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【2days】股関節疾患が歩行自立に必要な方向転換のリハビリ技術を学ぶ#1181    

 

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2021年12月4日 開始:20:30 | 終了:22:00 | 開場:20:00
2021年12月11日 開始:20:30 | 終了:22:00
会場 オンラインセミナーのためご自宅で受講できます。
兵庫県伊丹市南町※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 立松整形外科・内科クリニック 篠原 崇志 先生
定員 40名
主催 エポック
受講備考
関連資料

概要

私達は日常生活の中で何気なく歩いているように思われますが

実は様々な要素を含んでいるということをご存じでしょうか?



例えば

・まっすぐ歩く

・横に歩く

・後ろ向きに歩く

・一度止まってまた歩き始める


歩くということを考えるだけでも単純にこれだけの内容が思いつきます。

しかしながら歩行はただまっすぐ歩くだけではありません。

右に曲がったり左に曲がったり、急激に停止したり後ろを振り返ったりと

様々な要素を含んで歩いているのです。


特にリハビリ現場では直進歩行の練習はよく目にしますが

切り替えしや急停止、方向転換の練習はどのようにすればいいのか、何を考えながら治療をすればいいのかが苦手だという話もよく耳にします。



本セミナーはそうした悩みを解決する糸口になると思います。



●●●股関節疾患が歩行自立に至るためのバランス能力を評価しよう●●●

あなたは歩行動作の中に方向転換がいくら含まれているか理解していますか。

歩行さえ獲得できれば日常生活を安全に過ごすことができると考えていませんか?



実はそうではありません。

実際自宅での生活となると真っ直ぐ歩行をするよりも

方向転換の方が割合が多いと言われています。

そのことだけでも歩行を再建すれば日常生活を安全に過ごすことができるとは限らないことがわかります。

歩行と同時に方向転換動作をしっかりと獲得することで転倒予防もでき、

本当の意味での自立ができると思います。



●●●股関節疾患の治療で気を付けておきたいこととは?●●●

股関節は体幹から下肢へのつなぎ目の関節であるとともに可動域が大きい関節として知られています。

そのため十分な支持性が保たれていないと

運動連鎖が破綻して疼痛が出現することも多くあります。

また下肢の筋肉に関しても股関節の筋肉は大きく力が強いものも多いため、

股関節が使えないと運動制御もうまく出来ず転倒リスクも高くなります。


今回は股関節の特徴や役割を学習しつつ

歩行や方向転換動作を力学的に考える方法をお伝えします。

また、方向転換動作時に疼痛が出現する患者に対して

なぜ疼痛が生じてしまうのかも考えていただこうと思います。



このような疑問を持って要るセラピストにおすすめです

物理学が苦手だけどバイオメカニクスを学んでみたい
床反力を臨床的にどう考えていけばいいかわからない
股関節の疼痛に関して学んでみたい
方向転換動作時の転倒を予防するリハビリを学んでみたい
転倒について学んでみたい


プログラム

1日目
・動作における力学の理解(ニュートンの法則の理解について)

・床反力中心(COP)と重心(COG)の考え方について

・慣性力の考え方、臨床への応用について

・股関節の機能と特徴、役割

・運動連鎖と股関節の疼痛について


2日目
・転倒について

・実際の方向転換動作についての考察

・方向転換の動作観察のポイント

・方向転換の転倒リスク理解のための評価項目などの紹介

・症例検討

・治療の提案

講師

  • 立松整形外科・内科クリニック
    篠原 崇志 先生

    理学療法士

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