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高齢者のトレーニングつなげるための運動生理学 疾患別コース

高齢心不全、慢性腎臓病、急性・慢性呼吸不全にスポット

このセミナーは受付終了しました。

開催日 2023年3月8日 開始:19:00 | 終了:20:15 | 開場:18:45
2023年3月15日 開始:19:00 | 終了:20:15 | 開場:18:45
2023年3月22日 開始:19:00 | 終了:20:15 | 開場:18:45
会場 オンラインセミナー/Zoom
神奈川県※ご自宅等でのZoom受講となります。※通信環境のよいところでご視聴ください。[地図]
※地図は若干の誤差が生じる場合があります。詳細は主催者よりご連絡いたします。

講師 東京工科大学 日下さと美
東京工科大学 忽那俊樹
湘南鎌倉総合病院 一條幹史
定員 40名
主催 一般社団法人湘南運動科学研究所
受講備考 〇受講料は全3回分です。各回での参加はできません。
〇リアルタイムでのご視聴
開催前日までにご登録いただいているメールアドレス宛に、当日ご参加いただくZoomのURL、ID、パスワードをお知らせいたします。
〇リアルタイムのご視聴のみで、見逃し配信はございません。
〇受講費は事前のお支払となります。お申込後にご登録いただいたメールアドレス宛に振込先をお知らせいたします。ご連絡後、1週間以内にお振り込みください。
〇キャンセルポリシー:ご入金後のキャンセルに際し、原則として返金はいたしませんので予めご了承ください。※災害等でやむを得ずセミナーを開催できない場合には返金をいたします。なお、お振り込み手数料を差し引かせていただきます。ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。

関連資料

概要

疾患別コースは、高齢心不全、慢性腎臓病、急性・慢性呼吸不全にスポットをあてながら高齢者に対するトレーニングを考える時に役立つ運動生理学を学ぶセミナーです。セミナーでは、ケースの生データをみながら、リスク管理や運動療法に役立つ運動生理学を理解し、トレーニング戦略につなげていきます。

第1回 〇高齢心不全
 開催日時:令和5年3月8日(水)19:00~20:15
 内容:高齢心不全療養者(患者)の運動負荷につなげるための運動生理学の復習と日常生活を考える。
 講師:日下さと美(東京工科大学医療保健学部リハビリテーション学科理学療法学先攻)
第2回 〇慢性腎臓病
 開催日時:令和5年3月15日(水)19:00~20:15
 内容:運動時の腎機能やバイタルサインの変化に着目し、慢性腎臓病者のトレーニング戦略を病期別に考える。
 講師:忽那俊樹(東京工科大学医療保健学部リハビリテーション学科理学療法学先攻)
第3回 〇急性・慢性呼吸不全
 開催日時:令和5年3月22日(水)19:00~20:15
 内容:呼吸不全患者へ適切な運動(療法)を提供するための呼吸生理学・運動生理学の要点を説明する。
 講師:一條幹史(湘南鎌倉総合病院リハビリテーション科/呼吸療法部)

<内容詳細>
1.高齢心不全
 高齢心不全療養者(患者)は、低体力/虚弱かつ合併症も多い特徴があります。日常、どのくらい運動をさせていいか分からない、運動が強すぎるのではないか、血圧が低すぎるのではないかなどの疑問を抱くことや、高齢者施設に入所する高齢心不全療養者の生活では強い負荷がかかることはないのではないか、と質問を受けた経験はありませんか。我々は運動負荷を通じて心臓の働きをみています。そのためにもエネルギー代謝を中心とした運動生理学を復習して、運動負荷の方法・生活管理について考えてみたいと思います。

2.慢性腎臓病
 わが国の慢性腎臓病者は約1,480万人と推計されており、約35万人が慢性透析療法を受けています(それぞれ2015年と2020年の統計)。2022年4月には「透析時運動指導等加算」が認められ、慢性腎臓病者に対する運動(運動療法)はますます注目を集めています。慢性腎臓病者の運動は長らく推奨されてこなかった歴史的経緯もあり、運動生理学との関係を含めて学習する機会は多くありませんでした。本講義では、保存期の慢性腎臓病から末期腎不全(慢性透析療法)までの病期別に考慮すべき点について触れながら、トレーニング戦略を考えたいと思います。

3.急性・慢性呼吸不全
 呼吸リハビリテーションは、呼吸困難、運動耐容能、不安や抑うつを改善、健康関連QOLや健康状態を向上させ、入院を予防するエビデンスの確立された治療介入です。呼吸リハビリテーションの中心的構成要素は運動療法であり、呼吸不全患者に対する運動(療法)は標準治療の一部として認識されつつあります。一方で、臨床において呼吸困難感や低酸素血症などの症状を有する呼吸不全患者への適切な運動(療法)の提供は一筋縄ではいかないのが実情ではないでしょうか。本講義では、呼吸不全患者を理解し呼吸不全患者へ適切な運動(療法)を提供するために理解すべき呼吸のメカニズム・呼吸と運動の関係を基礎から復習していきたいと思います。



こんな方におすすめ

  • 高齢者の運動指導に関わっている方
    高齢者では、心不全、腎不全、呼吸不全があり、運動指導に困られている方

講師

  • 東京工科大学
    医療保健学部リハビリテーション学科理学療法学先攻
    日下さと美

    高齢心不全のリハビリテーションのスペシャリストで、教育活動、研究活動、各地での講演活動でご活躍しています。

  • 東京工科大学
    医療保健学部リハビリテーション学科理学療法学先攻
    忽那俊樹

    腎臓病のリハビリテーションのスペシャリストで、教育活動、研究活動、各地での講演活動でご活躍しています。

  • 湘南鎌倉総合病院
    リハビリテーション科呼吸療法部
    一條幹史

    呼吸不全のリハビリテーションのスペシャリストで、ICUと理学療法の臨床現場、講演活動でご活躍しています。

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