表取締役/理学療法士/ブレインマネジャー)

    認知症の利用者は、環境のわずかな変化や、職員の声かけ・対応の違いによって、不安や混乱が一気に高まりやすくなります。BPSDが出現する背景には、本人が感じる“理解できない状況”や“居心地の悪さ”が潜んでおり、それらは環境調整とコミュニケーションの工夫によって大きく予防・改善できます。本講座では、認知症利用者が安心して過ごせる空間づくりのポイントをコミュニケーションと環境から整理し、なぜそれが不安軽減につながるのかを根拠に基づいて解説します。また、日々の関わり方が、利用者の行動・心理にどのような影響を及ぼすかを具体的に学びます。「なぜ不安が強まるのか」「どうすれば落ち着いてもらえるのか」「職員ごとの対応差をどう整えるか」といった現場の悩みに直結する内容です。
    【内容】
    ・認知症の人の苦手を理解する(非認知症の人との比較)
    認知症の人は短期記憶障害が主症状のように思われがちですが、実は初発症状に過ぎません。認知症の人が感じる本当の苦手について一つずつ紐解きながら、認知症の人が感じている世界観を理解しましょう。
    ・不安と混乱が起こるタイミングをつかむ
    認知症の人の不安と混乱には、内的要因と外的要因があります。時間と場所と行動のタイミングをつかむことが出来れば先回りの予測介護に繋がりますし、できなければ後手介護になります。認知症の人が不安を訴える前にできる環境整備と関わり方について学びましょう。
    ・「当たり前の偏見」が生み出すコミュニケーション障害
    コミュニケーションの5つの段階(認知期、受信期、思考期、判断期、送信期)ごとのポイントを理解し、日常生活に潜むコミュニケーションの落とし穴を回避する方法を学びましょう。

    講座【4】15:10~16:30
    認知症ケア×リハビリテーション
    ~動き・暮らし・関わりがつながる認知症ケア~
    講師:香月 真氏(特別養護老人ホームなごみの里 リハビリ課 主任/Roren 主宰/作業療法士)

    認知症ケアにリハビリテーションの視点を掛け合わせることは、本人の“できる力”を守り、日常生活における「じりつ」を最大化するために不可欠です。しかし、身体機能・認知機能・生活意欲の変化を捉えるだけでは十分ではありません。「どのような生活を歩んできたのか」「どの価値観を大切にしてきたのか」といった生活歴を理解し、そこから生まれるストレングスを見出す視点がなければ、適切な関わりや誘導、そして社会参加へとつなげる支援は成立しません。
    本講座では、「動き」「暮らし」「関わり」を連動させるアセスメントの視点から、本人理解を深める方法を具体例とともに解説します。短期記憶障害や身体機能障害がある中での作業選択・活動実施上の注意点、活動量の引き出し方、意欲の喚起、そして不安や混乱の軽減につながるアプローチを、根拠と実践事例にもとづいて整理します。
    さらに、介護保険サービスの枠に留まらず、ご利用者が家庭や地域で再び役割を担い「活躍できる場」を取り戻すために、私たちの事業所が“ハブ”として果たすべき機能を考えます。既存プログラムに乗ることだけを目指すのではなく、その人らしいストレングスを再び社会へ接続していく視点。社会参加を後押しし、それを受け入れる家庭や地域を整える関わりのあり方。
    人生の最終章の暮らしをより豊かにするために、私たちが今できることとは何か。本講座を通して、価値観に沿った「その人らしい暮らし方」を支え、本人の可能性を再び社会へ開く支援の実践を学んでいただきます。
    【内容】
    ・ストレングスへの気づきやアセスメント
    ・短期記憶障害や身体機能障害の方へのアプローチ―作業選択・導入・実践・評価―
    ・動機付けと継続因子
    ・社会参加に向けた関り
    ・家庭や地域のアセスメントと調整
    ・実践事例紹介 など

    【みんなで情報交換】16:35~17:15
    [参加自由]
    「困りごと」対応のリアル
    認知症ケアの現場で日々感じる「困りごと」、どう解決していますか?この情報交換会では、職場のチームワークの悩み、BPSDへの対応、家族との支援方針のズレなど、現場で直面するリアルな課題について参加者同士、そして講師とも自由に話し合えます。研修の枠にとらわれず、経験や工夫をシェアしながら、「自分だけじゃなかった」「これうちでも実践出来そう」などホッとできる時間に。研修終了後も繋がりを持てるので、情報交換のネットワークを広げるチャンスです。肩の力を抜いて、気軽に参加して、学びとヒントを持ち帰りましょう。

