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なぜ介護現場のスタッフはレクに困るのか?
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\座学と実技の【体験価値】の創出がスキルアップとサービスの質向上につながる/ 介護現場でレクリエーションのイメージとして、「レク=集団ゲーム」「レク=集団で楽しまないといけない」「レク=プログラムの一環」を想像される方が多いのではないでしょうか。 本来、介護場面におけるレクリエーション(以下、ケアレク)とは、介護を必要とする人が一人の人間として、その人らしい楽しく充実した豊かな生活や人生を再創造(リ・クリエイト)するための基本的な考え方であり、単に集団ゲームやイベント行事、ぬり絵や脳トレの支援だけをしていればよいというものではありません。 その人一人ひとりの自発的・創造的な様々な余暇の活動であり、趣味活動やスポーツ、芸術、学習、テレビ鑑賞、昼寝などさまざまな活動を含みます。 私たちは、「食事」「入浴」「排泄」「移動」のためにだけに生きているのではありません。 上記のADL(日常生活動作)は生活をする上での目的を達成するための手段です。 私たちはその先の趣味活動や楽しみ活動のために生きています。 もちろん介護は生活を支援するサービスなのでADLの介助も大切です。 それ以上に私たち生活期を支える介護職の醍醐味は、目の前のご利用者の「楽しみ活動」や「生きがい」を支援・創造できることだと思います。 本研修では、介護場面における日常生活のさまざまな活動にレクの視点からアクセントをつけることで、介護現場で行っているプログラムがご利用者一人ひとりの生活に意味ある目的的な活動となる支援方法を実際に参加体験いただきます。 レク(楽しみ活動)を日常化すると共に、日常の様々な活動のレク化(楽しみ活動化)の創出を体験価値として持ち帰っていただくことで、スキルアップと翌日からの現場サービスの質向上につなげていただきます。
詳細をご確認される場合は、公式ホームページよりお申し込みいただくか、事務局までお問い合わせください。 【公式ホームページ】 https://tsuusho.com/care_rec 【資料請求・お問い合わせ】 日本通所ケア研究会 〒721-0902 広島県福山市春日町浦上1205株式会社QOLサービス内 TEL : 084-971-6686 FAX:084-948-0641 メール:info@tsuusho.com
高齢期リハケア研究会 代表 寺井 達也 氏
・高齢期リハケア研究会 代表 ・作業療法士 ・生活リハビリプランナー ・AMPS認定評価者 ・ケアストレスカウンセラー 京都府出身。 2006年に作業療法士免許を取得後、介護保険サービスのリハビリテーション業務に従事。通所介護事業所の管理者や訪問リハビリテーションの役職などを経験し、現在は「生活リハビリ」「生活期リハビリ」のフリー講師。大津市行政・企業主催の講座や個人セミナーを開催。また高齢者施設で音楽ボランティアも行っている。高齢者リハビリテーションの主な内容が「機能訓練」「歩行練習」であることに長年疑問に思う。作業療法理論や心理学を学んでいくうちに介護保険サービスに従事する職種問わず「作業療法」の知識が広まれば高齢者ケア・リハビリが充実すると確信する。2021年に直腸がんと診断され、身体障害4級(人工肛門)となる。療養休職中に生活リハビリの著書を二冊出版する。そのうちの「認知行動ケア―高齢者の心理・生活からケアをひもとく」は「作業療法」「介護」「心理学」をミックスした新しい視点の「生活リハビリ」の考え方、実践方法を掲載している。2023年5月に資格「生活リハビリプランナー」を創設(商標登録申請中)。2023年11月にがん局所再発。現在、化学療法を受けながらも「生活リハビリ」を広める活動をしている。
和が家グループ 代表 直井 誠 氏
