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病院の減災対策と被災時の看護の役割

〜未知の事態に直面したとき入院患者と職員を守るために何をすべきか〜

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2021年12月17日 開始:14:00 | 終了:16:40 | 開場:13:50
会場 オンライン
東京都港区西新橋2-6-2ザイマックス西新橋ビル4階[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

■ライブ配信
■アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
講師 東京都立広尾病院 中島 康氏
清泉女学院大学 小原 真理子氏
定員 20名
主催 (株)新社会システム総合研究所
受講備考 ■ライブ配信について
<1>Zoomにてライブ配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ視聴用URLをお送り致しますので、
   開催日時にZoomにご参加ください。

■アーカイブ配信について
<1>開催日より3~5営業日後にVimeoにて配信致します。
<2>お申込時にご登録いただいたメールアドレスへ収録動画配信のご用意ができ次第、
   視聴用URLをお送り致します。
<3>動画は公開日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。

※ライブ配信受講者様は、追加料金11,000円(税込)でアーカイブ配信を承ります。
関連資料

こんな方におすすめ

  • 医療機関の方
  • 介護施設の方

プログラム

  1. 医療・介護分野での減災への取り組みのコツ
    〜都立公社病院の減災への取り組みから見えてきたこと〜
    中島 康氏【14:00~15:30】

    未知の事態に直面し、入院患者や入所者を守り抜かなければならない時に、我々はどうやって最適解を導けばよいのでしょうか。
    必要な行動は、
     1)現状を冷静に見極める、
     2)今までの業務と訓練とマニュアル等の中からこれからの状況に適応可能な手技や規則を分類する、
     3)可能な限り単純な方法で対応を始める、
     4)実行しながら適宜変更した新しい規則を職員で共有する、という組織の可塑性を保つことです。
    3つの着眼点と様々なコツをお伝えします。

    1.「減災対策」をしませんか? -業務仕分け-
    2.「前年・前例踏襲」から一歩離れませんか? -訓練-
    3.「今まで」を見つめ直し「これから」を始めよう -マニュアル・BCP-
    4.質疑応答
  2. 被災病院の初動における病棟看護管理の役割
    〜入院患者と職員を守るための看護リーダーの情報・判断・行動とは〜
    小原 真理子氏【15:40~16:40】

    被災地内病院の災害発生時における看護の役割は、多数傷病者を受け入れるための看護管理や入院患者と職員を守るための病棟看護リーダーによる情報・判断・行動が求められます。病棟看護リーダーに必要な情報・判断・行動とは何でしょうか。
    過去の地震災害時にリーダーシップをとって活動した看護職が、
     1)判断・行動する際に活用した情報は何か。
     2)得た情報から何を判断したのか。
     3)得た情報を判断した結果、どのような行動をしたのか。
    実際のリーダー看護職を対象に面接を通して分析した結果をお伝えします。

    1.発災直後、病棟リーダー看護職に必要な情報・判断・行動とは何か?分析結果から
    2.分析結果を発災直後、病棟看護活動のCSCA3Tsに整合させると
    3.災害看護教育に活かすDVD
      『被災病院における発災直後の看護活動-看護師に必要な情報・判断・行動とは何か』の作成、作成のねらいと効果
    4.質疑応答

講師

  • 中島 康氏

    東京都立広尾病院
    減災対策支援センター 部長
    博士(工学)、社会医学系専門医・指導医
    中島 康氏

    1996年 奈良県立医科大学 卒業
          東京都立駒込病院 外科レジデント
          東京都立広尾病院 救命救急センター・救急診療科 責任医長
    2011年 岩手大学 大学院工学研究科 生産開発工学 修了
    2015年 開発コンサルタントとして、ASEANやスリランカでODA事業に参画
          東京都立広尾病院 減災対策支援室 副室長
    2020年 東京都立広尾病院 減災対策支援センター 部長(現職)

  • 小原 真理子氏

    清泉女学院大学
    看護学部看護学科
    教授
    小原 真理子氏

    1999年 日本赤十字武蔵野短期大学看護学科、准教授・教授
    2003年度 杏林大学国際協力研究科国際開発問題専攻 博士課程修了
    2005年 日本赤十字看護大学看護学部・看護学研究科、教授
    2011年 東日本大震災被災者支援活動(継続的に参加)
    2014年 JICAインドネシア災害看護教育短期専門家(2年間断続的に参加)
    2019年 清泉女学院大学看護学部看護学科・看護学研究科、 教授(現職)

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