    ■その他■
    本研修会は日本認知症ケア学会単位認定講座です(認知症ケア専門士単位:3単位)

講師

  • 直井 誠 氏

    和が家カンパニーズ株式会社
    代表取締役
    直井 誠 氏

    埼玉県在住。
    現在、主に認知症を対象とした古民家デイ2か所、商業施設内で予防事業のショッピングリハビリデイ、くらしとシゴトバデイを運営し、代表、管理者、生活相談員として日々奮闘している。また、地域活動で認知症啓蒙活動を頻繁に行っており、昭和の古民家ならではの独自の実践を地域に、専門職に、講演、セミナー、オレンジカフェなどを通じて伝え、地域を巻き込んだ事業を推進している。「社会性・関係性の回復により、生きる活力を取り戻し、在宅生活をいつまでも続けられるようになること」がモットー。

    【農家古民家ケア】
    →農家の家をリノベーションし、庭と畑に囲まれた農家的古民家デイ。生活×社会性×人間らしさを回復し、みんなで「仲間」づくりを行い、みんなの居場所を作っていきます。アルツハイマー型認知症や廃用症候群などの方にも適している環境です。

    【買い物&社会参加リハビリケア】
    →買物難民の高齢者、脳卒中や高次機能障害後の生活リハビリにも適してます。買物リハビリのみならず、認知機能の維持改善、引き籠り解消等目指します。買物の次のステップで外出&旅行リハもやってます。

    【地域をまるごと多世代共生ケア】
    →駄菓子屋や地域の茶の間がついた共生の居場所。地域のお仕事、食事の支度、大工仕事、庭仕事、自分らしく生きるシゴトとくらしをみんなで実践。その人らしさの発見と地域多世代交流を目指す場です。

  • 川畑 智氏

    株式会社Re学
    代表取締役
    川畑 智氏

    ・理学療法士
    ・ブレインマネジャー創設
    ・認知症キャラバンメイト

    平成14年に熊本リハビリテーション学院を卒業後、病院勤務と社会福祉協議会勤務を経て、急性期から生活再建期のリハビリや介護予防、地域づくりに携わる。平成18年に日本初の「高齢者のためのアミューズメントパーク」をコンセプトとし公的な介護予防施設「あそびRe(リ)パーク」を開設し、日本国内のみならず、世界中から注目を浴びる。平成21年に熊本県認知症予防モデル事業プログラムを開発。平成27年に株式会社Re学を設立。熊本県を拠点に地域福祉政策に携わり「脳いきいき事業」を展開。認知症の理解・予防・ケアを学ぶブレインマネージャーを創設。令和元年に厚生労働大臣賞を受賞(健康長寿を伸ばそうAWARD)。全国各地で講演活動を行いながら、介護保険制度内外の認知症共生社会に向けた事業を展開し、普及啓発および研究活動に取り組んでいる。

    【主な経歴】
    平成14年3月: 熊本リハビリテーション学院 理学療法学科 卒業
    平成14年4月: 国家資格『理学療法士』免許取得
    平成14年4月: 国保水俣市立湯之児病院リハビリテーションセンター 勤務
    平成17年4月: 国保水俣市立総合医療センター 勤務
    平成18年5月: 芦北町社会福祉協議会 勤務
    平成18年11月: 介護予防等在宅支援事業所『あそびRe(り)パーク』開設
    平成21年7月: 熊本県認知症予防モデル事業プログラム開発者
    平成23年4月: 九州大学オランダプロジェクト「HaSeGa」研究協力者
    平成23年8月: 医療法人 博光会「みゆきの里」認知症対策室 室長
    平成26年10月: 一般社団法人日本パズル協会 特別顧問 就任
    平成27年8月: 株式会社「Re学(りがく)」設立 代表取締役
    平成29年9月: 認定資格「ブレインマネージャー」創設
    平成31年4月: GENKIグループ認知症ケア顧問
    令和3年4月: フェニックスリハ認知症ケア顧問
    令和5年11月: 熊本市社会福祉事業団 顧問

    【主な表彰】
    平成16年11月: 第10回熊本県国保地域医療学会 最優秀賞受賞
    平成17年3月: ドイツ徒手医学 ベーシックコース 認定取得
    平成18年6月: 第45回全国国保地域医療学会 優秀賞受賞
    平成22年5月: 熊本県理学療法士協会賞 りんどう賞受賞
    平成26年3月: 全国キャラバン・メイト連絡協議会 全国優良活動賞受賞
    令和元年11月: 第8回健康寿命を伸ばそう!アワード 厚生労働大臣優秀賞受賞(介護予防・高齢者生活支援分野 企業部門)