埼玉県在住。 現在、主に認知症を対象とした古民家デイ2か所、商業施設内で予防事業のショッピングリハビリデイ、くらしとシゴトバデイを運営し、代表、管理者、生活相談員として日々奮闘している。また、地域活動で認知症啓蒙活動を頻繁に行っており、昭和の古民家ならではの独自の実践を地域に、専門職に、講演、セミナー、オレンジカフェなどを通じて伝え、地域を巻き込んだ事業を推進している。「社会性・関係性の回復により、生きる活力を取り戻し、在宅生活をいつまでも続けられるようになること」がモットー。 【農家古民家ケア】 →農家の家をリノベーションし、庭と畑に囲まれた農家的古民家デイ。生活×社会性×人間らしさを回復し、みんなで「仲間」づくりを行い、みんなの居場所を作っていきます。アルツハイマー型認知症や廃用症候群などの方にも適している環境です。 【買い物&社会参加リハビリケア】 →買物難民の高齢者、脳卒中や高次機能障害後の生活リハビリにも適してます。買物リハビリのみならず、認知機能の維持改善、引き籠り解消等目指します。買物の次のステップで外出&旅行リハもやってます。 【地域をまるごと多世代共生ケア】 →駄菓子屋や地域の茶の間がついた共生の居場所。地域のお仕事、食事の支度、大工仕事、庭仕事、自分らしく生きるシゴトとくらしをみんなで実践。その人らしさの発見と地域多世代交流を目指す場です。
理学療法士 野田 和美 氏
阪奈中央リハビリテーション専門学校卒業。卒業後、祐生会みどりヶ丘病院に理学療法士として入職。7年間の勤務の後、退職し株式会社QOLサービスに入社。多機能リハビリセンターありがとうに配属される。現在は、法人内のデイサービスと訪問部門、ショートステイ、サービス付き高齢者住宅にてセラピストとしての視点からよりよい在宅介護のあり方を模索しながらケア・リハビリの知識と技術を提供している。現在、月刊デイにて「座位で行うADL・IADL改善体操」「を好評連載中。 - セラピストとしてご利用者に関わる上で心がけていること - 「真のニーズは何か」「現状のままでいいのか」「どうしたらご利用者のできることが増えるか」「生活の幅が広がるのか」など、ご利用者の可能性が広がる関わり方を実践しています。 - シーティングによって機能が改善したご利用者からの言葉 - 「普段動かさないところを刺激するのでスッキリする」「体が温まる」「食事がしやすくなった」などの声をいただくと専門職冥利に尽きます。 - 今回のセミナーの参加しどころ - 「なぜ姿勢が大切なのか!?」の意味が理解できます。介護スタッフでも座位時のが評価ができるようになり、ご利用者の行動や状態が姿勢動作にどのように影響するのかが分かるようになるので、ますます介護職としての専門性が高まります。
株式会社奏恵詩 代表 /管理栄養士 末藤 浩平
大阪府出身。 大学卒業後、管理栄養士の資格を取得し2008年特別養護老人ホームでの施設管理栄養士として勤務。入居者を中心とした栄養管理を行いながら介護職員と共に利用者様への栄養アプローチを協働。併設のデイサービス利用者様との関わりや、地域包括支援センターからの依頼で地域の高齢者への健康教室、委託配食の配達フォローなどを経て在宅高齢者に関わる栄養管理についての想いが強くなり転職を決意。2013年株式会社はーと&はあとライフサポートへ入職し、デイサービスはーと&はあとの生活相談員兼管理栄養士という立場で在宅高齢者への栄養管理、相談業務を中心に従事。全国的にも珍しく介護職を中心としながらも看護師、管理栄養士、理学療法士、歯科衛生士等専門職を多く配置し、「口から食べることをあきらめない」をテーマに多職種が関わることにより感動体験の実現といきがいづくりの支援ができるデイサービスを目指し管理者を経て在宅配食部門も兼任のマネージャーとして約10年間従事。2024年4月に前職の経験を活かし株式会社奏恵詩を設立。介護職を中心とした配置のみでも職員・利用者様がともに学びを通して栄養、口腔、機能訓練の必要性と行動変容を促すことができるデイサービス設立準備中(2024年8月オープン予定)。
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