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セラピストのための身体メンテナンス・ピラティス【オンライン】

 

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2021年9月28日 開始:20:00 | 終了:21:30 | 開場:20:00
会場 オンラインセミナーのためご自宅で受講できます。
兵庫県伊丹市南町※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 リハティスプラス 代表  乾 亮介先生
定員 40名
主催 エポック
受講備考
関連資料

概要

私は急性期の一般総合病院で理学療法士として勤務していました。



臨床は運動器・心大血管・脳血管疾患・呼吸器・がんなどあらゆる患者の理学療法に加えて、訪問リハビリも従事する経験もしてきました。



また、それ以外にも学術活動として学会発表や論文執筆、講演会、養成校での講義等のプレゼンテーションも積極的にしていた時期もありました。



もちろん、基本は病院勤務の臨床家であったため、通勤には片道10㎞(1週間120km)を自転車をこいだりして運動や身体メンテナンスとしてストレッチをしたり十分注意していました。しかし今思えば理学療法士の自分自身が色々としていても腰痛に悩んでいた時期がありました。



ひょっとしたら過去の私のように、忙しい日々を送るセラピストの中には色々な身体的不調を抱えている方は多いのではないかということで今回エポックさんから提案頂き、今回このようなオンラインセミナーを企画させて頂きました。

セラピストにかかる日々のストレス

中腰姿勢でのトランスファーや、狭いベッドサイドでの無理な態勢での施術や運動療法提供
カルテ入力(記載)や書類作成、勉強会や学会発表の資料作成のための長時間デスクワーク等々
管理職であれば、毎日のようにある会議やカンファレンス、スタッフの面談等による座位時間の増大
コロナ禍でもあり、施設外での趣味や余暇活動の制限                                          




気づけばセラピストの身体には日々色々な身体的あるいは心理的なストレスがかかっているのではないでしょうか?



解剖学や運動学、あるいは様々な医学的エビデンスに精通している理学療法士・作業療法士ですが、忙しい臨床業務の中では以外と自分の身体を疎かにしがちです。



あるいは頭で自分の不調の原因は理解していてもなかなかメンテナンスの時間をつくる機会が優先されないままになり、身体の不調をそのまま抱えて日々を過ごしていないでしょうか?





腰が痛いけどなかなか整体院に行けない
肩コリがひどくて頭痛がする
慢性的に疲れが取れていない気がする
睡眠の質の影響のためか、寝ても疲れが取れない(or寝つきが悪くなった)  
等々

そんな時こそ、身体のメンテナンスとしてオンラインのピラティスレッスンを提案したいと思います。



ピラティスとは?

尚、「ピラティス」とは1920年代にドイツ人従軍看護師のジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティス氏が、負傷した兵士のリハビリトレーニングのために、激しい運動が難しい人でも、筋力を強化できるエクササイズを提案したことがピラティスの始まりとされており、起源はリハビリテーションの運動療法の一つです。



日本においては女優やモデルがするフィットネスメソッドの一種という印象がどうしても強く、私も最初はそのように考えていました。

しかし、ピラティスを学ぶ中で、海外におけるピラティスはフィットネスにとどまらず、アスレチックトレーニングやリハビリテーションの有効な運動療法の一つとして位置づけられています。



特にエクササイズバリエーションは1000種類を超え、低負荷のものから高負荷のエクササイズまであり、子供からアスリート、スポーツ愛好家やシニア・高齢者のリハビリテーションまで幅広く対応でき、メディカルの分野でも積極的に取り入れられている運動療法の一つです。

現在私はインストラクターとして予防医療としての整体サロン、ピラティススタジオにとどまらず、整形外科クリニックやメディカルフィットネス、デイケア施設の利用者さんなど幅広いクライアントにピラティスを中心とした運動療法を提供しています。



もちろん、私も日々のメンテナンスにピラティスを取り入れることによって長く患っていた慢性腰痛から解放され、40歳を超えた今の方が、20代の時よりも姿勢も身体の動きのキレもあると感じています。また日々の仕事の疲れも大幅に減り、集中力も持続するようになりました。



もちろん一回のレッスンでどこまでのメンテナンス効果があるかについては人よって差があるかと思いますが、そこは解剖学や運動学に精通しているセラピストのあなたなので、今回のレッスンをヒントに日々のメンテナンスへの気づきや新たなバリエーションとして活用して頂けるのではないかと考えています。



特に今回は理論の話はできる限りコンパクトにして、最低でも60分間は身体を動かして頂けるような構成を考えています。



平日の夜、お仕事が終わり疲れているかもしれませんが、是非、全身を動かすピラティスを体験して頂き、日々のメンテナンスの一つとして活用して頂ければと思います。



皆さんと一緒に良い時間を過ごせることを楽しみにしています。



一緒にリフレッシュしましょう!!





プログラム

ピラティスの理論的背景(5~10分)
ピラティスの原則と確認のためのワーク(20~25分)
ピラティスレッスン(60分)
 

※レッスン内容は参加者の人数にもよりますが場合によってはリクエストに一部反映できるようにも

 したいと思います。例)姿勢改善ピラティス、肩コリ・腰痛対策、股関節疾患のためのピラティス等々



※また、参加者の身体の動きをみながら、より効率的かつ安全性の面から一部ピラティス以外のストレッチ・エクササイズ・ワークを取り入れる場合もあります。



【自宅で用意するもの】

ヨガorピラティスマット(もしくは畳など運動できるスペース)
動きやすい服装
大きめのバスタオル あるいはバスタオルを2枚
水分補給用のドリンク


※注意点



・基本的に不調のある方も参加可能ですが、強い急性症状のある方はご遠慮いただくか、エクササイズは無理しない範囲での参加としてください。



また、慢性症状のある方も、基本的に無理な姿勢やエクササイズがあれば、途中休憩をしながらの参加としてください。


ご自身の身体の動きをチェックしてほしい方は、ご自分の姿が見えるように設定して頂ければ、参加人数にもよりますがレッスン中に、できる限り動きの修正や助言をさせて頂きます。

講師

  • リハティスプラス 代表
    リハビリテーション科科長
    乾 亮介先生

    理学療法士

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