    【著書】
    「マンガでわかる!認知症の人がみている世界」 ※20万部突破(Amazon.co.jpベストセラー)
    「マンガでわかる!認知症の人がみている世界2」※ 3万部突破(Amazon.co.jp介護部門第1位)
    「マンガでわかる!認知症の人がみている世界3」※シリーズ26万部突破。
    「さようならがくるまえに」「ボケ、のち晴れなど」等著書多数。
    「月刊DAY」「介護人材」「おはよう21」「MySCUE(マイスキュー)」等の連載を持つ。
    「川畑式頭リハビリパズル」※全国の病院・施設・地域3,500ヶ所でパズルリハビリを展開中。

  • 香月 真 氏

    特別養護老人ホームなごみの里
    リハビリ課 主任/作業療法士
    香月 真 氏

    ・Roren主宰
    ・福岡市保健福祉審議会臨時委員

    福岡出身。2004年よりデイサービスで作業療法士として勤務。福岡市外や福岡市中心部、周辺地域のデイに勤務し、リハビリテーションを行いながら地域性や家族関係など高齢者を取り巻く環境を肌で感じ、高齢者が持つ可能性と環境から受ける影響を目の当たりにする。2015年、都市部に住むデイサービス利用者の多くが、こども世代と同居する事で活動が制限されていること、それによって役割や生きがいの喪失を招き主体的な人生の目標が持てずにいる状況を改善する為に、それぞれが人生で培ったものをモノやコトづくりにして自宅とデイ以外の社会と繋げるRoren【老練】という活動を開始。現在は、在宅で出来たことを施設サービスでも実践出来るよう特別養護老人ホームのリハビリ部門に所属しながらも変わらずRorenの活動を続けている。以下Rorenの活動記録。

    [2015年]
    ・福岡市のアンティーク家具店で展示会を開催
    [2016年]
    ・福岡市のアンティーク家具店、北九州のギャラリーにて展示会を開催
    ・リハケア学会発表
    ・西日本新聞掲載
    [2017年]
    ・福岡県作業療法学会で展示、講義
    ・福岡市のアンティーク家具店での展示&作り手によるワークショップ開催
    ・北九州市のギャラリーで展示会開催
    ・西日本新聞掲載
    ・TV取材
    [2018年]
    ・福岡市のアンティーク家具店、北九州市のギャラリーで展示会開催
    ・TV取材
    [2019年]
    ・大分県日田市ギャラリーにて展示会開催
    ・無印良品での展示会開催
    ・ファッションショーへの出品協力
    ・福岡市カフェにて作り手によるワークショップ
    [2020年]
    ・朗読舞台への協力
    ・柳川市ギャラリーにて展示会開催
    ・作業療法 福岡特集記事
    [2021年]
    ・北九州市ギャラリーにて展示会開催
    ・北九州市 北九州未来創造芸術祭「ART for SDGs」対談
    ・福岡市認知症ライフサポートワーカー研修
    [2022年]
    ・福岡県作業療法学会対談
    ・太宰府市ギャラリーにて展示会開催
    ・北九州市ギャラリーにて展示会開催
    [2023年]
    ・福岡市のアンティーク家具店での展示会開催
    [2024年]
    ・朝日新聞掲載
    ・島根県浜田市議会視察
    [2025年]
    ・台湾視察
    ・鹿児島県錦江町視察
    ・西日本新聞掲載

  • 妹尾 弘幸 氏

    株式会社QOLサービス
    代表取締役
    妹尾 弘幸 氏

    日本通所ケア研究会 会長
    月刊デイ編集長
    総合介護施設ありがとう総施設長
    早稲田大学非常勤講師

    川崎リハビリテーション学院卒業後、救急病院、県立病院などで理学療法士として勤務する傍ら、介護福祉士養成学校などの非常勤講師を務める。1998年に理学療法士勤務の傍ら有限会社QOLサービス(現、株式会社QOLサービス)を設立。2004年に介護部門「多機能地域ケアホームありがとう」を開設。現在は株式会社QOLサービス代表取締役として「月刊デイ」「認知症ケア最前線」「デイの経営と運営」などの定期購読誌を発行する傍ら、介護現場での臨床実践・研究なども精力的に行っている。

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